松本警察署協議会開催結果
開催日時
令和5年6月23日(金曜日)午後3時~午後5時
開催場所
松本警察署
出席者
会長以下17名
警察署長以下16名
議事概要
「電話でお金詐欺(特殊詐欺)」の被害防止対策について
松本警察署管内の「電話でお金詐欺」の発生傾向、現状を説明するとともに、発生の多い「キャッシュカード詐欺盗」の手口について当署員が再現した啓発動画を視聴した。また、留守番電話設定の普及、AI(人工知能)を活用した電話でお金詐欺被害防止サービスの利用推奨、小学生をセーフティリーダーに指名、蟻ヶ崎高校書道部による書道パフォーマンス、劇団「おとめ座」による演劇の実施による被害防止対策の啓発活動等を紹介した。
質問・意見等
【委員】
- AIを活用した電話でお金詐欺被害防止について、機器の設置はどういったところで実施してもらえるのか。
【警察】
- 設置工事は、電話会社が実施している。警察では、設置依頼者に申込書を提出していただき、警察本部経由で電話会社に伝達し、電話会社から依頼者に連絡が入り、機器が設置されるという流れである。
【委員】
- 自宅の電話にも一日2件ほど不審電話があり、留守番電話に設定している。
- 詐欺のような電話があった場合には、電話口に音楽を流して撃退している。
- 「050」から始まる電話番号は、詐欺に使われるのか。
【警察】
- 「050」から始まる電話番号は、IP電話である。「050」から始まる番号が詐欺の電話番号ではないが、詐欺に使われることも多いため、留意していただきたい。
その他の質問等
【委員】
- 高校生の自転車の運転が危ないが、どのような対策をしているか。
【警察】
- 高校生を中心として、安全教育、啓発活動、スタントマンによる交通事故実演等により安全運転を指導している。自転車指導警告票(イエローカード)や交通切符による取締りのほか、安全対策としてヘルメット着用の努力義務化について、指導・広報を推進している。
【委員】
【警察】
- 市内の高校を着用モデル校としてサイクルサミットを開催し、ヘルメットの着用率を高めるための方策について意見を出し合うなどしてヘルメットの着用を推進している。今後も同校の取組が市内、県内の高校へ広がっていけば良いと考えている。ヘルメットの着用率は、体感ではかなり上がっている。