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更新日:2024年5月9日
県内に暮らす外国人が増加する中、外国人の日本語学習を地域の活力につなげ、多文化共生の地域づくりを推進するため、次のことに取り組みます。
(本事業は文化庁の地域日本語教育の総合的な体制づくり推進事業交付金(別ウィンドウで外部サイトが開きます)を活用して実施します。)
※令和4年度のコーディネーター活動期間は3月10日で終了しました。
地域日本語教育の充実に向けた取組を推進していくため、その担い手として、総括コーディネーターと地域日本語教育コーディネーターを配置しました。
(画像をクリックするとコーディネーターの紹介リーフレットがダウンロードできます)
総括:佐藤 佳子 コーディネーター
東信地域担当:岩崎 容子 コーディネーター
北信地域担当:岡宮 美樹 コーディネーター
中信地域担当:桑澤 妙美 コーディネーター
南信地域担当:大澤 志那子 コーディネーター
地域日本語教育を進めていくため、地域日本語教育コーディネーターは次の役割を担います。
(1)地域日本語教育の取組に関する相談に対応します
(例:増加する外国人住民のために日本語教育の充実について助言がほしい)
(2)地域日本語教育を推進するための連携体制構築に関する相談に対応します
(例:他団体や地域と連携したいがサポートしてほしい)
(3)新規日本語教室の立上げに関する相談に対応するとともに、立ち上げに向けたサポートをします
(例:新しく日本語教室をつくりたいと考えているがノウハウがないため、助言がほしい)
(4)日本語教育関係者をネットワーク化するための相談に対応します
(例:広域で日本語教育の関係者のネットワークをつくってほしい)
その他にも、地域日本語教育を進めていくために必要な取り組み等に対応しました。
長野県では「多様な日本語教育人材※が連携した学習機会」と「日本語学習者が地域と繋がる機会」が提供できる日本語教室を多文化共生の拠点とした地域づくりを進めています。
※ 日本語教育人材とは「地域日本語教育コーディネーター」、「日本語教師」及び「日本語交流員」を言います。
この取組に賛同いただいた市町村または団体等が設置・運営する地域日本語教室をモデル教室とし、日本語教師及び日本語交流員を派遣しました。
令和4年度は佐久、長野の2地域で実施しました。
長野県では、日本語教室を多文化共生の拠点とした地域づくりを進めるため、「外国人の日本語学習の支援」と「外国人と地域をつなぎ共生を支援する」役割を担う「日本語交流員」を養成しています。
日本語を指導する日本語教師と協力しながら、日本語習得のお手伝いをする方です。
また、外国人が地域で安心して生活でき、活躍できるよう地域に溶け込むサポートを担っていただく方です。
※日本語教師とは異なります。
誰もが暮らしやすい地域を実現するための日本語学習支援について考え、支援者として学び続けることができるとともに、地域における多文化共生を推進する担い手となることができる者を養成する。
オンライン形式
回 | 日時 | その他 | |
第1回 | 7月6日(水曜日) | 午後7時から午後9時まで (2時間) |
自宅におけるオンライン受講 |
第2回 | 7月13日(水曜日) | ||
第3回 | 7月20日(水曜日) | ||
第4回 | 7月27日(水曜日) | ||
第5回 | 8月3日(水曜日) |
回 | テーマ | 内容 | 講師 |
第1回 | 日本語交流員として ~活動を想定してみよう~ |
外国人支援の様々な事例紹介、日本語交流員とは | 地域日本語教室創出支援事業 総括コーディネーター 佐藤 佳子 氏 |
第2回 | 長野県、地域の独自性 ~どんな特徴があり、どんな日本語教室があり、学習者がいるのかを知ろう~ |
県内に在住する外国人、多文化共生施策、地域の支援者の状況、地域日本語教育の実施体制と支援者の役割等 |
地域日本語教室創出支援事業 地域日本語教育コーディネーター |
第3回 | 多文化コミュニケーション ~コミュニケーションから相手の文化を尊重しよう~ |
異文化理解とは、多文化コミュニケーションとは、傾聴等 | JICA 長野デスク 国際協力推進員 木島 史暁 氏 |
第4回 | 日本語交流員の役割と多文化共生(学習者の背景に対する理解) ~日本語交流員の役割を学ぶとともに多様性を認め合おう~ |
日本語交流員に求められる役割、外国人をめぐる国内外の動き、多文化共生とは、「生活者としての外国人」に対する日本語教育の目的・目標等 | 武蔵野大学 グローバル学部 日本語コミュニケーション学科 准教授 神吉 宇一 氏 |
第5回 | やさしい日本語 ~日本語交流員として身につけておくべき日本語のスキル~ |
やさしい日本語とは、やさしい日本語をに使ってのコミュニケーションの手法等 | 信州大学 人文学部 准教授 坂口 和寛 氏 |
長野県における活動を通じて、地域住民の意識を変えていく重要な役割ができ、多文化共生に興味のある者
※日本語学習支援の活動経験や資格の有無、国籍等は問いません
受講者50名、修了者44名
日本語交流員としてより実践的な内容に取り組んでもらうため、スキルアップ研修を開催します。
誰もが暮らしやすい地域を実現するため、地域の多文化共生を推進する日本語交流員としての資質・能力のスキルアップを図る。
回 | 日時 | 場所・形式 | |
第1回 | 12月4日(日曜日) |
午後1時30分から |
オンライン(Zoomを予定) |
第2回 | 12月11日(日曜日) | allla(アルラ)1階 多目的室 (伊那市荒井3428番地7) |
|
第3回 | 2月12日(日曜日) | オンライン(Zoomを予定) | |
第4回 | 2月19日(日曜日) | allla(アルラ)1階 多目的室 (伊那市荒井3428番地7) |
回 | テーマ | 内容 | 講師 |
第1回 |
日本語交流員の役割と多文化共生 コミュニケーション実習 |
初期研修受講後の振り返り コミュニケーション実習 |
地域日本語教室創出支援事業 地域日本語教育コーディネーター 岡宮 美樹 氏 |
第2回 |
地域のリソースと外国人支援 コミュニケーション実習 |
地域の外国人支援の繋ぎ先 コミュニケーション実習 |
地域日本語教室創出支援事業 |
第3回 | 実践の振り返り ~振り返りを通して実践について改めて考えよう~ |
実践の振り返り(活動報告) | 地域日本語教室創出支援事業 地域日本語教育コーディネーター 大澤 志那子 氏 |
第4回 | 日本語交流員として ~長野県の多文化共生社会を思い描こう~ |
研修全体の振り返り ・私たち地域の目指す姿(再度) ・日本語交流員の活躍の場について |
地域日本語教室創出支援事業 |
長野県日本語交流員養成初期研修の修了者のうち、スキルアップ研修未受講者
受講者17名、修了者13名
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