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更新日:2021年12月27日

長野県内のSuicaの利便性拡大について

ご意見(2021年11月5日受付:Eメール)

まず単刀直入に言うと、長野県内でSuicaを使えるよう誘致して欲しいです。
現状では、中央本線・篠ノ井線の信濃境~松本及び小海線の野辺山での改札入出場と、それ以外ではせいぜいコンビニや有名チェーン店ぐらいでしか使えません。
2014年に長野県内の中央本線・篠ノ井線で初めてSuicaを使えるようになって、ようやく長野県にもSuicaが来た!と感極まったのですが、あれから7年、ツイッターで「長野県Suica」と検索すると、いまだに「長野県はSuicaが使えない」という手の呟きが見られます。買い物はもちろん、Suica本来のサービスであるJR線の乗車でさえ、JR東日本の中央本線・篠ノ井線(松本以南)は長野県全体と比べればほんの一部に過ぎません。また、県内で全国相互利用のICカードが使える路線バスもありません。これでは使えるようになったうちに入らないのも納得です。

私が疑問に思っているのは、長野県内における鉄道・バス利用や買い物でSuicaを使えるよう誘致する姿勢が全く見られないことです。
山形県でもバス会社がJR東日本と連携して山形県内の路線バスでSuicaを導入するというニュースがありますが、長野県はそういうことはしないのですか?特に長野市内のバスに導入されているKURURUは全国のICカードと相互利用する予定もない。地元住民は問題ないでしょうけど、県外からの観光客にとってはSuicaなどが使えないだけでしかなく、全く意味がありません。
他にも、Suicaが使える駅周辺の施設ですらSuicaが使えない。Suicaって鉄道に乗るためだけのサービスでしたっけ?
長野県は鉄道利用者が少ないので、改札に導入するのは難しいと思いますが、せめて観光客向けにバスや買い物にはSuicaなどのICカード決済を導入すべきだと思います。そうしなければ長野県は間違いなく遅れをとりますよ。

回答(2021年11月12日回答)

長野県企画振興部長の伊藤一紀と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただきました、交通系ICカード導入に関するご提案についてお答えいたします。

この度は、貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございます。

全国で相互利用が可能な交通系ICカードの利用場面を増やすことは、県民や本県を訪れる方の利便性向上の観点から大変重要であると認識しております。
このため、平成29年度に交通事業者、自治体、学識経験者等で構成する検討会を設置し、県内への交通系ICカードの導入に向け検討を行いました。
その結果、地域独自の機能を付加できることも踏まえ、JR東日本が提供する「地域連携ICカード」を軸として検討を進めていく方向とされたところです。
しかしながら、事業者においては導入に当たっての初期投資やランニングコストなど費用面での課題があること。また、二次元バーコード決済やクレジットカードのタッチ決済など新たな決済手段も急速に普及しており、こうした状況も踏まえ取り組む必要があると考えております。
このたび県では、公共交通が抱える様々な課題解決に官民連携で取り組むための協議会を新たに立ち上げました。交通系ICカード導入について、改めて、この協議会で議論し、県内で多くの方が利用できる決済手段を早期に導入・普及できるよう、交通事業者や市町村とともに取り組んでまいります。

以上、ご提案への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、交通政策課長小林伸行、担当:交通企画係までご連絡くださいますようお願い申し上げます。

【問合せ先:企画振興部/交通政策課/交通企画係/電話026-235-7015/メールkotsu(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

(分野別:交通)(月別:2021年11月)2021000928

 

お問い合わせ

企画振興部広報・共創推進課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

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