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更新日:2020年4月2日
林業総合センター
こんにちは。わたし、みどり。ぼく、りんたろうです。
みどりさん、りんたろう君こんにちは。森林学習展示館の運営員です。
運営員さん、この建物は、なんですか?
ここは、森林学習展示館(しんりんがくしゅうてんじかん)と言って、長野県の森林のいろいろなことを知ってもらうための場所なんだ。
中に入ってみようか。
わー
これは、何?
これは、林業総合センターの森を切り取ったものなんだよ。
森に入っても、足もとの落ち葉を見ることはあっても、その下にある土を見ることは少ないよね。
これは、森の地面に穴を掘って、その一部を取り出したものなんだよ。
土の色がかわっていることや、一つ一つの粒の大きさがちがうことに気づくかな?
ほんとだ、上のほうの土は黒いのに、下に行くほど色がうすくなっていますね。
虫めがねで囲まれたところに不思議なものが見えるけど、何ですか?
それはね。土の中にいる生き物だよ。
みんなが好きなカブトムシも、幼虫のときは土の中で過ごしているのは知っているかい。
ほかにも、土のなかにはとてもたくさんの生き物がすんでいるんだよ。
へー!そうなんだ。。
こっちにあるきれいな木の箱は何?
ナナカマド、シラカバって書いてあるけど。
これはね、「全国植樹祭(ぜんこくしょくじゅさい)」のときに天皇皇后両陛下がお使いになった「お手播き箱(おてまきばこ)」というものだよ。
この箱の中に皇后陛下がナナカマドとシラカバの種をまいたんだよ。
それがなんで、ここにおいてあるんですか?
実は、この箱の作成に、この林業総合センターも関わっていたんだよ。
大きな箱の内側にある小さな箱の板を作ったのが、林業総合センターなんだ。
ねえねえ!
外の森はどんなかんじなの?
そうだね。
それなら、建物から外に出てみようか。
わーい。
森の中には、たくさんの生き物も住んでいるし、
大きな木もたくさん生えているよ。
歩いてみるといろいろな発見が出来るかもしれないよ。
今日は森の勉強に来ているグループがいるね。
みんな楽しそうに森を散策していますね。
この森の中には、カモシカやニホンジカ、リス、キツネなどの動物や、フクロウやキツツキなどの鳥、カブトムシやクワガタなどの昆虫といった、たくさんの生き物が暮らしているよ。
ちょっと歩いただけではなかなか見つからないことも多いけど、毎日森を歩いているといろいろな生き物に出会えることもあるんだよ。
私も、あってみたい!
それなら、自然のことを学んだり、工作を行ったりする「森林教室」に来てごらん。
毎年4月に一年間の予定を発表するから、興味があったら、ぜひ参加してね。
教室がはじまる日の1か月前から受付をしているけれど、人気のある教室はすぐに申込みがいっぱいになっちゃうから、早めに申込みをしてね。
わかりました。
工作も興味があるので調べてみよう。
今度は、お父さんやお母さんもさそって森林教室に参加してみます。
まっているよ。
またきてね。
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