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更新日:2025年1月16日
コイヘルペスウイルス病は水温が上昇する時期に発生しやすくなります。この病気のまん延を防止し、風評被害を防止するために、県民の皆様には、この病気に対する正しい理解と調査等に対する御協力をお願いいたします。
長野県内での発生状況◇
平成16年6月16日にこの病気の発生が初めて確認され、令和6年度までに40市町村と諏訪湖において、計230件の発生が確認されています。
過去の発生状況と令和6年の発生情報はこちらからご確認ください。
全国での発生状況◇
平成15年11月に茨城県の霞ヶ浦で発生が確認されてから、平成17年度までに全ての都道府県で発生が確認されました。令和6年には20都道県で発生が確認されています。
国の検査結果(外部サイト)(農林水産省のホームページ・別ウィンドウが開きます)
県では、養殖漁協、河川湖沼漁協、錦鯉飼育団体等と協力して、この病気のまん延防止に努めるとともに、コイの成育状況を監視するため、水産試験場等による巡回指導を行っております。
コイ(マゴイ、ニシキゴイ)だけが感染するウイルス病で、ヒトや他の魚にはうつりません。
仮に、この病気に罹ったコイを食べても、人体にはまったく影響はありません。
1998年にイスラエルで初めて発生が確認された病気で、その後イギリス、ドイツ、アメリカ、インドネシア、台湾等でも発生が確認されました。
発病したコイは、行動が不活発になったり、食欲が減退したりします。
◇よく見られる症状◇
体表の粘液が増えて白っぽくなったり、泥を被ったようになる(写真:左)
死亡魚は眼球が落ちくぼんだ状態になる(写真:右)
これらの症状はコイヘルペスウイルス病にかかったコイすべてに見られるものではありません。
この病気を治療する薬は、これまでのところありません。
この病気は、持続的養殖生産確保法という法律で特定疾病に指定されており、発生が確認された場合は、まん延を防止する措置をとるものとされています。
1指示内容
コイヘルペスウイルス病のまん延を防止するため、県内の公共用水面及びこれと連接一体を成す水面(以下「公共用水面等」という。)において、こいを採捕した者は、内水面漁場管理委員会が承認した場合を除き、公共用水面等から生きたままこいを持ち出してはならない。
2指示の期間
令和6年4月1日から令和7年3月31日まで
自宅などで飼育されているマゴイ、ニシキゴイが死亡する等の異常があった場合は、県農政部園芸畜産課水産係又は最寄りの水産試験場か地域振興局農業農村支援センターに連絡してください。
連絡先
園芸畜産課水産係 | 026-235-7229 |
水産試験場 | 0263-62-2281 |
水産試験場諏訪支場 | 0266-27-8755 |
水産試験場佐久支場 | 0267-62-0162 |
水産試験場木曽試験地 | 0264-23-8571 |
最寄りの地域振興局農業農村支援センター |
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