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更新日:2018年8月23日
北アルプス地域振興局
平成14年に設立されたNPO地域づくり工房※1が、自然エネルギーを活用した地域振興と環境学習拠点を提供する「くるくるエコプロジェクト」事業の一環として、平成15年から地域の農業用水路を活用したミニ水力発電の実証実験を行っています。
川上ミニ水力発電所は、川上博氏宅の脇を流れる農業用水路の高根中村堰を利用し、発電した電力は自家消費を行いながら環境学習にも活用しています。
「くるくるエコプロジェクト」の10年間の取組みが評価され、平成25年7月に「第15回日本水大賞(未来開拓賞)」を受賞しています。
水車は川上氏の手作りのらせん型水車で、自宅裏に設置したバッテリー室の充電器に充電し、家庭消費量の3~5割の電力を賄っています。
発電所の稼動後は環境学習のためNPO地域づくり工房が視察を受け入れていますが、特に東日本大震災以降は全国各地からの視察が増えています。
NPO地域づくり工房のHPはこちら→http://npo.omachi.org/
発電所の概要
名称 |
川上ミニ水力発電所 |
所在地 |
大町市大町(高根町) |
運転開始 |
平成15年10月 |
最大出力 |
0.3kW |
有効落差 |
0.45m |
使用水量 |
0.2立方メートル/s |
水車型式 |
らせん型 |
農業用水路名 |
高根中村堰 (高瀬川沿岸用水) |
電力供給先 |
自家消費 |
設置管理者 |
NPO地域づくり工房 川上博氏 |
水利使用者 (連絡先)
|
NPO地域づくり工房 0261-22-7601 |
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