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更新日:2025年2月26日
松川ダム管理事務所
土砂の流入でダム貯水池の堆砂がすすんでいます。
松川ダムは、昭和50年の完成以来、洪水調節や水道用水の供給等の大切な役割を果たしています。しかし、松川ダム上流域は地形が険しく地質がもろいため、昭和58年台風10号を初めとする度重なる洪水により、計画を上回る土砂が貯水池に流入し堆積しました。これを堆砂といいます。
台風や豪雨の度に、堆砂は急増しています。昭和62年から堆砂の搬出(ダムリフレッシュ事業)を行っていますが、これだけでは堆砂量の減少は難しく、深刻な状況です。
堆砂状況写真
堆砂状況
貯水池に堆積している土砂を掘削により排除し、貯水池の機能を回復するとともに、予備放流を解消し洪水防御の機能を高めるため、新たに貯水容量を増やします。
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平常時 |
洪水に備えた予備放流 |
洪水の時 |
再開発(予備放流の解消)
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流入してくる土砂のうち細かい土砂を、貯水池の上流からバイパストンネルで流水とともにダムの下流に流します。粗い土砂は分派堰に堆積させて掘削により排除しコンリートの材料などに活用します。
土砂バイパスのしくみ バイパスは土砂が流入してくる出水のときに行います。普段のきれいな水は貯水池にいれます。
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