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更新日:2021年10月6日
排水機場と排水路 |
複雑かつ急峻な地形をもつ本県では、近年の気候変動の影響もあり、豪雨災害が激甚化・頻発化しています。また、地質の特殊性から地すべり地帯が非常に多く、降雨時や融雪期にはこれらの地帯で地すべりの発生が見られます。
県では、県民生活に甚大な被害を及ぼすおそれのある大規模な地震、風水害等の災害に対処するべく、県民の生命及び財産を各種の災害から守ることを目的として、「長野県地域防災計画」を定め、その中で、農地防災として次の事業を実施し、総合的かつ計画的な防災対策を推進しています。
県内には1,800箇所以上のため池があり、降水量の少ない地域に多く分布しています。地震や豪雨により被災した場合に人家等へ与える影響が大きいため池について、耐性調査に基づく補強工事を実施しています。また、緊急時の迅速な避難行動につなげる対策として、水位計・監視カメラの設置やハザードマップの作成支援などを進めています。
洪水時に農地などを水害から守るため、長野地域、北信地域の千曲川沿岸には、排水機場や排水路が整備されています。老朽化により機能が低下している排水機場の更新などを計画的に進めていきます。
農林水産省書所管の地すべり防止区域(137区域)において整備されている、水抜きボーリング、排水路、土留工等の地すべりの防止施設の長寿命化対策を進めていきます。
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