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更新日:2024年1月30日

長野県の自然公園の紹介

自然公園を利用される皆様へ(長野県からのお願いとお知らせ)

  • 自然公園の利用マナーを守りましょう。

⇒ゴミの持ち帰り、携帯トイレの利用、ドローンの使用、登山道など決められた場所以外に立ち入らないなど

 「長野県の自然公園の情報マナー」についてはこちら

  • 登山目的でご利用の方は、事前準備を徹底し、安全な登山を心がけましょう。
  • 自然公園を一層楽しみたい方へ(ガイドのご紹介)

   ⇒信州登山案内人・自然観察インストラクター&自然解説団体をご紹介します

  • 豚コレラウイルスの感染拡大防止にご協力をお願いします。

   ⇒長野県の山林等に入られる皆様へのお願い

長野県の自然公園

 国立公園(5地域)

妙高戸隠連山国立公園

中部山岳国立公園

上信越高原国立公園

秩父多摩甲斐国立公園

南アルプス国立公園

 

 国定公園(4地域)

八ヶ岳中信高原国定公園

天竜奥三河国定公園

妙義荒船佐久高原国定公園

中央アルプス国定公園

 県立自然公園(5地域)

自然公園の紹介

 

長野県の自然公園・県自然環境保全地域

長野県の自然公園・県自然環境保全地域マップPDFデータ(PDF:449KB)

 妙高戸隠連山国立公園

鏡池から戸隠連峰

 

 

指定年月日 平成27年(2015年)3月27日

公園面積

(長野県内分)

39,772ha

(18,330ha)

関係市町村

長野市・信濃町・飯綱町・小谷村

公園計画及び

区域図

環境省ホームページに移動

(別ウィンドウで外部サイトが開きます)

 

本県、新潟県の2県にまたがる山岳と高原並びに野尻湖を含む国立公園です。この国立公園は、昭和31年上信越高原国立公園に妙高戸隠地域として編入された地域ですが、千曲川を挟んだ東部地域(志賀高原、谷川・苗場、草津・万座・浅間)とは異なる風景形式や利用実態から独立性・独自性を有するとして平成27年3月27日に上信越高原国立公園より分離独立し、新たに妙高戸隠連山国立公園として誕生しました。

戸隠連峰、雨飾山、黒姫山、飯縄山など標高500mから2,400mの非火山と火山からなる多様な山々が小面積に密集する特有の山岳景観、また溺谷地形が発達した野尻湖を初め、多くの湖沼等が点在し、湖沼景観にも富んでいます。

なお、戸隠高原や飯綱高原などの高原地域では夏季は自然探勝、冬季はスキー、山岳部では登山、野尻湖ではウォータースポーツ及び釣り、小谷温泉など年間を通じて多く観光客に親しまれています。

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 中部山岳国立公園

 

 

指定年月日 昭和9年(1934年)12月4日

公園面積

(長野県内分)

174,323ha

(65,612ha)

関係市町村

松本市・安曇野市・大町市・

小谷村・白馬村

公園計画及び

区域図

環境省ホームページに移動

(別ウィンドウで外部サイトが開きます)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本県、新潟県、富山県、岐阜県の4県にまたがる北アルプス山域を指定したわが国を代表する山岳公園です。

乗鞍岳、穂高岳、白馬岳など標高3,000m級の高峻な山々がそびえ、槍沢(槍ヶ岳)、涸沢(穂高岳)には、カール(圏谷)地形など各地に氷河時代の痕跡を残しています。また、日本海性の気候の影響を受け、積雪量が多いことから、湿生の高山植物が多い点も特徴です。

なお、公園奥地まで車道が走る上高地、乗鞍岳では、過剰利用を抑止し、自然環境への負担を軽減するため、マイカー規制を実施しています。

  • 上高地・乗鞍岳のマイカー規制情報

⇒乗鞍岳交通規制・上高地交通規制

  • 乗鞍高原の自然情報

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 上信越高原国立公園

浅間山

 

 

指定年月日

昭和24年(1949年)9月7日

公園面積

(長野県内分)

148,194ha

(62,972ha)

関係市町村

小諸市・軽井沢町・御代田町・

上田市・東御市・須坂市・

高山村・山ノ内町・木島平村・

野沢温泉村・栄村

公園計画及び

区域図

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(別ウィンドウで外部サイトが開きます)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本県、群馬県、新潟県の3県にまたがる山と高原の国立公園です。

上信火山帯に属する火山を含む本公園には、火山活動により形成された地形が広がっており、活火山として有名な浅間山、草津白根山はこの公園に属します。

また、火山地形特有のなだらかな山容から、その裾野にはカヤノ平、志賀高原、菅平などの高原景観が広がり、夏季の保養地、冬季のスキー場として多くの観光客に人気を博しています。

  • 志賀高原の自然情報

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秩父多摩甲斐国立公園

 

 

指定年月日

昭和25年(1950年)7月10日

公園面積

(長野県内分)

126,259ha

(9,716ha)

