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更新日:2025年3月3日
飯田保健福祉事務所
レジオネラ症は、レジオネラ属菌に汚染された水の飛沫を体内に吸い込むことで発症する感染症です。
レジオネラ肺炎とポンティアック熱の2つの病型があります。
レジオネラ肺炎は、高熱、呼吸困難などの症状が出て、重篤の場合、死亡することもあります。
乳児や高齢者、病人などの抵抗力の低下している人がかかりやすい傾向にあります。
レジオネラ属菌は、土壌など自然界に広く生息する微生物で、一般的に36℃前後が最も繁殖に適した温度と言われています。
そのため、循環式浴槽や冷却塔など微生物が増殖しやすい環境にレジオネラ属菌が入り込むと、急激に増殖することがあります。
入浴施設の衛生管理が不十分だと、浴槽や配管、ろ過装置などにぬめりができます。
レジオネラ属菌は、このぬめりに生息するアメーバに寄生し、繁殖します。
そのため、浴槽や配管、ろ過装置などを定期的に清掃・消毒するとともに、水質管理を徹底することが重要です。
レジオネラ対策のページ(厚生労働省ホームページ)(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
入浴施設の衛生管理の基準は、公衆浴場法、旅館業法、長野県条例等で定められています。
入浴施設では、浴槽水の換水、給水、給湯、加温、循環ろ過装置等の各種設備の清掃・消毒を行い、それらの設備を定期的に点検しましょう。
また、入浴者に衛生上の注意を喚起しましょう。
レジオネラ症発生防止のための衛生管理基準(PDF:82KB)
浴槽水中のレジオネラ属菌の検査は、衛生管理が適切に行われているかどうかを確認するためのものです。
水質検査の頻度は、以下のとおりです。
浴槽水の水質検査を実施している検査機関は、保健所にお問い合わせください。
※レジオネラ症の発生が疑われる場合には、浴槽の使用を中止し、保健所に連絡してください!
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