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更新日:2017年5月25日

第1023回長野県教育委員会定例会会議録 

1 日時

 平成29年(2017年)5月25日(木曜日) 午後2時00分から午後2時45分まで

2 場所

 県教育委員会室

3 議題 

○議題

議第1号 教育委員会関係長野県個人情報保護条例施行規則の一部を改正する規則案について

議第2号 平成30年度長野県立中学校入学者選抜要綱(案)について

○教育長報告事項

(1)県教育委員会及び市町村教育委員会相互の連絡調整について            

(2)平成29年度長野県公立高等学校入学者選抜の結果について              

(3)平成28年度公立高等学校卒業者の進路状況について                  

(4)平成28年度学校生活相談センターの相談受付状況について

4 出席者

 ○教育長  原山 隆一

 

 ○委員

  教育長職務代理者  耳塚 寛明

  委員  平林 尚武

  委員  矢島 宏美

  委員  荻原 健司

 

 ○その他 

角田教育次長、菅沼教育次長、堀内教育政策課長、三輪義務教育課長、

塩野高校教育課長、永原特別支援教育課長、北澤教学指導課長、

加藤全国高等学校総合文化祭推進室長、小松心の支援課長、

井上文化財・生涯学習課長、林保健厚生課長、内山スポーツ課長

 

会議録

 

原山教育長

 ただいまから、第1023回教育委員会定例会を開会します。はじめに、本日、塚田委員から所用のため欠席する旨の報告がございました。過半数委員の出席を得ておりますので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第14条第3項によりまして、本会議は有効に成立していることを申し添えます。

 それでは、議事に入ります。議第1号「教育委員会関係長野県個人情報保護条例施行規則の一部を改正する規則案について」、堀内教育政策課長から説明をお願いします。

 

堀内政策課長

 (資料説明)

 

原山教育長

 はい。ただいまの説明につきまして、ご質問、ご意見ございますでしょうか。

 よろしいでしょうか。それでは、議第1号を原案どおり決定したいと思いますが、ご異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

原山教育長

 ご異議ございませんので、議第1号を原案どおり決定いたします。

 次に、議第2号「平成30年度長野県立中学校入学者選抜要綱(案)について」、塩野高校教育課長から説明をお願いします。

 

塩野高校教育課長

 (資料説明)

 

原山教育長

 それでは、ただいまの説明につきまして、ご質問ご意見があればお願いいたします。

 

耳塚教育長職務代理者

 選抜要綱それ自身についてではないのですけれども、県立中学校の卒業後の進路状況というのは、どこかで報告されたことはありましたでしょうか。今日でなくてもいいのですけれども。

 

塩野高校教育課長

 中学校を卒業した後のことですね。ここでの報告はしてございません。

 

耳塚教育長職務代理者

 何か理由があるのでしょうか。

 

塩野高校教育課長

 いえ、特段の理由はありません。今まで屋代高校においては、現在高校3年生がおりますので。高1高2高3といます。諏訪清陵につきましては、今年度、高校1年生が在籍している、そんな状況であります。

 

原山教育長

 耳塚委員がおっしゃっているのは、中学を卒業して、そのまま高校に上がるのか、違う高校に行くのか、ということですね。

 

塩野高校教育課長

 数字は今、ここではございませんけれども、基本的に中学校から高校のほうへ接続をして、卒業して入学しているというのを大原則としております。

 

耳塚教育長職務代理者

 原則は知っています。

 

塩野高校教育課長

 毎年の数をということですね、わかりました。

 

耳塚教育長職務代理者

 今日でなくても構いません。

 

塩野高校教育課長

 まとめて報告できるようにしたいと思います。

 

原山教育長

 次回報告してください。

 

塩野高校教育課長

 分かりました。

 

原山教育長

 ほかにいかがでしょうか。よろしいでしょうか。

 それでは、議題2号を原案どおり決定したいと思いますが、ご異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