関係市町村

川上村

公園計画及び

区域図

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(別ウィンドウで外部サイトが開きます)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本県、東京都、埼玉県、山梨県の1都3県にまたがる非火山性の山岳公園です。

公園の背骨といえる秩父連峰は、針葉樹の宝庫といわれ、亜高山帯には、シラベ、トウヒなどの原生林も多く、特に尾根筋はコメツガ林に広く覆われています。

関東平野から、主峰である甲武信ヶ岳までの高低のある地形を活かし、週末の登山から、沢登り、縦走まで、幅広い用途で利用されています。また、日本一長い河川として有名な「千曲川(信濃川)」の源流域としても知られています。

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 南アルプス国立公園

兎岳からの展望

 

 

指定年月日

昭和39年(1964年)6月1日

公園面積

(長野県内分)

35,752ha

(14,079ha)

関係市町村

富士見町・伊那市・飯田市・大鹿村

公園計画及び

区域図

環境省ホームページに移動

(別ウィンドウで外部サイトが開きます)

 

 

 

 

 

 

 

 

本県、山梨県、静岡県の3県にまたがる山岳公園で、中部山岳国立公園と並んでわが国を代表する山岳公園の一つです。

鳳凰山系、白根山系、赤石山系の3つのから構成され、最北部には山域を代表する甲斐駒ケ岳、その南には仙丈ケ岳、北岳など標高3,000mを超える山々が連なります。山域一帯のなだらかな稜線は、急峻な北アルプスと比べ、大きな山容を感じさせます。

ツガ、トウヒ、モミの原生林が多く、森林限界が高いことも有名で、キタダケソウなど固有の高山植物が確認されるほか、広大なお花畑が見られることも有名です。

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 八ヶ岳中信高原国定公園

八島ヶ原湿原

 

 

指定年月日

昭和39年(1964年)6月1日

公園面積

(長野県内分)

39,857ha

(35,769ha)

関係市町村

佐久市・佐久穂町・小海町・

南牧村・立科町・上田市・

長和町・岡谷市・諏訪市・

茅野市・下諏訪町・富士見町・

原村・松本市・塩尻市

公園計画 準備中
区域図 公園区域図(PDF:14,833KB)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本県の中心に位置する中信高原から山梨県にまたがる、八ヶ岳連峰を指定した国定公園です。

中信高原一帯は、火山性台地が起伏して連なっており、乾性の台上高原である美ヶ原高原がある一方で、霧ヶ峰高原には国の天然記念物に指定されている霧ヶ峰湿原植物群落があります。

また、公園中央部に位置する蓼科山(2,530m)は、頂上が大きな溶岩で覆われており、樹林が育たないことから360度の展望が楽しめます。円錐形の美しい山容は諏訪富士とも呼ばれ、日本百名山の一つに選定されています。

  • 霧ヶ峰高原の自然情報
  • 美ヶ原高原の自然情報

 天竜奥三河国定公園

tenryuukyou

 

 

指定年月日

昭和44年(1969年)1月10日

公園面積

(長野県内分)

25,720a

(5,926ha)

関係市町村

飯田市・阿南町・根羽村・下条村・

売木村・天龍村・泰阜村

公園計画 準備中
区域図 公園区域図(PDF:15,220KB)

 

 

 

 

 

 

 

 

天竜川の流域やその支流、そして茶臼山、鳳来寺山などの山岳を指定した本県、静岡県、愛知県の3県にまたがる国定公園です。

諏訪湖から遠州灘へつづく天竜川の中流域には、渓谷、高原、岩山など多様な景観を有します。中でも天竜川中流に位置する天竜峡は、天竜川の流れにより浸食され造り出された、花崗岩の奇岩がそびえたつ景勝地であり、昭和9年に国の「名勝」に指定されています。また、公園西部に位置する茶臼山(1415m)は、愛知県の山岳としては最高峰であることから同県からも多くの方が訪れます。

 妙義荒船佐久高原国定公園

荒船

 

 

指定年月日

昭和44年(1969年)4月10日

公園面積

(長野県内分)

13,123ha

(5,061ha)

関係市町村

佐久市・佐久穂町・軽井沢町・

御代田町

公園計画 準備中
区域図 公園区域図(PDF:13,528KB)

 

 

 

 

 

 

 

 

本県と群馬県の両県にまたがる岩塊と高原風景の国定公園です。

急峻な岩壁がそびえる妙義山、荒船山に代表されます。なかでも荒船山(1,423m)は、頂上部が南北約2km、東西約400mにわたる平坦な台地状である一方、その周囲には垂直高低差200mもの断崖がそそりたつ特徴的な山容から、荒波を進む大きな船を思わせます。佐久高原地域には、内山牧場(佐久市)、神津牧場(群馬県下仁田町)など、多くの高原牧場があるほか、十石峠、内山峠など多くの峠を持つことでも有名です。

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 中央アルプス国定公園

中央アルプス宝剣岳

 

 

指定年月日

令和2年(2020年)3月27日

公園面積

35,116ha

関係市町村

伊那市・駒ヶ根市・飯島町・宮田村・

飯田市・松川町・高森町・阿智村・

木曽町・上松町・南木曽町・

大桑村・塩尻市

公園計画 公園計画書(PDF:1,145KB)
区域図 公園区域図(PDF:7,743KB)

