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更新日：2020年2月19日
リンドウ
長野県の県花として知られるリンドウは、 山岳地等の自生種を切り花用として改良し、今では定番の紫色のほか、ピンク、白、ブルー、パステル等豊かな花色が誕生しています。
超極早生品種の加温促成栽培により、5月下旬から出荷が始まり、品種のシリーズ化により、11月中旬まで出荷が続きます。
国際園芸博覧会「フロリアード2012」において、長野県産リンドウが上位に入賞し、世界的にも評価の高い花の一つとなっています。
近年では、県内生産者が減少傾向にあり、生産量は減っておりますが、依然として品質の高いリンドウを全国各地に出荷しています。
| 主な産地 | 佐久、上田、諏訪、上伊那 |
|---|---|
| 出荷時期 | 5月～11月 |
| 生産面積 | 29ha |
| 生産量 | 320万本 |
リンドウの花言葉
リンドウ全般「悲しんでいるあなたを愛する」「正義」「勝利」
リンドウは色別の花言葉は特に決まっていないようです。
リンドウは敬老の日に祖父母に贈ることが多いお花です。リンドウの代表的な紫色は聖徳太子の定めた冠位十二階では最高の色であり祖父母への尊敬の念を表し、また花言葉の「勝利」に掛けて、病気等に打ち勝つという意味を込めて、長寿を願うことが由来のようです。
リンドウを長く楽しむためのポイント
1 茎が腐りやすいので、浅めの水に生けましょう。
2 下のほうの葉はあらかじめ取っておきましょう。
3 乾燥を嫌う花ですので、直接風が当たる場所には置かないようにしましょう。
リンドウの豆知識
1 リンドウの根は現在でも漢方として活用されており、生薬では竜胆（りゅうたん）という名前で流通しています。名前の由来も漢方に関係しており、リンドウの根の生薬が「竜の胆（きも）のように苦い」ということから竜胆となったといわれています。
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