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更新日:2022年12月28日

部活動ガイドライン案について

ご意見(2022年11月18日受付:Eメール)

長野県御中

下記の意見募集が始まりました。

「学校部活動および新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン」

 

学校の部活動に関するものですが、部活動が自主的なものであることを明記していますから、子どもを取り巻く、家庭、学校、地域などのあり方などをも問題にしていると考えるべきです。
特にスポーツ関係では試合やその結果を重視する傾向にあり、送迎などでの半強制的な協力要請があると聞いています。経済的な負担も大きいと実質的な排除につながりかねません。
自分に合ったことを行うことは、特に心身の発達期では重要ではないかと思いますし、主体性を育てることにも繋がると思います。
一方、過疎化によって機会が得られないことも多くなっていると思われますが、ネットの活用によって地域を超えた活動も可能になっています。
上記ガイドラインは長野県及び長野県・県内市町村の教育委員会の施策(助成、表彰、条例を含む)との整合性はあるでしょうか?
SDGsの大目標は「誰も取り残さない(取り残されない)」ですが、外国人や様々な理由で学校に行っていない子どもたちも含めて行われてきたでしょうか?

目指すべき社会のあり方の中に位置付けることであり、単に部活動に留まらないと思いますが、県はどのように考えていますか?
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過疎地域は見捨てられているように思います。
ネットの積極的な活用より統廃合を進めています。
奨学金や寮制度は無いようです。
https://www.pref.nagano.lg.jp/shinko/kasotaisaku/documents/r3kasohoushin_kaitei.pdf
長野県過疎地域持続的発展方針

平谷村には中学がありません。下條村は高校に通学できないので進学を機に転出しています。
青木村は五島慶太の出身地ですが、記念館の資料には村に奨学金や寮を提供した記載は見当たりませんでした。

回答(2022年11月28日回答)

長野県教育委員会事務局教育次長の尾島信久と申します。
県民ホットラインにお寄せいただいた、「部活動ガイドライン案に関連して」に関するご意見についてお答えします。

ご質問の趣旨は、中学生期における部活動に係るガイドラインについての内容と拝察いたしました。部活動の地域移行の在り方について関心をお寄せいただき、地域のスポーツ・文化芸術活動を通した生徒の健全育成に携わる者として、大変うれしく拝見させていただきました。

令和4年11月、スポーツ庁及び文化庁より示された「学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン(案)」には、「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン(平成30年スポーツ庁)」及び「文化部活動の在り方に関する総合的なガイドライン(平成30年文化庁)」を統合した上で全面的に改定し、学校部活動の適正な運営や効率的・効果的な活動の在り方とともに、新たな地域クラブ活動を整備するために必要な対応についての考え方が示されております。
長野県教育委員会では、平成26年に「長野県中学生期のスポーツ活動指針」を策定し、部活動の適正な運営を推進してきましたが、平成30年の国のガイドラインが定められたことを踏まえ、同指針を改定(平成31年)するとともに、「長野県中学校の文化部活動方針」を策定(令和元年)し、その中で、市町村教育委員会に対しては、県の指針・方針に基づいた「設置する学校に係る部活動の方針」策定を依頼し、これらの指針・方針の中学校への周知に努めてまいりました。
今回の国のガイドライン改定を受けて、県の指針・方針につきまして整合性を図りつつ県の実情を踏まえた改定の検討を進めており、引き続き市町村教育委員会と共に方針等に沿った取組がなされるよう努めてまいります。

また、外国人や様々な理由で学校に行っていない子どもたちの部活動参加についてですが、各中学校において、在籍している生徒の部活動への参加は任意で、様々な生徒に対応しながら自分の意思で活動できるよう取り組まれていると認識しております。運動部の大会への参加についても、中学校に在籍しているすべての生徒に参加資格があり、学齢外の生徒も中学校体育連盟の承認を受け参加が可能となっております。

学校部活動の地域移行は、生徒の望ましい成長を保障できるよう、体験格差を解消すること等を目指すものです。移行にあたっては、地域の持続可能で多様なスポーツ・文化芸術環境を一体的に整備することにより、地域の実情に応じ多様な体験機会の確保を図ってまいります。そのため、県教育委員会としましては、市町村教育委員会やスポーツ団体等と情報を共有しながら、地域のスポーツ・文化芸術活動の環境整備を支援してまいります。

以上、ご意見への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、スポーツ課長:北島隆英、担当:学校体育係、学びの改革支援課長:曽根原好彦、担当:義務教育指導係まで、ご連絡くださいますようお願い申し上げます。

 

【問合せ先:教育委員会事務局/スポーツ課/学校体育係/電話026-235-7448/メールsports-ka(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

【問合せ先:教育委員会事務局/学びの改革支援課/義務教育指導係/電話026-235-7434/メールkyogaku(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

 

(分野別:教育・文化)(月別:2022年11月)2022000804

 

お問い合わせ

企画振興部広報・共創推進課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

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