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更新日:2024年3月6日
畜産試験場
豚枝肉撮影装置で撮影した画像を解析して豚ロース中の脂肪交雑の調査と評価を行い、迅速・簡便に脂肪交雑を判定できる豚脂肪交雑判定表「長野P.M.S」を開発した。
パスチャライザーは発酵乳作製に利用でき、余剰乳と市販ヨーグルトから作製した発酵乳を給与したF1子牛の日増体量は代用乳給与F1子牛と同程度であった。
強化哺乳プログラムに基づいて飼養している乳用子牛の人工乳の採食量は、飲水量と高い相関がある。また、寒冷期には飲用水を加温することで、温暖期と同等の発育が期待できる。
鶏舎のねずみ対策には、金網とブラシによる侵入防止対策と、行動制限下での忌避剤を用いた避難場所からの追い出しによる駆除が有効である。
飼料用ソルガム「東山交38号」は高消化性遺伝子(bmr-18)を持つ極晩生のソルゴー型ソルガムで、収量が高く、牛の消化性や選好性に優れ、「風立」の後継品種として有望である。
「信州黄金シャモ」雛にクランブル飼料を給与すると、マッシュ飼料を給与した場合と比較して増体量が大きく、飼料要求率が改善され、鶏群の体重の斉一性が高まる。
ケンタッキーブルーグラスは乾物収量が高く、可消化養分総量も約60%DMであり、放牧地における有望草種である。ノシバは草地造成に時間がかかるものの、季節ごとの乾物収量及び飼料成分値の変動が小さい特徴がある。
調査した公共牧場でのニホンジカによる牧草の減収割合は、美ヶ原牧場で56.2%、高ボッチ牧場で35.4%であった。
「信州黄金シャモ」の雛へ枯草菌(Bacillus subtilis C-3102株)資材を添加する場合、飼料に対し1%までは成長を促進する効果があるが、3%まで添加すると成長促進効果は認められない。また、枯草菌の添加により、腸内細菌叢が改善される。
愛媛県が保有する名古屋種は当場保有系統と比較して産卵率が高い傾向がある。愛媛県保有系統を母鶏としてシャモ833系統と交配して得られた「信州黄金シャモ」は慣行の「信州黄金シャモ」と同様に発育するが、産肉量は雌鶏でやや少なく、腹腔内脂肪量は雌鶏、雄鶏ともに少ない特徴がある。
肥育素牛の和牛間交雑種(短黒牛)を放牧後、畜舎内肥育を行うと赤身牛肉が生産できる。
県内特産品の干し柿の製造副産物である柿皮を分解処理、乾燥したパウダーを牛に給与すると第一胃内メタン濃度を低下させる。
牛体外受精卵の発生過程で体外受精後の卵割様式と2細胞形成開始時間が胚盤胞胚形成の予測要因として利用できる。
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