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更新日:2024年4月1日
動物愛護センター
Q:うさぎの子どもがほしいと思います。いつ交配させればよいですか。
A:普通の動物はメスの発情があり排卵されるので、交配はメスの発情に合わせなければいけませんが、うさぎの場合は特に発情期が無く、交尾の刺激により排卵します。その為、健康なオスとメスであればいつでも交配と妊娠が可能なわけです。
ちなみに一年間に最大8回の妊娠が可能で、1回で8匹生まれる可能性もありますので、計算上は64匹の子うさぎが誕生することになります。その為、繁殖を望まない時はオスとメスを別々に飼育することが必要になってきます。
Q:うさぎに水を飲ませると死んでしまうと聞いたことがありますが、ほんとうですか。
A:死ぬことはありません。水は生物にはとても大事なものであり、身体の機能を支える役割を果たしています。
うさぎも例外ではありません。以前は家畜として飼われていたうさぎですが、餌は野菜や草でした。本来、それらの餌から水分を補給しているので、特に水を与える必要がなかったのです。水も一緒に皿等の入れ物で与える場合もありました。
うさぎはデリケートな動物です。湿気に弱く、体温調整がじょうずにできないので、水に濡れることを大変嫌いますし、水を多量に身体に取り入れてしまうと下痢をすることもあるのです。水分の豊富な餌を食べ、さらに水を飲むことでお腹が緩くなったり、水の入れ物をひっくり返して水をかぶり、体温が下がって風邪や肺炎を起こして死亡してしまうといった事があるのです。
水を与えると死んでしまうといった噂は、そのような原因があったのです。しかし現在では固形飼料や乾草を餌として与え、給水ボトルなども使われる事が多くなってきました。
もしも乾燥した餌を与える場合は、給水ボトルやひっくり返せない入れ物等で水を与えてください。野菜や草を洗って与える時は、水気を切ってから与えると良いでしょう。
Q:学校で飼っているうさぎに子うさぎが産まれると、生後2週間くらいでみんな死んでしまいます。どうしてでしょうか。
A:親子や兄弟による近親交配が原因の第一に考えられます。近親交配の場合、遺伝的に種族保存のために致死遺伝子が組み込まれることも多く、死産ないし生後まもなく死んでしまうことが多いのです。
他校とトレードするなどして、新しい血統を入れることが大切です。また、スペースの関係から多頭飼育(密飼い)されている場合は、子うさぎが自然淘汰されてしまうケースもあります。
Q:学校でうさぎ小屋を作る事になりましたが、床は土とコンクリートのどちらにすれば良いですか。
A:次の3つの理由から、コンクリートの床面にする事をお勧めします。
Q:犬や猫にはタバコの害は無いのでしょうか。
A:犬や猫に限らず、全てのペットが受動喫煙による健康被害を受ける可能性があります。タバコの煙(副流煙)に含まれる化学物質は、人間のみに害があるわけではありません。
もちろん、喫煙による煙の害だけではなく、タバコ自体を飲み込んでしまう事故等も考えられます。
人間の赤ちゃんがお家にいるのと同じだと考えてあげましょう。
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