原山教育長

 ご異議ございませんので、議題2号を原案どおり決定します。

 続いて、教育長報告事項に入ります。報告書の(1)ですが「県教育委員会及び市町村教育委員会相互の連絡調整について」、三輪義務教育課長から説明をお願いします。

 

三輪義務教育課長

 (資料説明)

 

原山教育長

 ご質問、ご意見があればお願いいたします。

 

耳塚教育長職務代理者

 ずっとこのような表現がされていたのだと思うのですけれども、了解事項の1番と2番と3番を見ますと、校長についてはこの表現がないのですけれども、副校長と教頭については広い視野という言葉が入っています。これは具体的にどんなことを、何を配慮するというように考えればいいのでしょうか。

 

三輪義務教育課長

 了解事項1の(1)(2)(3)に共通して入っている「全県的立場」というのは、適材適所ということを表していまして、そして今ご指摘いただきました「広い視野」、これについては、特に副校長、教頭については若い方が昇任されるということを踏まえまして、地域の教育課題ですとか、あるいはその校種、山間地ですとか市街地ですとかそういったところの勤務、それらについて、その昇任された方の持っている経験や力を活かすところに、あるいは伸びてほしいところを考えながら配置する。そういう面からこの広い視野という言葉を使っているところです。

 

耳塚教育長職務代理者

 ありがとうございました。

 

原山教育長

 ほかにないでしょうか。

 よろしいでしょうか。それでは、教育長報告事項(1)を終了します。

 次に、報告事項(2)です。「平成29年度長野県公立高等学校入学者選抜の結果について」、塩野高校教育課長からお願いします。

 

塩野高校教育課長

 (資料説明)

 

原山教育長

 それでは、ただいまの説明につきまして、ご質問、ご意見あればお願いいたします。

 

矢島委員

 関連しているかどうかわかりませんが、私前々回出た諏訪地域の他県への流出ということが問題だということで発言させていただきました。諏訪地域の他県への流出が101人ということで、5%を越えているという数字が出ているかと思います。諏訪地域への他県からの流入の数がどのくらいなのかということ、まだいろいろなことを考察されているかとは思いますが、諏訪地域の他県への流出を食い止めるためにはどのようなことをしたらいいのかなということを、分かったら教えていただきたいと思います。

 

塩野高校教育課長

 はい。諏訪の地域からですけれども、ご指摘のとおり流出は多い状況でございます。山梨県のほうへの流出が多くて、主だった私立高校が2校ありまして、市立の高校それから県立の高校が、それぞれ居住区に住みながら通うことができるという、そういった条件の下で山梨県のほうで受け入れをしていただいていますので、そういう状況であります。こちらへの流入については、今ちょっと手元に数字がなくて申し訳ないのですけれども、それについては高校教育課としても課題だというふうに考えておりまして、ひとつは学校の魅力づくりをして流出を防ぐこと、あとは現在、中学校等の聞き取りをしながら状況を分析しているところであります。

 

原山教育長

 ほかにいかがでしょうか。よろしいでしょうか。

 それでは、教育長報告事項(2)については終了します。報告事項(3)「平成28年度公立高等学校卒業者の進路状況について」、北澤教学指導課長から説明をお願いします。

 

北澤教学指導課長

 (資料説明)

 

原山教育長

 ご質問、ご意見があればお願いいたします。

 

耳塚教育長職務代理者

 カテゴリーのまとめ方ですが、これまで気がついていなかったのですけれども、専修学校と進学というカテゴリーを作っておられます。しかし、国の統計でもこのようなまとめ方はあまりないのではなかろうかと思います。というのは、通常は高校卒業後の進路として想定されるのは四大、短大それか、それに加えて専修学校、専門課程。いわゆる専門学校と称してもよいとされる学校ですけれども、ここが、取り出されるべきで、予備校は専修学校一般課程になるので、これは質的に全然違うものです。むしろ各種学校に近いようなところがあるので、これは、別にまとめるべきではなかろうかというふうに思いました。そのほうが、いわゆる浪人の関係も、浪人と、専門学校進学者との区別も可能になりますので、そのほうがよろしいのではないのかというふうに思いました。

