令和4年度当初予算の要求概要（企業局）

企業局では、「長野県公営企業経営戦略（令和３年３月改定　計画期間：令和３～7年度）」において、企業局の基本目標である「水の恵みを未来へつなぐ」を具現化し、社会環境の変化や直面する課題に迅速かつ的確に対応するとともに、最終年度を迎える「しあわせ信州創造プラン2.0」の目標達成に向けて積極的・重点的に取り組むための予算を要求しています。

なお、企業局は、地方公営企業法に基づき予算の編成等を行い、また各事業に係る経費は主に料金収入により賄っているため、一般会計とは公表形式が異なっていますので、御了承ください。

要求の概要

電気事業

収益的収支

（消費税込み、損益は税抜き）

区分	R4年度要求額 (A)	R3年度当初予算額 (B)	差引 　　　(A)-(B)　　　　(A)/(B)
収入	4,525,855千円	4,306,789千円	219,066千円	105.1％
支出(1)	3,591,094千円	3,381,496千円	209,598千円	106.2％
差額 （損益）	934,761千円 (175,382千円）	925,293千円 (432,606千円）	9,468千円 (△257,224千円）	101.0％ (40.5％)

資本的収支

（消費税込み）

区分	R4年度要求額 (A)	R3年度当初予算額 (B)	差引 　　　(A)-(B)　　　　(A)/(B)
収入	6,581,000千円	3,705,918千円	2,875,082千円	177.6％
支出(2)	10,011,703千円	6,878,490千円	3,133,213千円	145.6%
差額	△3,430,703千円	△3,172,572千円	△258,131千円	108.1%

 

支出総計(1)＋(2)

13,602,797千円

10,259,986千円

3,342,811千円

132.6%

要求のポイント

〔収益的収支〕

収入については、基幹発電所の大規模改修等に伴う美和・春近発電所や与田切発電所の運転停止により、発電電力量の減少を見込む一方で、令和３年度に再稼働した西天竜発電所及び裾花発電所の通年稼働による発電電力量の増加や、受託工事収益、消費税還付金の増加等から、増額計上しました。

支出については、運転管理業務に係る委託料、菅平小水力発電施設の受託工事費用の増加等から、増額計上しました。

〔資本的収支〕

収入については、新規電源開発地点発掘プロジェクトによる新しい水力発電所の建設や基幹発電所の大規模改修等により、企業債の発行が増加することから、増額計上しました。

支出については、新しい水力発電所の建設や基幹発電所である美和・春近発電所の大規模改修の本格化等に伴い建設改良費が増加するほか、発電所建設に係る企業債償還金が増加することから、増額計上しました。

主要事業の概要

主要事業の概要（PDF：46KB）

水道事業（末端給水事業）

収益的収支

（消費税込み、損益は税抜き）

区分	R4年度要求額 (A)	R3年度当初予算額 (B)	差引 　　　(A)-(B)　　　　(A)/(B)
収入	4,233,848千円	4,163,840千円	70,008千円	101.7％
支出(1)	3,930,894千円	3,902,662千円	28,232千円	100.7％
差額 （損益）	302,954千円 (108,467千円）	261,178千円 (106,801千円）	41,776千円 (1,666千円）	116.0％ (101.6％)

資本的収支

（消費税込み）

区分	R4年度要求額 (A)	R3年度当初予算額 (B)	差引 　　　(A)-(B)　　　　(A)/(B)
収入	1,787,122千円	1,499,215千円	287,907千円	119.2%
支出(2)	3,991,266千円	3,507,080千円	484,186千円	113.8%
差額	△2,204,144千円	△2,007,865千円	△196,279千円	109.8%

 

支出総計(1)＋(2)

7,922,160千円

7,409,742千円

512,418千円

106.9%

要求のポイント

〔収益的収支〕

収入については、給水戸数が増加し、給水量が増加することから、増額計上しました。

支出については、広域化検討業務に係る委託料や固定資産の除去に伴う資産減耗費の増加などから、増額計上しました。

〔資本的収支〕

収入については、建設改良工事の増により、企業債借入額が増加するため、増額計上しました。

支出については、耐震化に係る建設工事が減少する一方で、諏訪形浄水場の中央監視制御装置など、老朽化に伴う施設及び設備の更新が増加することから、増額計上しました。

主要事業の概要

主要事業の概要（PDF：45KB）

水道事業（用水供給事業）

収益的収支

（消費税込み、損益は税抜き）

区分	R4年度要求額 (A)	R3年度当初予算額 (B)	差引 　　　(A)-(B)　　　(A)/(B)
収入	1,513,701千円	1,515,162千円	△1,461千円	99.9%
支出(1)	1,424,734千円	1,390,051千円	34,683千円	102.5%
差額 （損益）	88,967千円 (27,217千円）	125,111千円 (53,926千円）	△36,144千円 (△26,709円）	71.1% (50.5％)

資本的収支

（消費税込み）

区分	R4年度要求額 (A)	R3年度当初予算額 (B)	差引 　　　(A)-(B)　　　(A)/(B)
収入	215,000千円	234,200千円	△19,200千円	91.8%
支出(2)	872,415千円	949,658千円	△77,243千円	91.9%
差額	△657,415千円	△715,458千円	58,043千円	91.9%

 

支出総計(1)＋(2)

2,297,149千円

2,339,709千円

△42,560千円

98.2%

要求のポイント

〔収益的収支〕

収入については、点検に伴う送水制限により、供給量が減少するため、減額計上しました。

支出については、広域化等の検討業務に係る委託料や施設及び管路の更新による減価償却費等が増加することから、増額計上しました。

〔資本的収支〕

収入については、建設改良工事の減により、企業債借入額が減少するため、減額計上しました。

支出については、施設及び管路の耐震化関連工事が増加するものの、薬品注入設備などの更新が完了したことにより、減額計上しました。

主要事業の概要

主要事業の概要（PDF：40KB）

事業体系（PDF：98KB）

主要事業一覧（PDF：78KB）

事業改善シート一覧表

注）

1. 収益的収支は、主に営業活動に係る収入及び支出を表します。また、支出額には減価償却費等の現金支出を伴わないもの（損益勘定留保資金）を含みます。
2. 資本的収支は、主に設備投資に係る収入及び支出を表します。なお、収入が支出に対し不足する額は、損益勘定留保資金等で補てんします。
3. 損益は、収益的収支の差額から消費税相当額を控除したものです。

 

＜お問い合わせ先＞
予算要求に関する御意見・御要望については、企業局経営推進課財務係へ令和4年1月14日（金曜日）までにお寄せください。

FAX：026-235-7388

E-mail：kigyo@pref.nagano.lg.jp

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