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更新日:2024年8月22日
飯田保健福祉事務所
【令和6年度健康増進普及月間の統一標語】
「1に運動 2に食事 しっかり禁煙 最後にクスリ~健康寿命の延伸~」
9月は、健康増進普及月間です。生活習慣病の特性や運動・食事・禁煙など個人の生活習慣の改善の重要性について、国民一人ひとりの理解を深め、さらにその健康づくりの実践を促進することを目的としています。
また、併せて食生活改善普及運動の実施期間となっています。
【飯伊地域における令和6年度食生活改善普及運動の重点目標】
脳卒中の減少をめざして『減らそう塩分、増やそう野菜』
長野県は、男女ともに、平均寿命がトップレベルの長寿県です。しかし、克服すべき課題も多くあります。
飯田・下伊那地域では、以下の図のように脳卒中(脳血管疾患)の死亡率が高くなっています。リスク要因として、「高血圧の人が多い」「20歳から50歳代の野菜摂取量が少ない」「運動習慣のある人が少ない」などの健康課題があることから、上記のように独自で重点目標を立てています。
【南信州地域の標準化死亡比(SMR)】全国平均=100
(参考:人口動態統計特殊報告 標準化死亡比)
長野県民の約9割が食塩を摂り過ぎています。また、若い世代では、十分な量の野菜がとれていません。
適塩で野菜たっぷりの食事を目指すために、、、
1.調味料の使い方を工夫しましょう。→しょうゆやソースは味をみてから。かけるより、つけて食べましょう。
2.外食や加工食品の表示を確認しましょう。→栄養成分表示に注目!食塩相当量を確認しましょう。
3.信州のおいしい野菜を使った料理をもう一皿食べましょう。→特に朝食、昼食での野菜摂取を意識しましょう。
「家でご飯を食べることが多い」、「おいしく適塩で、野菜をたっぷり使った家庭料理を作りたい」という方は、クックパッド長野県公式キッチンのACE(エース)献立を参考にしてみてください。
主食・主菜・副菜がそろった、一食500~700kcal程度、食塩相当量3g未満、野菜・きのこ量140g以上の献立です。
外食でも健康に配慮したメニューを食べたい!という方におすすめなのが、「信州食育発信3つの星レストラン」です。
「健康」「環境」「食文化」の3つに取り組んでいる飲食店を長野県が認定しています。登録店は、1食あたり500~700kcal、食塩量4g未満、野菜・きのこ量140g以上の健康に配慮したメニューを提供しています。適塩ってどんな味?野菜140g以上ってどのくらい?気になった方は、登録メニューを食べて確かめてみてください。
普段から元気にからだを動かすことで、糖尿病、心臓病、脳卒中、がん、ロコモティブシンドローム、うつ、認知症などになるリスクを下げることができます。「ずく」を出して、今より10分多く毎日からだを動かしてみませんか。
★長野県版身体活動ガイドライン「ずくだすガイド」はこちらから
運動習慣のない人でも、まずは歩く機会を増やすことが大切です。地域のウォーキングコースを歩いてみましょう。
禁煙治療に保険が使える医療機関を検索できます。
健康増進法の一部を改正する法律の施行により、2019年7月1日から病院や学校、行政機関が原則「敷地内禁煙」、2020年4月から飲食店やオフィス、事業所等が原則「屋内禁煙」となりました。屋内での喫煙には喫煙室の設置が必要になり、20歳未満の方は喫煙エリアへの立入が禁止となります。
望まない受動喫煙を防止するための取り組みはマナーからルールへと変わりますので、みなさまのご協力をお願いいたします。
長野県では、健康づくり県民運動として「信州ACEプロジェクト(外部サイト)」を推進しています。
「長生き」から「健康で長生き」をめざして、健康づくりに取り組みましょう。
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