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更新日:2022年4月8日
土砂災害の要因となる自然現象には、主に「土石流」、「地すべり」、「がけ崩れ」の3つの種類があります。
それぞれの特徴と前兆現象を次に示します。前兆現象を感じたら、その場からすぐ避難しましょう!
大雨によって、山や谷の土や石が水と混じって、流れ下る現象です。
時速20km~40kmの早さで流れ落ちてきます。
川や沢の中でゴロゴロという音がする(巨石が転がる音)
山からザワザワやドーンという地鳴りがする(木が巨石等でなぎ倒されている音)
雨が降っているのに、川や沢の水が減る(上流で土砂による川がせき止められている)
ゆるやかな斜面が、ゆっくり滑り落ちていく現象です。
地下水が地面を動かしています。地震がきっかけになって動くこともあります。
山からザワザワやメキメキという音がする(地すべりによって木が倒されている音)
池の水が濁ったり、減ったりする(地下水が異常流出している)
地面にひび割れや段差ができる(地すべりによって地面が引き裂かれている)
急ながけが一気に崩れ落ちる現象
一瞬のうち崩れ落ちる。地震がきっかけになって落ちることもあります。
小石がパラパラ落ちてくる
斜面から濁った水が湧き出る
斜面にひび割れができる
長野県では、土砂災害の恐れがある区域を「土砂災害警戒区域」、また、建築物に損壊が生じ、住民に著しい危害が生じるおそれがある区域を「土砂災害特別警戒区域」として指定しており、場所は信州くらしのマップで確認できます。
長野県では、「河川砂防情報ステーション」で降雨の状況や土砂災害危険度メッシュを公表しています。
河川砂防情報ステーション(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
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