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更新日:2024年8月26日
上伊那地域は先人の方々の大変な苦労と努力により農業用水路を築きあげ、現在は米作を中心に長野県でも有数の農業地帯となっています。
しかし、農業用水路等は昭和20~40年代に建設されたものが多く漏水等が発生し維持管理に関係する労力と費用は年々増加傾向にあります。
一方で、上伊那地域の河岸段丘や急峻な地形などに対応して作られた農業用水路は高低差を利用した小水力発電に適する場所を多く有しており、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を活用して売電収入を得ることが検討できます。
本研究会では小水力発電をはじめとした再生可能エネルギー導入に関する先進地視察や課題等について整理・検討し、上伊那地域の農業を安定的・継続的に行っていける仕組づくりのため研究会を開催しました。
第1回研究会の概要
第2回研究会の概要
第3回研究会の概要
第4回研究会の概要
第1回研究会の様子 |
第2回研究会の様子 |
第3回研究会の様子 |
第4回研究会の様子 |
農業用水路を利用した小水力発電の導入検討を行った結果、上伊那美和土地改良区及び伊那市春富土地改良区で小水力発電施設の導入を行うこととなりました。
また、小水力発電施設導入に至らなかった事例をはじめ小水力発電導入に伴う今後の課題やその解決方法、今後の要望などについて意見交換を行い研究会の成果としました。
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