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更新日:2021年6月30日
5月18日付のある新聞記事をご覧ください。
期成同盟会なるものが、バイパスへの賛成意見を募る要請書作成を下諏訪町に求め、それに下諏訪町が応じたという内容で、これだけでも大問題ですが、もっと問題なのはその要望書の文面に”「4月20日時点で当町においては55通の意見書の提出」があり、「そのほとんどが事業推進に否定的」”としてあることです。
さらに、記事にはこうあります。
”下諏訪町建設水道課は県の言い分を認め、非公開であるべき住民意見の内容について要請書で触れた点も「不注意だった」と町側のミスを認めている”
これはミスを認めればよいというレベルの話ではありません。
選挙において、期日前投票の状況を選管が公開するのと同じ話です。そんなことがあってよいはずがありません。
これは、不当で不正な手続き以外の何ものでもありません。
このようなことがあった以上、長野県をはじめとする行政は、意見書を正当に扱う仕組みを構築し、それを県民、国民に示し、まずその仕組みの正当性や妥当性を検証する作業をきっちりと進めた上で、再度の意見募集を行う必要があります。
公正な意見募集のしくみを構築したうえで、意見書募集を全面的にやり直してください。
それが済むまでは、諏訪バイパスの計画は全て凍結してください。
長野県建設部長の田下昌志と申します。 「県民ホットライン」にお寄せいただきました諏訪バイパス都市計画と準備書への意見募集に関するご意見について、お答えします。 このたびは、国道20号諏訪バイパスに係る都市計画案及び環境影響評価準備書についての意見書の受付に関して、ご心配をおかけしており、申し訳ございません。 5月18日付けのある新聞の報道につきましては、記事の内容にもありますように、県から賛成の意見書提出を求めたことはなく、発送元である同盟会事務局へ是正を申し入れたところです。 国道20号諏訪バイパスにつきましては、ご承知のように環境影響評価法第38条の6第1項の規定に基づき、都市計画決定権者である長野県が、事業者(国土交通省関東地方整備局)に代わり、都市計画決定の手続きにあわせ、環境影響評価の手続きを行っております。 現在、環境影響評価法第41条第1項及び第2項の規定に基づき公告、縦覧し、都市計画案に対する意見とあわせ、環境影響評価準備書に対する意見をいただいています。 環境影響評価準備書につきましては、環境の保全の見地から、様々な立場の幅広い意見を受付し、その中から有用な環境情報等を準備書に対する知事意見に反映させるためのものであり、事業に対する単なる賛成・反対の意見やその数は、知事が述べる意見に影響するものではありません。また、都市計画案の意見書につきましては、その要旨が都市計画審議会に提出され、関係行政機関の長の意見なども勘案して、公正かつ専門的な第三者の立場で審議していただくことになります。よって今回新聞報道された件については、今後の手続きに何ら影響を及ぼすものではなく、再度の意見募集を行う必要はないと考えております。 地域の皆様には、道路の構造や温泉、湧水などの水環境、騒音振動、動植物などについて、ご不安ご心配をいただいていることは承知しております。県としましても、引き続き地域の皆様へは丁寧な説明を心掛けてまいりたいと考えております。 以上ご意見への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、都市・まちづくり課長高倉明子、担当:まちなみ整備係までご連絡くださいますようお願い申し上げます。 【問合せ先:建設部/都市・まちづくり課/まちなみ整備係/電話026-235-7298/メールtoshi-machi(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】
(分野別:まち・みち・かわづくり)(月別:2021年5月)2021000282
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