 

 

 

 

 

 

 

 

木曽山脈のほぼ全域にまたがり、北部の経ヶ岳から木曽駒ヶ岳、宝剣岳、空木岳を経て、大平峠、風越山に至る主脈一帯と、その他の飛び地からなり、それぞれが特色ある景観を呈しています。特に木曽駒ヶ岳から越百(こすも)山の間は高山帯に属し、優れた高山景観がみられます。

また、木曽駒ヶ岳、三ノ沢岳、南駒ヶ岳には典型的な氷河地形が今もなお色濃く残っています。

詳細は、こちら(中央アルプス国定公園公式ホームページ)(別ウィンドウで外部サイトが開きます)をご覧ください。

 

 御岳県立公園

御岳

 

 

指定年月日

昭和27年(1952年)3月3日

公園面積

18,764ha

関係市町村

 木曽町・王滝村

公園計画 公園計画書(PDF:486KB)
区域図 公園区域図(PDF:5,495KB)

 

 

 

 

 

 

 

 

本県と岐阜県の県境に位置する独立した活火山である御岳山と、その山麓に広がる御岳高原、開田高原、寒原高原などから構成される自然公園です。

御岳山の山頂部には、一ノ池から五ノ池まで5つの湖沼があり、二ノ池は標高2,905mで、わが国で最も高い標高にある火口湖です。御岳山の山麓から山腹にかけては、木曽五木の大森林地帯で、7合目の標高2,200m地点には、湿原をもつ田ノ原天然公園があり、8合目付近には、美しいお花畑が広がっています。

御岳山は、古くから信仰の山として知られ、毎年夏には全国から白衣姿で登拝する信仰登山者でにぎわいをみせています。

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 三峰川水系県立公園

三峰川

 

 

指定年月日

昭和33年(1958年)5月1日

公園面積

587ha

関係市町村

 伊那市

公園計画 公園計画書(PDF:287KB)
区域図 公園区域図(PDF:1,165KB)

 

 

 

 

 

南アルプスから流れ出た三峰川をせき止めてできた美和湖、高遠湖、卓越した展望と草原景観を有する鹿嶺高原、そして、七百年の歴史をもち、千数百本のコヒガンザクラで覆われている高遠城跡を中心とした公園です。

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 塩嶺王城県立公園

塩嶺王城

 

 

指定年月日

昭和39年(1964年)6月25日

公園面積

1,340ha

関係市町村

 岡谷市・辰野町・塩尻市

公園計画 公園計画書(PDF:44KB)
区域図 公園区域図(PDF:3,076KB)

 

 

 

 

 

 

塩尻峠で、国道20号を境として、八ヶ岳中信高原国定公園に接し、ここから南へ勝弦(かつつる)峠、小野峠を経て王城山にいたる標高1,000m級の高原一帯を区域とする自然公園です。

この公園には、小野峠の西麓にしだれ栗の自生地があり、野生の状態で傘状に枝を垂れ、大小合わせて二千数百が群生しています。大きいものでは幹周り2mに達し、大正9年に「小野村枝垂栗自生地」として国の天然記念物に指定されています。

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 聖山高原県立公園

聖山高原

 

 

指定年月日

昭和40年(1965年)7月8日

公園面積

2,128ha

関係市町村

筑北村・麻績村・生坂村・長野市・

千曲市

公園計画 公園計画書(PDF:361KB)
区域図 公園区域図(PDF:4,740KB)

 

 

 

 

 

 

 

千曲川、犀川の両河川の間に位置する冠着(かむりき)山、三峰山、聖山を中心とする一帯の地域と、飛び地としての山清路(さんせいじ)、差切峡(さしきりきょう)から構成されています。

聖山からの眺望は素晴らしく、「中部信濃の展望台」と呼ばれています。

また、この公園一帯の山は、太平洋側と日本海側気候に属する植物が接触する地域として知られています。

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 天竜小渋水系県立公園

 天竜小渋 

 

 

指定年月日

昭和45年(1970年)12月21日

公園面積

2,594ha

関係市町村

中川村・飯田市・松川町・高森町・

喬木村・豊丘村・大鹿村

公園計画 公園計画書(PDF:459KB)
区域図 公園区域図(PDF:1,262KB)

 

 

 

 

 

 

 

南端の天竜峡が天竜奥三河国定公園に接する天竜峡以北の天竜川と、その支流の小渋川に設けられたダム湖を中心とした地域と、その飛び地からなる河川公園です。

天竜舟下りは、上流の市田から天竜峡にかけて約20kmの間、両岸の景色を見物でき、夏季を中心に人気となっています。

天竜川の支流の中で、もっともあばれ川といわれた小渋川には、多目的ダムとして小渋ダムが建設され、このダム湖が公園の中心的景観を呈しています。

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お問い合わせ

環境部自然保護課

電話番号:026-235-7178

ファックス:026-235-7498

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