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更新日:2024年10月31日
前略
令和5年3月24日付けで審査庁(公立大学法人長野県立大学)から情報公開審査会に諮問された案件(「第116号」という番号が振られたと聞きました)が一度たりとも審査会での議題になることがなかったのはどうしてでしょうか。諮問後にどのように扱われたのか、その経緯をご説明くださいますようお願いいたします。
なお、当方は当該審査案件の審査請求人です。当該案件が長期間にわたり塩漬けにされたことに違和感を覚えています。
長野県総務部長の渡辺高秀と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただきました情報公開審査会の審査に関するご質問について、お答えします。
このたびは、投稿者様が提出された審査請求に関しまして、時間を要した点やその経緯などにご不快の念を抱かれていることについて、まずはお詫びを申し上げます。
公立大学法人長野県立大学が保有する公文書の公開決定に関する投稿者様の審査請求について、審査会で審査が行われなかった点と諮問後に時間を要した点について、それぞれご説明します。
同大学法人は、投稿者様の審査請求につきまして、当初、審査会へ諮問を行いましたが、同大学法人として審査請求の内容を検討し直した結果、本年6月20日、投稿者様の審査請求を認める裁決を行い、審査会に対する諮問を取り下げました。こうしたことから、審査会での審査は行っておりません。
次に、諮問後に時間を要した点についてです。昨年10月に公表しましたとおり、審査請求手続に必要とされる「処分庁における弁明書の作成」と「審査請求人の反論書の提出機会の付与」の手続を行っていなかったことが判明したことから、投稿者様の請求案件も含め、諮問中の全ての案件について、適切な手続となるよう補正を行いました。これに伴い、通常の処理に比べて多くの時間を要してしまいました。
不適切な処理により、投稿者様をはじめ審査請求人の皆様に多大なご迷惑をおかけしたことに対しまして、改めてお詫び申し上げます。
審査会の審査期間につきましては、令和4年に投稿者様からご意見をいただきましたことを機に見直し、諮問から答申まで平均1年を要していたところ、年間の審査回数と1回当たりの審査時間数を増加させることで、6か月から8か月程度で行えるよう改善を図っております。今後とも速やかな審査の進行に努めてまいります。
以上、ご質問への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、情報公開・法務課長:伊豫田暁史、担当:情報公開・文書管理係までご連絡くださいますようお願い申し上げます。
【問合せ先:総務部/情報公開・法務課/情報公開・文書管理係/電話026-235-7059/メールkokai(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】
(分野別:その他)(月別:2024年9月)2024000338
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