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更新日:2024年2月29日

県の省エネ住宅の取組について

ご意見(2024年1月18日受付:Eメール)

謹啓
悲惨な幕開けとなりましたが阿部知事におかれましてますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
日頃は長野県政にご尽力を賜り心より感謝いたしております。
私は、A市町村で住宅建設を主体とした工務店をしています。
2025年からは省エネ住宅の義務化が始まりますが、弊社は現在G2グレードを当たり前としてお客様に提案しております。温暖化防止対策では、昨年度より国から高額な窓省エネ改修の補助金が施行されました。長野県も独自の補助金がありますが、弊社も補助金を使った工事を何件も行いました。その際にお客様に「どうして高額な補助金を出してまで窓の入れ替えをしてもらいたいか知っていますか?」と聞きます。ほとんどの方は知らないのが現状です。CO2削減や温暖化防止は知らなく、全く意識が無くて他人事で安ければ良いが実情です。ZEH住宅も同じです。ZEHって本当にゼロエネルギー住宅になるの??どのくらい効果があるの??と疑っている方は多いと思います。実情を知ってもらう情報を出しているところが無いからです。これは行政、工務店、メディアが改善しなくてはいけないと常に思っています。弊社のお客様に年間のランニングコストをお見せすると、熱心に見る姿に関心度が伺えます。建設費を掛ければ実態は嘘をつかないことを話し、家中どこに行っても寒くない居心地の良さを話します。住んでいる家が寒いから『今度はこんな家にしたい!』と言ってもらえます。
昨年地球沸騰と言われ始めて2050年にCO2排出量0を目指すのに、日本自体が一つになっていないことが遅すぎるといつも思っています。まだまだ個々は他人事です。阿部知事は長野県の省エネ住宅の補助金のCMに出られていますが、どうして省エネ住宅に補助金を出すのか県民にお話することは出来ないでしょうか?ZEH住宅の省エネの実情を紹介することは出来ないでしょうか?暖房減らしてCO2を減らす為だと言わないと分からない人が多いのです。生意気なことを言って失礼とはわかっていますが、もっともっと切羽詰まる前に理由を説明して関心を持ってもらい、国民が進んで対処する方向に向くことが重要と思っています。何とぞよろしくお願い申し上げます。
末筆ながら多面に渡りご尽力される中でお身体をご自愛ください。謹白

回答(2024年1月25日回答)

長野県建設部長の新田恭士と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただきました「省エネ性能の高い住宅を普及していく目的の県民周知」に関するご意見についてお答えします。
県では、令和3年6月に長野県ゼロカーボン戦略を策定し、2050ゼロカーボンの実現を目標に掲げ、脱炭素化に向けた取組を推進しています。中でも県全体の温室効果ガス排出量の約1月4日を占める家庭部門での削減は喫緊の課題であり、住宅の省エネルギー化が要であることから、豊かな住環境の創出とゼロカーボンの実現に資する住宅の普及を推進するため、令和4年3月に「信州健康ゼロエネ住宅指針」を策定しております。
この指針に適合する住宅に対する補助制度として令和4年度から「信州健康ゼロエネ住宅助成金」を実施し、テレビCM、新聞、雑誌、WEBサイト、SNSなど様々な媒体を活用して「信州健康ゼロエネ住宅のメリット」についての周知を図っています。
上記の媒体での情報発信では、放映時間や広告スペースに制約があることから、「信州健康ゼロエネ住宅ウェブサイト」へ誘導する案内もあわせて行い、同ウェブサイトにおいて、高い省エネ性能を有する住宅の普及を促進する目的を解説しているところです。
今回いただいたご意見も参考にさせていただきながら、引き続き信州健康ゼロエネ住宅をはじめとする高い省エネ性能を有する住宅の普及について、分かりやすい情報発信に努めてまいります。
以上、ご意見への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、建築住宅課長塩入一臣、担当:建築企画係までご連絡くださいますようお願い申し上げます。

【問合せ先:建設部/建築住宅課/建築企画係/電話026-235-7339/メールkenchiku-kikaku(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

(分野別:住宅・景観)(月別:2024年1月)2023000676

お問い合わせ

企画振興部広報・共創推進課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

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