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更新日:2025年3月31日

 

第3次長野県スポーツ推進計画

計画策定の趣旨

  • 新型コロナウイルス感染症の急速な感染拡大の影響により、あらゆる世代のスポーツ活動が大きな制限を受け、多大な悪影響を及ぼした一方で、スポーツが日々の生活や社会に活力を与えるなど、優れた力や価値があることを再認識。
  • スポーツの持つ力や価値を活用し更に高めることにより、県民一人ひとりの生活や心がより豊かになるといった「ウェルビーイング」の実現を目指し、今後5年間において本県が推進していくスポーツの施策を明らかにするべく、新たなスポーツ推進計画を策定。

計画の位置づけ

本計画は、スポーツ基本法において、国のスポーツ基本計画(第3期スポーツ基本計画)を参酌して、その地方の実情に即したスポーツの推進に関する計画を定めるよう努めるものと規定された「地方スポーツ推進計画」です。
また、「しあわせ信州創造プラン3.0(長野県総合5か年計画)」及び「第4次長野県教育振興基本計画」に対応するスポーツ分野の個別計画として位置付け、今後のスポーツ振興のために必要な具体的施策を定めた推進計画です。

計画期間

2023年度(令和5年度)~2027年度(令和9年度)

計画の改定について(R7.3)

本計画は、令和5年3月に今後5か年の計画として、当初策定されました。

しかし、当初計画策定後、令和6年3月「⻑野県中学生期のスポーツ・⽂化芸術活動指針」及び「⻑野県地域クラブ活動推進ガイドライン」の策定や、全国中学校体育⼤会において令和9年度以降一部競技の廃止が決定されるなど、スポーツ環境に⼤きな変化が起きています。

また、県全体として、県内⼈口が200 万⼈を下回り、⼈口減少・少子高齢化が顕著化してきており、⼤きな地域課題となってきています。

そこで、中間的見直しとして、当初計画策定後の状況の変化を踏まえ、令和7年3月に計画を改定しました。

計画のポイント

第2次計画(H30年度~R4年度)の主な取組

※国スポ・全障スポの本県開催を見据えた「前半5年間の計画」として、主に以下の4つの取組を推進。

  • 子どもの運動スポーツ機会の充実(子どもの体力向上に向けた取組、適正な部活動の推進 等)
  • 生涯を通じたスポーツ機会の充実(ライフスタイルや価値観に応じた「する」「みる」「ささえる」スポーツの推進 等)
  • 全国や世界で活躍する選手の育成(「第82回国スポ・第27回全障スポ」に向けた競技力の向上 等)
  • スポーツの持つ力の多面的活用(スポーツツーリズムの推進等による地域経済の活性化 等)
主な成果

社会状況の変化による主な課題

  • 体育授業以外の週の運動時間が60分未満の中学生女子の割合の改善傾向 

目標値 20%以下 ⇒ R4年度 18.2%(目標達成)

  • スポーツ実施率(成人の週1日以上)の上昇傾向

R3年度 60.8%(初の6割超え R3全国平均56.4%)

  • ジュニア選手の大会(全中、インターハイ、国体少年)の入賞数の増加

目標値 250人・団体以上 ⇒ R4年度 254人・団体(目標達成)

  • コロナ禍の影響によるスポーツ活動の制限

活動制限の影響(例:運動機会の減少、オンラインゲームの広がり)等による子どもの体力低下傾向

スポーツを核にした地域における交流の不足 

  • 少子化の進展や専門性のある指導者不足の加速

子どもたちのスポーツ活動への体験格差

部活動指導による教員の長時間勤務

学校部活動の形態を見直し、地域において持続可能で多様なスポーツに親しめる環境整備の必要性

↓↓↓

これまでの取組をベースとしつつ、社会状況の変化等により生じた課題に対応し、
「信州やまなみ国スポ・全障スポ」の開催及びその後のスポーツ振興も見据えた新たな計画

第3次長野県スポーツ推進計画(R5年度~R9年度)
基本目標 主な施策の展開
1 子どもの運動・スポーツ機会の充実
  • 幼児期からの運動遊びの推進
  • 効果的なICTの活用による個別最適な体育・保健体育授業の推進
  • 中学部活動の地域クラブ活動への移行について、原則、平日・休日ともに、全ての部活動を移行。地域の実情に応じて令和8年度末を目途に休日部活動の完全移行を目指す
  • 成長期の女性特有の健康問題に関する正しい知識の普及や理解促進を行うための支援を実施
  • 障がいのある子どもの運動機会の充実、理解の促進
2 生涯を通じたスポーツ機会の充実
  • 「する」「みる」「ささえる」スポーツ参画人口の拡大と定着化
  • スポーツ推進委員、総合型地域スポーツクラブなど地域のスポーツクラブとの連携強化
  • 女性や若者、子育て世代・働き世代が参加しやすいスポーツ環境の充実
  • 誰もが身近で安全に利用しやすいスポーツ施設の充実・維持管理
  • スポーツを通じた共生社会づくりの促進
3 全国や世界で活躍する選手の育成
  • 2028年の信州やまなみ国スポでの天皇杯・皇后杯獲得に向けた競技力向上対策
  • 先端技術を活用した競技力向上対策
  • 県内どこでも医科学的なサポートを受けられる「長野県スポーツ医科学ネットワーク」の構築
  • アスリート等の県内就職を支援する「長野県アスリート就職支援事業」の強化
4 スポーツの持つ力の多面的活用
  • 県スポーツコミッションによる大会やスポーツ合宿の誘致促進による地域経済の活性化
  • 山岳スポーツやウィンタースポーツなど、本県ならではのスポーツの魅力発信と県内への誘客促進
  • 県内のプロスポーツチームと連携した青少年の健全育成や県民の健康増進及び、試合観戦による県内来訪者への誘客促進
  • 運動・スポーツを通じた健康づくりの推進
  • パラスポーツを通じ、県民の障がい者に対する理解を促進し、共生社会づくりを推進

※緑字については、R7.3改定時に追加・修正

計画本文(R7.3改定)

計画の中間改定案に対するパブリックコメントの結果

令和7年1月21日から2月20日まで実施した、計画の中間改定案へのパブリックコメントにお寄せいただきましたご意見の概要と反映状況を公表します。
公表にあたっては、お名前や個別具体的な事案に関する内容を伏せるなど情報の取扱いに留意しています。

 ○パブリックコメントの募集内容はこちら

 ○パブリックコメントに対する意見と反映状況についてはこちら

 

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お問い合わせ

観光スポーツ部スポーツ振興課

電話番号:026-235-7447

ファックス:026-235-7476

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