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更新日:2024年11月29日
生活保護世帯に属する高校生及びその保護者に対し、高校等への入学時点から進路選択に対する相談・支援を行うとともに、進学する意欲があるにもかかわらず学習環境や学習機会の確保に課題がある者について学習塾費用等を助成することにより、大学等への進学を支援し、進学率の向上及び貧困の世代間連鎖の解消を図ること
●令和6年度学習塾費用等助成事業(学習塾代・模試代・大学等受験費用の補助金)の詳細はこちら
(令和5年度から様式が一部変更になっていますので、ご注意ください。)
福祉事務所は、生活保護世帯の高校生が、将来自立した社会生活を送るため、主体的に進路の選択を行えるように、保護者を交えて、入学当初からケースワーカー等による進路に対する相談・支援を実施します
生活保護世帯に属する高校生及びその保護者
進路選択に向けた相談・支援
・ 高校入学後、家庭訪問等により高校生及び保護者に面接し、高校等入学の目的、卒業に向けての意欲、将来の進路の考え方等の確認
・ 将来の進路について早期から意識できるよう促し、高校生が主体的に進路を選択できるよう支援
・ 生業扶助やアルバイト収入の取扱い等の説明を十分に行い、生活保護制度の理解を深めるよう働きかけ
・ 必要に応じてケース検討会議を実施し、具体的な支援方法や支援内容について方針を決定
大学等進学に関する相談・支援
・ 高校生の進路選択に資するよう、大学等進学後の支援策(進学準備給付金、修学支援制度、奨学金等)について情報提供
・ 報提供に基づき、高校生が主体的に進路選択できるよう相談・支援
・ 学校、保護者と連携し、学業成績等の把握に努める
・ 進学を目指す場合の本事業による学習塾費用等の助成について情報提供
○進学を目指す意欲のある高校生について、本人の意思を確認の上、交付申請書の作成を支援
○交付申請書が提出された場合は、内容審査の上、県に進達するとともに、県に推薦
・生活保護を受けている高校生等
(高等学校、中等教育学校【後期課程】、特別支援学校【高等部】の最終学年及びその前年度の学年に在学する者)
・福祉事務所長の推薦を受けた者
〇補助率
10分の10
〇補助対象経費
学習塾等に要する費用
・入会金・授業料(受講料)・教材費など
大学等受験に要する費用(最終学年のみ)
・大学等受験料
〇補助上限
最終学年に在学する者
・学習塾等に要する費用 250,000円
・大学等受験に要する費用 70,000円
※ただし、子ども家庭庁が実施する「こどもの生活・学習支援事業」を活用した
模試代・大学等受験費用の補助金事業を実施する市町村に居住するものの場合はその差額
最終学年の前年度の学年に在学する者
・学習塾等に要する費用 238,000円
<注意事項>
・留年した者に係る基準額は、上記基準額から留年する前の当該学年在学中に既に交付された補助金の額を減額した額とします。
・本事業は、進学を目指す子供の学習について支援を行うものであり、原則受験向け講座を想定しています。
授業のフォローアップ、高校中退防止のための学習支援は想定しておりません。
対象となるもの
・学習塾(集合授業、個別指導、オンライン授業)
・通信教育(オンライン指導等含む)
原則として対象外
・家庭教師
本事業の補助申請については、福祉事務所を通じて申請していただきますので、担当しているケースワーカにご相談ください。
・長野県子どもの進学支援事業補助金交付要綱(PDF:559KB)
文部科学省では、しっかりとした進路への意識や進学意欲があれば、家庭の経済状況に関わらず、大学、短期大学、高等専門学校、専門学校に進学できるチャンスを確保できるよう、令和2年4月から高等教育の修学支援新制度を実施しています。
https://www.mext.go.jp/kyufu/index.htm(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
https://www.jasso.go.jp/index.html(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
https://www.pref.nagano.lg.jp/kodomo-katei/hitorioya/shien.html#kashituke
https://www.nsyakyo.or.jp/soudan/loan/(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
中高生向けの支援制度をマンガで紹介する冊子
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/seikatuhogo/index.html#h2_free7(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
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