諏訪湖環境研究センターについて
県内河川・湖沼の水質と生態系の課題解決に向け、水質及び生態系の一体的な調査研究を行うため、令和6年4月に「諏訪湖環境研究センター」を岡谷市に設置しました。
任期付研究員(令和7年4月採用)を募集します!
諏訪湖環境研究センターで研究業務に従事していただく任期付研究員を募集します。
受付期間:令和6年9月4日(水曜日)から令和6年10月2日(水曜日)
詳しくは次の受験案内をご覧ください。
長野県職員(任期付研究員)採用選考受験案内(令和7年4月採用)
諏訪湖環境研究センターについて
センター設置の背景
- 県内の河川・湖沼の水質は、下水道の普及等により長期的には改善が進んでおり、河川の環境基準達成率は95.7%とおおむね良好だが、湖沼は46.7%と低い状況(令和4年度)
- 県内最大の湖である諏訪湖については、水質改善の一方で、近年ヒシの大量繁茂や湖底の貧酸素の拡大、漁獲量の減少など、生態系の保全・回復に向けた複雑な課題に直面
センターの概要
- 開設日:令和6年4月1日
- 所在地:岡谷市長地権現町4-11-51(男女共同参画センター建物の2~4階を利用)
センターの役割
- 課題の多い諏訪湖を中心に、県内河川・湖沼の水環境保全に向け、実態把握と課題解決のための研究機能に重点を置く
- 県内河川・湖沼等の水環境保全に関する情報発信の拠点とする
- 大学や地域関係団体等との連携、情報発信を強化するとともに、地域に根差した学びを推進
≪センターのイメージ≫
主な調査研究テーマ
研究成果は、諏訪湖創生ビジョンが目指す「人と生き物が共存し、誰もが訪れたくなる諏訪湖」の実現をはじめ、県内河川・湖沼の水環境保全施策へ展開
水質に関する調査研究
- 諏訪湖溶存酸素濃度測定
- 諏訪湖底質性状に関する研究(信州大学との連携)
- マイクロプラスチック実態調査
- 農薬等微量化学物質の分析手法の確立等
水質及び生態系の一体的な調査研究
- 気候変動下における諏訪湖の生物資源量の把握に適した手法の開発
- 諏訪湖とその周辺に生息する魚類等の種多様性と分布動態の解明
- 環境改善の手法の検討・その効果と生態影響調査
センターの詳細
センターに関する詳しい情報は、諏訪湖環境研究センターのホームページをご覧ください。