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更新日:2017年3月16日
去る3月5日、訓練のために飛びたった本県の消防防災ヘリコプター「アルプス」が松本市前鉢伏山東側斜面に墜落するという痛ましい事故が発生しました。
この事故により、文字通り身命を賭して、数多くの人命を救ってきた長野県消防防災航空隊員9名の尊い命が失われたことは、誠に痛恨の極みであります。
お亡くなりになられた方々に深く哀悼の意を表しますとともに、御遺族並びに関係者の皆様に心からお詫びを申し上げます。
亡くなられた隊員は、高い志のもと厳しい訓練を重ね、その卓越した技術により、山岳救助をはじめとする人命救助活動に、強い使命感をもってあたってまいりました。多くの人たちから信頼され、愛されてきた彼らの活躍は、私たち長野県民の誇りであります。
亡くなられた隊員がこれまで築いてきた県民の皆様の安全に対する備えに引き続き万全を期していくことこそが、彼らの御遺志に報いる道だと信じております。そのため、当面、県内各消防機関はもとより、県警本部、消防庁をはじめ他都道府県の消防機関、自衛隊などあらゆる関係機関の応援をいただきながら、消防防災能力の確保に、最大限の努力をしてまいります。
また、御遺族の皆様に対しては、その深い悲しみに寄り添いながら、関係消防機関の方々とともに、お支えしてまいりたいと考えております。
私自身「アルプス」に何度も搭乗し、隊員たちの真剣で頼もしい姿を間近で見てきただけに、今回の事故は本当に無念でなりません。
お亡くなりになられた隊員の皆様の崇高な消防精神を胸にしっかりと刻み込み、引き続き、県民の安全確保に全力で取り組んでまいります。
平成29年3月16日
長野県知事 阿部 守一
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