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更新日:2024年12月25日
上伊那地域振興局
農業資産等を活用したキャリア教育のページを更新しました。
農地整備課では、『信州の水・土・里が織りなす 未来につづく農業・農村』を目標に、下記3つの体系から農業農村整備事業を実施しています。
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2024伊那の農業農村整備事業(概要書)(PDF:1,005KB)
上伊那管内で実施している農業農村整備事業や、取り組み状況を掲載しています。
農業農村整備事業の役割と内容(農政部農地整備課のページへ)
農業農村整備事業の役割と内容について、主な事業ごとに説明しています。
写真や動画を共有できるソーシャルネットワークサービス「Instagram(インスタグラム)」、「Youtube(ユーチューブ)」を活用し、上伊那地域の農業水利施設や棚田、ため池等の農業資産の魅力を発信しています。
【Instagram(インスタグラム)】
【Youtube(ユーチューブ)】
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管理係 |
土地改良区指導・検査に関すること、土地改良法手続きに関すること、土地改良財産管理に関すること、工事事務に関すること、補助金交付事務に関すること、用地補償に関すること |
計画調査係 |
農業農村整備事業調査に関すること、新規事業計画に関すること、県単農業農村整備事業に関すること、設計積算に関すること |
水利係 |
かんがい排水事業に関すること、農業用水の水利権に関すること、農振除外と土地改良事業との調整に関すること |
防災係 |
農村地域防災減災事業に関すること、ため池等整備事業に関すること、地すべり対策事業に関すること、災害復旧事業に関すること |
基盤整備係 |
基盤整備事業に関すること、農道に関すること、多面的機能支払に関すること、地籍調査に関すること、農業集落排水事業に関すること |
電話:0265-78-2111(代表)FAX:0265-76-6819
▲西天竜幹線用水路 (辰野町、箕輪町、南箕輪村、伊那市) |
農業用水路など利水を目的に造られた水路の総称です。
扇状地や河岸段丘等の複雑な地形が多い伊那谷では、農業用水の確保に苦労してきました。
しかし、先人たちは努力と英知の積み重ねによって水路を切り開き、現代まで大切に受け継がれてきました。
農業に必要な水の供給はもちろん、故郷の景観を織りなし、生き物を育むなど、多様な役割・魅力を兼ね備えています。
▲六道の堤(伊那市) |
雨が少なく、山や川からの水に恵まれない地域で農業用水を確保するため、一時的に水を貯め、必要な時に水を使えるように、人工的に造られた池のことです。
県内には約1,880ヶ所、上伊那管内には110ヶ所(R6.8時点)のため池があり、古くは江戸時代以前に造られたものもあります。
農林水産省では、ため池の役割や保全の必要性を理解してもらうため、平成22年に全国100ヶ所のため池を「ため池百選」として選定しました(管内では2ヶ所が選定されています)。
▲飯沼の棚田(中川村) |
山の斜面や谷間の傾斜地に階段状に作られた水田を指します。
管内の棚田では、棚田米を使用した日本酒の醸造や、ブランド米としての販売のほか、都市住民との協働による農作業や保全活動、イベントが行われています。
農林水産省では、棚田地域の活性化や棚田の有する役割についてより一層理解してもらうため、令和4年に優良な棚田を認定する取組「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」を実施しました(管内では3ヶ所が認定されています)。
県内の疏水、ため池、棚田の歴史と魅力を紹介しています。
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上伊那地域振興局農地整備課では、身近にある農業用水路等の歴史や役割を学習し、地域の農業への理解を深めていただくことを目的に、土地改良区や市町村、農家の皆さんと連携して、地元の小学生を対象とした「農業用水探検隊」を開催しています。
この取組は、小学4年生の社会科の授業の一環として、天竜川右岸側の農業を支える「西天竜幹線水路」や「伊那西部地区畑地かんがい施設」を見学しながら、地元の土地改良区などからその歴史等をお聞きするものです。
平成19年度に取組を開始し、令和5年度末時点で1市2町1村の9校、延べ約3,600人の子どもたちに参加をいただきました。
また、令和6年度からは、新たに天竜川左岸側にある「三峰川周辺の農業水利施設」の見学コースを設定し、地元企業や有識者の方等とも連携しながら取組を拡大しています。
伊那市内の全中学2年生を対象として毎年開催されている「伊那市中学生キャリアフェス(地域の産業について知るためのイベント)」に参加し、動画や模型、パネル等を活用して、農業水利施設の整備、維持管理という仕事に興味を持ってもらえるよう説明を行っています。
令和6年度は上伊那農業農村支援センターと連携し、長野県の農業・農村の未来を創る仕事のやりがいや魅力をお話しました。
上伊那地域振興局農地整備課と伊那建設事務所の合同企画として、農業土木や建設産業への理解を深めていただくことを目的に、上伊那農業高校の3年生を対象に現場見学会を実施しています。
令和6年度は、辰野町から伊那市へ流れる「西天竜幹線農業用水路」や「円筒分水工」の仕組みについて説明し、高校の所有する水田の水がどこから運ばれるのかを学習しました。
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地域の農村を支える県の農業土木職を就職先の1つとして視野に入れてもらうため、令和2年度から信州大学農学部の2~3年生を対象に複数回の講義を実施しています(令和6年度は、12月5日、12日、19日、26日の計4回)。
業務体験(積算業務、現場監督業務等)や管内にある農業水利施設の見学、土地改良区や県の職員と学生によるディスカッション等の実施により、次代の農業・農村を担う人材確保につなげています。
学生からは、「公務員に対するイメージが変わった」、「農業農村整備事業の流れについて理解できた」、「民間企業との違いを実地に知ることができた」等の前向きな感想をいただき、実際に令和6年度には長野県の農業土木職員として1名が採用され、活躍しています。
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