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更新日:2024年12月10日
公衆衛生専門学校
公衆衛生専門学校(公専校)の日々の様子についてお知らせします。
2年生が歯科保健指導実習の一環として、11月26日に竜西保育園、27日に竜南保育園で集団歯科指導を行いました。
まずは園児さんに、学生が作成した劇を見てもらいました。
『好き嫌いせず食べよう』『食べたら磨こう』『歯ブラシの毛先が広がったら、交換しよう』『座って歯みがきしよう』『フッ素は歯を強くする』の5つのことをお話しました。園児さんの反応が良く、学生も伝わっていることが嬉しく、やりがいを感じていました。
その後の各クラスに分かれての歯みがき指導では、『上手な歯みがきの仕方』を園児さんと一緒に練習しました。前歯、奥歯、歯の裏側を磨けるように練習しました。分かりやすい言葉で伝えることを意識し、そんな学生の様子が伝わったのか、園児さんも熱心に歯みがきの練習をしてくれました。
興味を持たせる工夫、対象年齢に合わせた言葉選び、媒体の見せ方など、学んだ集団指導の難しさを3年次の実習に活かしていきたいです。
11月5日(火)から15日(金)まで、2年生が高齢者施設と養護学校において体験実習を行っています。
9月、10月の特別講義を受けて、今回は実際に高齢者施設で実習している様子を報告します。
諏訪市の介護老人保健施設「かりんの里」での実習の様子です。
まずは利用者さんとコミュニケーションを取るところから入ります。人生の先輩からいろいろなお話を聞くことができました。
次に入所している利用者の方々に実際に健口体操の指導、食後の口腔衛生管理の介助を行いました。
一人ひとり、身体の状態も口の状態も違います。それぞれの特徴に合わせて対応していくことが必要であることも、この実習でしっかり学べたと思います。
実習はこれから後半、養護学校での体験実習に入っていきます。
11月9日(土)当校にて学校公開をおこないました。今回の内容は「模擬授業」です。
模擬授業は、実際に歯科衛生士になるための授業を体験してもらうことで、歯科衛生士という職業について知ってもらうことを目的として実施しています。
今回のテーマは「歯肉炎、歯周病について」です。まずは歯科保健指導の授業で「歯肉炎とその予防のための補助用具の使用方法」を講義形式で学びました。
次に歯周予防処置法の授業で「歯周病の検査方法の”プロービング”」について、マネキンによる実習形式で学びました。みなさん最初は初めて見るマネキンと顎模型に戸惑いつつも、恐る恐る実施していました。それでも何回も繰り返していくうちに、少しずつ慣れてきて、唇や頬の粘膜をどかしながら、口の奥まで検査することができていました。
最後に歯科診療補助の授業です。歯科用ユニット(診療台)の取扱いについて、実際にユニットを使いながら学びました。まずはユニットの上げ下げや背もたれのリクライニングから始め、ライトを使ってマネキンの口の中を照射し、先ほどの授業でのマネキンよりも、奥まで明るく見えることを実感しました。そしてバキュームを挿入、3Wayシリンジ(水と空気を出す器機)の使用と、初めての経験を楽しんでいただけた様子でした。
「歯科衛生士」という職業はまだまだ認知度が低く、これからさらに皆さんに知ってもらいたいと思っています。今後も歯科衛生士について知っていただくためにも、学校公開を行っていきたいと思います。(詳細はHPでご確認ください)
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