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更新日:2024年10月16日
長野県(環境部・企業局)プレスリリース令和6年(2024年)10月16日
長野県は、民間企業等と連携し、2050ゼロカーボンの実現や防災・減災に取り組んでおります。
災害時における電気自動車(EV)や燃料電池自動車(FCV)等の活用について皆さんに知っていただくため、昨年度に引き続き、長野県総合防災訓練での避難所開設・運営訓練において、トヨタ ユーグループ、日産自動車株式会社及び長野県企業局が車両を提供し、関係機関と連携して、給電訓練を実施します。
令和6年10月20日(日) 9時から12時50分まで
小諸市総合体育館(小諸市乙1189-1)
(1)株式会社ドコモCS長野支店が避難所に設置する携帯電話の通信環境確保訓練
・携帯電話充電器やWi-Fiアクセスポイント等への給電
(2)長野県聴覚障害者協会及び長野県要約筆記連絡会等と連携した聴覚障がい者に対する情報伝達支援
・遠隔手話通訳システムを活用するためのタブレットへの給電
・食料や水の配給等の情報を伝えるなど、要約筆記による文字支援を行うためのパソコンやプロジェクターへの給電 など
(3)その他(避難所が停電した場合を想定した、必要となる機材への給電)
・お湯を沸かすための電気ポットや温かい食事を取るための電子レンジへの給電
・避難所内の温度を調節するための扇風機や電気ヒーターへの給電 など
【包括連携協定について】
長野県はトヨタ ユーグループと、令和2年11月10日に「県民サービスの更なる向上を通じた地域社会の発展としあわせ信州及びSDGsの実現に向けた包括連携協定」を締結し、日産自動車株式会社とは、令和3年6月30日に、電気自動車を積極的に活用するなど相互に連携し、県民サービスの更なる向上と地域社会の発展を目指して、「しあわせ信州の実現及びSDGsの達成に向けた包括連携協定」を締結して、2050ゼロカーボンの実現、防災・減災に関すること等に連携して取り組んでいます。
【長野県企業局の取組】
長野県企業局では、企業局の電気(水力)と水(地下水)を用いた100%再生可能エネルギー由来の水素ステーションを県内で初めて整備するとともに、燃料電池自動車(FCV)を導入し、電力の蓄電目的としての活用可能性や、災害時の電源供給の有効性等を検証しています。