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更新日:2024年2月21日
佐久地域振興局
「噴火警戒レベル」が変わっても、その時々の多彩な姿を楽しめる。
日本百名山「浅間山」で、雄大な自然を体感しよう!
浅間山登山情報 index
浅間山は標高2,568mの活火山。そびえ立つその雄大な姿、そして四季折々の美しさは昔から多くの人々に親しまれてきました。上信越高原国立公園にも指定されている、浅間山と連なる山々の豊かな自然は、数多くの動植物を育み、高山植物、高山蝶、野生動物など貴重な生物が多数生息しています。
一方、世界でも有数の活火山である浅間山は、長い歴史の中で、時には大きな噴火を繰り返してきました。
そのため、噴火に対する備えもいち早く実施されており、日本で最初に火山観測所が設置されるなど、国内で最も監視体制が整えられた山の一つです。火山活動の監視や火山情報の発表は、気象庁の火山監視・警報センターにて24時間体制で行われています。
噴火警戒レベルとは『火山活動の状況に応じて「警戒が必要な範囲」と防災機関や住民等の「とるべき防災対応」を5段階に区分して発表する指標』です。
浅間山では、噴火警戒レベルごとの立入禁止区域が設定されており、その時々のレベルによって、登山者が立入可能な範囲が変わります。噴火警戒レベルごとに立入可能な登山道については、以下の地図をご確認ください。
噴火警戒レベルごとに立入可能な登山道
浅間山は活火山ですが、噴火警戒レベルに応じて安全に登山を楽しんでいただき、もしもの時には登山者が適切に避難できるよう、様々な安全対策が取られています。
登山者の安否確認に必要となりますので、登山する際には必ず「登山計画書」を作成し、提出してください。
※登山ポスト設置場所:「天狗温泉浅間山荘そば、火山館コース登山口」、「高峰高原ホテルそば、黒斑コース登山口」
なお、冬山登山は事前の計画段階から厳しい冬山に対応できる装備を整え、余裕のある日程で安全な登山・行動を心がけてください。
(1) 登山者向けのヘルメット無償貸出
(2) シェルター(避難壕)の設置
噴煙の増加や地鳴りなどが発生した場合は速やかに下山し、状況によっては登山道にある「シェルター(避難壕)」に避難してください。シェルター(避難壕)設置場所は以下の3か所です。
(3) 緊急時の「防災行政無線放送」
緊急時には防災行政無線スピーカーの放送の指示に従い、状況によっては下山してください。防災行政無線スピーカー設置場所は以下の4か所です。
(4) 防災情報メールでの緊急情報の配信
「小諸市防災情報メールサービス(別ウィンドウで外部サイトが開きます)」に利用登録すると、小諸市から気象や地震、火山防災情報等の緊急情報がメール配信されます。
(5) 最新情報
(6) 冬山情報
黒斑山は、冬山初心者に登りやすい山として人気です。
槍ケ鞘、トーミの頭などは雄大な浅間山を望む絶景スポットとして知られていますが、体力消耗等から転倒、転落リスクが高まる場所でもあります。
特に積雪期には、アイゼンを岩場等へひっかけて転倒、転落事故が発生しています。こまめに休憩を取り、足元に常に注意を払いましょう。
※マイカーで登山口へお越しの際は、冬用タイヤの装着もしくはタイヤチェーンの準備必須です。
噴火警戒レベルにより立入可能範囲が異なる浅間山。警戒レベル1の時だけ楽しめる「浅間山・活火山体感コース」、警戒レベル2でも気軽に絶景を楽しめる「お手軽絶景コース」、浅間山の魅力を存分に楽しむ「いいとこどり縦走コース」など、多彩な楽しみ方ができます。何度も訪れて、季節ごとに姿を変える山容を楽しむのもおすすめです。
おすすめコースのルートマップや、見られる景色の例、高低差などの詳細情報は、以下の各リンクからご覧ください。
おすすめコース名・リンク | 登山可能な噴火警戒レベル | 歩行時間の目安 |
---|---|---|
浅間山・活火山体感コース | 「警戒レベル1」の時 | 約6時間40分 |
お手軽絶景コース | 「警戒レベル1」または「2」の時 | 約3時間10分 |
いいとこどり縦走コース | 「警戒レベル1」または「2」の時 | 約5時間30分 |
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