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更新日:2024年4月24日
畜産試験場
温暖期のOPU実施48時間前にFSH製剤を投与すると、発生胚盤胞胚数の割合が高くなる。また、寒冷期は温暖期と比較して胚盤胞胚の発生数は少ない。
乳牛ふん尿を堆肥化する場合、堆積開始後1~2週間ほどで堆積物温度が70℃以上になるように乳牛ふん尿にもみ殻を添加すると、もみ殻の添加量が少なく55℃程度までしか上がらない場合に比べ、温室効果ガスの発生量をCO2換算で3割程度減少できる。
飼料用とうもろこし「KD731」は相対熟度(RM)123の中生品種で、「タカネフドウ」より多収である。
県内の飼料製造業者から購入が可能で、粗蛋白中のリジンの比率を約3%に調整した飼料を肥育後期豚に給与することにより、筋肉内脂肪含量が多い豚肉の生産が可能である。
筋肉内脂肪含量が高い豚肉は「やわらかさ」「ジューシーさ」「食感の好ましさ」が高く、霜降り豚肉としてブランド化を図る場合は、筋肉内脂肪含量の基準として4%以上を用いることが望ましい。
乳牛ふん尿の堆肥化処理時に副資材の混合量が少なく堆積開始後1~2週間ほどで堆積物温度が55℃程度までしか上がらないと想定される場合、初回切返しまでの期間に多量の温室効果ガスが発生する。堆積開始時に完熟堆肥で表面を覆うと堆肥化処理時の温室効果ガスの発生量をCO2換算で最大25%程度減少できる。
密閉縦型堆肥化装置の発酵の特徴と脱臭の状況を調査した。冬季は加温が望ましい。発酵期間は短く堆肥は未熟である。木材チップの脱臭効果は認められない。
県産地鶏「長交鶏3号」を2.5羽/平方メートルで飼育すると、雄鶏における脚弱の発生を予防し、胸部水疱の発生リスクを低減するだけでなく、産肉性を向上させる。
県産地鶏「長交鶏3号」に対する低濃度飼料の給与は、低栄養から胸部水疱の発生リスクを上昇させるとともに、雄鶏ではムネ肉の産肉性を低下させる。
マンガリッツァ種は、一般的な大型品種と比較して子豚の生産効率及び発育性は劣るが、皮下脂肪はオレイン酸が多く、融点が約30℃と低い特徴がある。
メタン排出の抑制効果が得られる柿皮パウダーを、搾乳牛、肉用繁殖牛及び黒毛和種肥育牛に長期間給与しても生産性や繁殖性を阻害せず、肥育牛では日増体量が向上するとともに肉質の消費者評価が高まった。
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