平成30年度【長野地域】地域発 元気づくり支援金活用事例発表会
地域発 元気づくり支援金【長野地域】活用事例発表会を開催しました
「地域発 元気づくり支援金」活用事例発表会を開催し、平成29年度の優良事例の表彰及び事例発表を行いました。(主催:長野地域振興局及び地域づくりネットワーク長野県協議会長野支部)
日時
平成30年12月20日(木曜日)13時~15時
場所
長野合同庁舎5階501~502会議室
優良事例表彰及び優良事例発表
知事表彰
事業名
鬼無里フットパスによるまちづくり事業
実施団体名
鬼無里観光振興会(長野市)
受賞理由
- 住民参加のワークショップの開催・検討を経て、ウォーキングコースを新設し、それを活かした鬼無里フットパスフォーラムや地域住民がおもてなしで参画したウォーキングイベント等が実施され、鬼無里への関係人口を増加させる効果がありました。
- また、集落の除草や休耕地での作物栽培の開始や環境整備が進むなど波及効果をもたらした活動として高く評価されました。
参考
長野地域振興局長表彰
2団体が受賞されました。
事業名
ユニバーサルなまち・長野でおもてなし
~皆で幸せになるために~
実施団体名
信州ユニバーサルサポーターズ(長野市)
受賞理由
- 障がいの有無に関係なく、誰もが楽しめる「ユニバーサル観光地ながの」を目指し、障がいがある方向けのアクティビティ体験会の開催に合わせ、ボランティア育成のためのサポーター研修を行いました。
- アクティビティ体験会で行ったアウトドア用車いすの試乗体験やデュアルスキーの体験会を通して参加者からの意見を聞くことができ「ユニバーサルツーリズム」について広く知ってもらう機運の醸成が図られた点が高く評価されました。
参考
事業名
姨捨の棚田OASISプロジェクト事業
実施団体名
名勝姨捨棚田倶楽部(千曲市)
受賞理由
- 棚田倶楽部が中心となって棚田近くの空き家を改修しました。改修作業は、ワークショップ形式で行い、参加者には、農作業体験参加者や学生、一般希望者がいました。この施設が、農業体験で訪れた皆さんの休憩所となったり、交流の場となり活動の足掛かりになりました。
- また、 この活動を情報発信することで多くのファンができ、たくさんの人が協働することで地域活性化の基礎づくりとなった点が高く評価されました。
参考
講演会
講師
瀧内 貫 (たきうち とおる)氏(長野県立大学ソーシャル・イノベーション創出センター 地域コーディネーター)
テーマ
若者×地域 -地域課題のとらえ方と持続可能な地域づくりー
講演内容
- 瀧内さんが企画した「しののいまちの教室」の紹介から始まりました。「しののいまちの教室」とは、信州大学の学生たちと使わなくなった施設のリノベーションについて考えるというものです。教室の参加者が、授業コーディネーターとなり、リンゴ畑や神社、空き家などで授業を行ったそうです。
- また、若者を巻き込む方法として、目的と価値(将来若者のプラスになるもの)を提供することが大切だと述べられました。
- 最後に、継続を前提とした事業を企画することが大切であること、また、地域課題が解決したら事業を終了するなど企画の終わり方についてアドバイスを受けました。