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更新日:2022年7月7日
松川ダム管理事務所
片桐ダムは、下伊那郡松川町の西部、天竜川水系松川の天竜川合流地点より約7km上流に建設された重力式コンクリートダムです。
松川は、町のほぼ中央を西から東へ流れ、天竜川にそそぐ一級河川です。下流一帯には、約180haの水田が開け、農業用水の水源としての重要な役割を果たしています。
しかし、河床勾配が約1 / 16と急であることから、過去たびたび洪水が起こり、沿岸は大きな被害を受けてきました。
一方、伊那谷は中央自動車道の開通に伴い、大きな発展が見込まれると同時に生活水準の向上から、水需要の急激な増加が予想されています。
こうしたことから、ダム建設の声が強まり昭和51年度から実施調査を始め14年の期間をかけ、平成元年度完成となりました。
この片桐ダムの完成は、今後の地域発展に大いに役立つものと期待されています。
ダム正面 ダム側面
ダム背面 松川湖