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更新日:2021年3月31日

第1054回長野県教育委員会定例会教育長会見要旨

1日時

令和元年(2019年)8月8日(木曜日)

午後3時15分から午後3時35分まで

2場所

教育委員会室

3会見要旨

 

【教職員の人事異動方針について】

今年度、人事異動方針の中で山間地区をあえて明確にした。これまでも山間地に行くことをうたってきたが、教員自身がどこが山間地校かということを知らない中で進めてきたので、まずは、教員自身が自分のキャリアの見通しを持って、キャリアを意識しながら教員人生を送ることができるよう、表に出した。

中山間地には30代の教員が少なくなりがちなので、県内の子どもにとって人的に平等な教育環境を実現させるために、そういった教員も異動するようにしていきたい。

校長の異動については、「長期化するように努める」としているが、具体的に3年ぐらいは目指したいと考えている。一番長い方で5年くらいということになっているので、適材適所というようなところを踏まえながら、平均でも3年以上を目指していきたい。(北村義務教育課長)

 

高等学校の校長の異動についても、これまで2年、3年程度で異動、あるいは退職を迎える場合が多かったが、学校運営を進めるにあたって、3年以上の期間を持つことで、長期的展望に立った学校運営ができるというふうに考えているので、目標として値を定めてはいないが、3年以上は目指していきたい。(塩野高校教育課長)

 

【全国学力・学習状況調査の結果について】

平成28年度に小学6年生でテストを受けた子どもたちが、今年度中学3年生としてテストを受けている。お示しした分布に着目した経年の状況からは、上位層が減り、下位層が増えている。特に国語については、算数・数学の取り組みと同じように、もう少し個々に着目した支援が各学校で進むよう、支援をしていきたい。

算数・数学については、下位層が増えているというところは、さらに補充・補完的な指導が十分中学でできるようにしていかなければいけないというところは課題として見ているが、一方で、上位層が伸びてきているというところについては、個々に応じた指導が中学でもなされつつあると分析している。細かい分析を丁寧に行い、しっかりと総括していく。

外部評価委員会については、一昨年まで行っており、ある程度その手法等々についてご指摘もいただきながら、県として進めなければいけない方向性が見えてきたため、昨年度からは行っていない。事務局内において分析をし、報告書を作成していく。(佐倉学びの改革支援課長)

 

全国学力・学習状況調査というのは、私どもがそれを鏡として、どこに問題があるのかということを見て前に進むためのもの。算数・数学が全国よりも低い状況、低学力傾向が続いている中で、重点対策チームを組織して、各校にSP表を用いながら、個別に支援をしていったという実情がある。そういう方向性の中で、今回算数・数学については改善の方向性が見えてきたというのは、一つの手応えだというふうに思っている。そういう方向性を、今後英語についても、あるいは国語についても展開してまいりたい。

さらに英語に関して言うと、この全国よりも低いという状況、そして、どういう点が低いかということ等も明らかになってきたので、つまり客観的にどういった状況かということが見えてきたので、私どもにとっては大きなこれからの改善の手掛かりになるということでまず前向きに受け止めている。どういうふうに重点的な支援をしていくかということについては、授業改善チームを立ち上げたところでありますので、ここでしっかり分析し、市町村教委、県教委、そして学校現場が一体となって方向性を一にして、英語の学力向上に努めていく。(原山教育長)

 

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