 

原山教育長

 いかがですか。

 

北澤教学指導課長

 ありがとうございました。これで今まで行ってきてしまいましたが、国への報告をみまして、研究していきたいと思います。

 

原山教育長

 進路等をみますとよく大学進学率の話が出て、日本もどんどん上がってきた。というのは大学の進学率がこれくらいで、そこに専門学校を加えた進学率というと80%くらい、という記述がよく使われますよね。耳塚委員としては、そんなイメージで考えたほうが世間の感覚には合ってくる、ということですね。

 ほかにいかがでしょうか。

 

矢島委員

 質問の内容、質が違うかもしれませんが、つい最近、児童養護施設の高等学校進学者というのが出たのですけれども、長野県で高校3年卒業者が26人くらいいた中での4人ということで、15%くらいというような数字が出ていたかと思います。全体的なその進学の数字に絡めるとかなり進学率が低くて、金銭、経済的な理由等、様々な背景があるかとは思いますが、それらも含めて、進学の選択肢がたくさん増えるようなかたちになっていったらいいなというのは希望です。

 

北澤教学指導課長

 ありがとうございました。私たちのところに具体的なデータがありませんので、いろいろと検討しながら、というふうに思います。

 

原山教育長

 はい。ほかにいかがでしょうか。よろしいでしょうか。それでは、以上で教育長報告事項(3)を終了いたします。

 報告事項(4)「平成28年度学校生活相談センターの相談受付状況について」、小松心の支援課長から説明をお願いします。

 

心の支援課長

 (資料説明)

 

原山教育長

 ご質問、ご意見ある方はお願いいたします。

 

矢島委員

 まだ途中なのですけれども、本当にありがたいな、うまくいっているなというふうに思います。本来の目的、子どもが困っていることを相談できるところの選択肢の一つとして、この学校生活相談センターの機能がしっかり果たされてきているなというのが実感です。それから、ここだけではなくて選択肢の一つとしてここが挙げられているのですけれども、知事部局の子ども支援センターとの連携も、これまで以上に密にしていただけるようお願いいたします。それから、すごくいいなと思ったのが、最後の電話のところで、ありがとうございました。とか、また相談させてください。って、何年か前は、外部の方から結構批判を受けることが多くて、なかなか電話で相談しても聞いてもらえなかったとか、言われたこともあります。このようなことが増えてくるっていうことは、やはり孤立してなかなか相談できない方が、このようにここに相談できて、早い時期に対処できているので、大事にならなくて済んでいるのかなと思います。これからも一層、頑張っていただきたいなと思います。以上です。

 

原山教育長

 はい。

 

小松心の支援課長

 ありがとうございました。フリーダイヤル化してまだ1年目で、これが本当に特徴かどうかというのはまだこれからいろいろ考えていかないといけないのですけれども、矢島委員に今ご指摘いただきましたことを、さらに念頭におきまして、センターでもさらに充実、相談内容がさらに充実できるように処理をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

原山教育長

 はい。ほかに。

 

耳塚教育長職務代理者

 はい。一点、意見でございます。こういうセンターの目的というのは、なによりも相談者の問題解決を支援するという点であるということは間違いないもので、ここは大切なところだというふうに思います。ですがもう一点見方を変えてみると、相談内容等を分析することによって、学校教育での指導のあり方とか教員の子どもとの対応の仕方とか、そういう面に対して、インプリケーションというのはちらっとできるのではないか。それと学校の中にただ聞こえてこないような声もあるでしょうから、現場へのフィードバックということについても重要な役割があるのではないかというように思っております。ですから、そういう活かし方も、今後考えていただければというふうに思いました。

 

原山教育長

 どうですか。

 

小松心の支援課長

 はい。ありがとうございます。相談者の中には具体的に学校につなげてほしいという要望があった場合には、相談者の要望に沿って、学校に、こういうことがあるのだけれども、ということで学校でその指導をしっかり見守ってもらうってことはありますけど、こういうことはまた事例として、生徒指導の研修会などで活かしていきいというふうに思っております。

