ここから本文です。
更新日:2024年10月1日
水産試験場
「バス・ギル産卵場マップin諏訪湖」を作成しました。 |
---|
水産試験場諏訪支場では、諏訪湖にオオクチバスやブルーギルが繁殖しているため、効率的な駆除に役立てていただこうと産卵場マップを作成しました。
以前から諏訪湖漁協では駆除に取り組んでいます。産卵期の親魚を捕獲することで外来魚の効率的な駆除ができます。しかし、諏訪湖は透明度の関係からバスやギルの親魚のいる産卵場所を見つけることが難しいのですが、例年同じような場所に産卵場を作ることがわかっています。そこで、今までの調査結果を基に産卵場を地図に示し、集中的に親魚を捕獲し、効率的な駆除に利用していただきたいと考え作成しました。
オオクチバス:4月下旬~7月ブルーギル:5月~8月
バスやギルはオスが産卵床を作り、そこにメスを呼び込んで産卵します。オスは産卵後も卵やふ化仔魚を守るためその場所を離れません。そのため産卵場所で捕れる魚はオスが多くなります。一方、メスは産卵場を探し、岸際を遊泳しています。
バスのオスは風波の影響を受けにくい漁港内や岸際に産卵床を作ります。
漁港内では特に岸側の壁沿い(足元)や沈船の中に産卵床を作ります。
・ギルは船の下、水草の切れ目などで多く捕れます。
・釣りの場合、バスはエビ、ギルはミミズを使うとよく釣れます。
・バスは一度バラしても直ぐに元の場所に戻り、再び釣れることがあります。
一般の方が漁港などで釣りをする場合には、舟やエビかご等の漁具に釣り針等を掛けないよう十分気を付けてください。また、鍵の掛かっている漁港もありますので無断で侵入しないでください。
☆オオクチバス等の再放流(リリース)の禁止について
ブラックバス(オオクチバス、コクチバス)やブルーギルを |
長野県内水面漁場管理委員会指示で、 |
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください