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更新日:2024年12月10日
長野県(建設部)プレスリリース 令和6年(2024年)12月10日
県では、能登半島地震を踏まえ、国土交通省が実施する「民間提案型官民連携モデリング事業※」に、ニーズ「災害時のUAV(Unmanned Aerial Vehicle 通称ドローン)による道路緊急点検」を提案しました。その提案が採択され、このたび、県内で実証実験を行います。
※「民間提案型官民連携モデリング事業」:地方公共団体が抱える政策課題を民間事業者と一体となって解決していくために実施。長野県のニーズは、「災害対策・復旧を見据えたインフラ整備・維持管理」分野で採択。
大規模災害時の早期復旧には緊急輸送道路の確保が重要となります。
長野県の緊急輸送道路は被災リスクの高い急峻な地形を通る路線が多く、災害時に複数箇所での被災が発生すると地上からの点検・パトロールのみでは迅速な道路啓開※が困難になることが予想されるため、UAVの目視外飛行による上空からの点検・パトロールの実現性を検討します。
※道路啓開:緊急車両等の通行のため、早急に最低限の瓦礫処理を行い、簡易な段差修正等により救援ルートを開けること。
(1)UAVの目視外飛行(レベル3.5※)による片道約10kmの道路の画像・動画取得
(2)取得データのAI解析による被災箇所の検知
(3)GISを活用した情報共有システムへの取得データの出力
※レベル3.5飛行:補助者・看板の配置等による飛行経路下の立入管理措置を、機上カメラで代替する飛行。
(1)日 程 令和6年12月17日(火) 11時から12時頃まで
※雨天順延の場合は12月18日(水)の同時刻に実施予定
(2)場 所 県道飯田富山佐久間線(阿南町~天龍村)別紙2参照
(3)事業者 パシフィックコンサルタンツ株式会社(東京都)
取材を希望される方は、別紙3に必要事項を記入の上、令和6年12月13日(金)12時までに電子メールにてお申し込みください。
国土交通省「民間提案型官民連携モデリング事業」の詳細は以下のURLや二次元コードからご覧ください。
https://www.mlit.go.jp/report/press/sogo21_hh_000250.html(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
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