 

原山教育長

 ちょっと違いますね。

 

耳塚教育長職務代理者

 個別的に、学校にフィードバックするというよりは、もっとこう教育指導とか、そういうことのために使っていただくことができるのではないかという意見です。最後におっしゃったとおりだと思います。

 

小松心の支援課長

 はい。ありがとうございます。

 

原山教育長

 データをどう活かすかということで、考えていくことだと思います。

 

小松心の支援課長

 はい。ありがとうございました。

 

原山教育長

 ほかにいかがでしょうか。

 

荻原委員

 ちょっと一点、ごめんなさい。教えていただきたいのですけれども、日中は心の支援課さんで受けて、夜間、休日は委託会社が受けるというのを、相談をする方っていうのはこのへんの違いを知っていて相談されるのか、どうかっていうのをちょっと教えていただきたい。要は、今日は平日だな、でも県庁の心の支援課さんのところに連絡がいくんだよね、だったら、週末、夜間にすれば、業者のほうへ対応が回るのだから、ちょっと業者さんのほうに電話してみようかなっていう、そういう相談者の心理はあるのか。

 

小松心の支援課長

 すみません。それはちょっとわからないのですが、ただ結局、子どもたちが電話をかけられる時間というのが限られておりますので、お昼休みとか、高校生だとお昼休みとか放課後ということになりますので、なかなかそのこっちへかけたらどうかっていうところまではちょっと把握はしておりませんが、時間帯にもよるかなというふうに思っております。

 

荻原委員

 基本的に相談者は、どこに誰が受けているかっていうのは、それほどわからないですよね。

 

小松心の支援課長

 わからないです。委託先での相談を受ける側は、臨床心理士の資格を持っている方がほとんどですので、そういう意味では、そんなにこっちにかけたからうんと違いがあるということはないというふうに考えております。

 

荻原委員

 はい。ありがとうございます。

 

原山教育長

 ほかにいかがでしょう。

 

矢島委員

 すみません。もう一つ。嬉しい結果の場合なのですけれども、命の電話なんかは、なかなかかけても殺到していて、つながるまでにすごく時間がかかったり、ということがあるかと思うのですけれども、今こちらのほうで、だんだんと、件数が増えていく中で、つながらなかったとか、そういうことがわかるようなものはあるのですか。

 

小松心の支援課長

 すみません。それはわからないです。ただもしかしたら、これだけ一件にかける相談者が増えてくれば、電話をすれば話し中という可能性も出てきますけれども、電話いただいたときに、何回かけても話し中だったとかいう話は聞きませんので、そんなに緊急じゃなければ、ちょっと待ってまた電話するっていうことはしていただけるかなというふうに思います。

 

原山教育長

 ほかにいかがでしょうか。よろしいですか。では、以上で教育長報告事項(4)を終了いたします。

 そのほか、何かございますか。

 

内山スポーツ課長

 (第82回国民体育大会および第27回全国障害者スポーツ大会の開催要望書の提出について口頭報告) 

 

原山教育長

 これにつきまして、何か。

 よろしいでしょうか。そのほか何かありますか。

 

塩野高校教育課長

 先ほど、耳塚委員からありました、県立の附属中学校から高校への入学者の数ですけれども、ここで報告よろしいでしょうか。屋代高校附属中学校につきましては、卒業生一期生が80名のうち80名が高校へ、二期生は80名のうち79名が高校へ、三期生については卒業生78名のうち78名が高校へ。諏訪清陵高校附属中につきましては、一期生のみですけれども80名の卒業生のうち80名が高校へという状況でございます。

 

耳塚教育長職務代理者

 ありがとうございました。

 

原山教育長

 ほかにいかがでしょうか。よろしいでしょうか。 

 それでは、以上をもちまして、第1023回長野県教育委員会定例会を閉会いたします。お疲れ様でした。ありがとうございました。

 

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