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更新日:2023年8月23日
公衆衛生専門学校
公衆衛生専門学校(公専校)の日々の様子についてお知らせします。
今年の体験入学には高校生や保護者の方、総勢54人が来校されました。
当校の体験入学は毎年、ブースごとに参加者に対して、学生が個別に担当する形式で実施しており、大変好評となっています。
ブラッシングコーナーは3年生、指の型取りコーナーは2年生、歯石を取るコーナーは1年生が担当します。体験を通しながら、参加者の「歯科衛生士の勉強は大変ですか?」「学校の雰囲気はどうですか?」「実習はどんな感じですか?」「入試は難しいですか?」といった様々な疑問・質問に学生が答えていきます。
参加者と学生はすぐに打ちとけて、日常の学校生活の様子や趣味の話まで、話題が尽きません。あっという間に移動の時間になっていました。
参加者からは、「学生間の仲の良さや、学校の雰囲気がとてもいい印象を受けました。」「歯科衛生士は、健康づくりのサポートをする重要な職業だと感じました。」といった感想が寄せられ、保護者の方からも「学生さん主体でよかったです。みなさん楽しそうだったので、こちらも楽しい気持ちになりました。」という声が聞かれました。
今日の体験が参加された皆さんにとって、意義ある内容になっていただけたら嬉しいです。
なお、体験入学について、7月30日(日)付けの長野日報に掲載されました。
2年生の歯科保健指導Ⅱの授業で、口腔ケアの相互実習を行いました。
口腔ケアとは、口の中を清潔にすることで歯や口の病気を予防し、口の機能を維持する方法です。口腔ケアを行うことで、全身疾患の予防や健康状態の維持・向上にもつながります。
この授業は11月に始まる高齢者施設実習に向けて、高齢者の身体的や口腔の特徴を踏まえたケアの方法を学び、施設実習時に対象者に対して実践していくためのものです。
実習を始める前に、まずは人工的に顔の半分だけの麻痺を作るため、テーピングで顔半分を固定し、さらに口の中も表面麻酔で感覚を鈍くさせました。その麻痺の状態で水を飲み、食べ物を食べることで、片麻痺状態の口の中の動きなどを確認しました。
そして、口の中にオブラートを張り付けることで乾燥状態を作り、そこから口腔ケアを行っていきます。
口腔ケア用の粘膜ブラシを使い、少しずつオブラートを取っていきます。普段の歯磨きとは全く違うため、最初は戸惑いながら行っていましたが、徐々にスムーズにできるようになりました。口腔ケア後には、口や舌のマッサージも実践しました。
学生からは「きれいになると、とても気持ちいいということを、改めて実感した。」「片方に麻痺があると、何をするにも動きにくい。患者さんの気持ちが分かったので、これからは配慮できるようになりたい。」といった感想がありました。
口腔ケアを含む「口腔健康管理」は歯科衛生士の重要な役割です。患者さんの気持ちに寄り添いながら、活躍できる歯科衛生士を目指してほしいです。
2年生が生物学授業の一環で、学校近くの小沢川にて校外学習を行いました。
小沢川に実際に入り、生息する生物を捕まえ、種類や数の調査をし、その結果で川の水質を判定します。
学生からは「川の中には想像以上にいろいろな生き物がいて驚いた。久しぶりに川に入ったので、楽しく学べた」という感想が聞かれました。
このような生きた授業は、生命の大切さを改めて実感できる貴重な機会となります。
なお、この授業の様子が長野日報新聞(R5年7月1日付け)に掲載されました。
長野日報新聞記事はこちら(ワード:1,106KB)
その他の講義・実習の様子はコチラ
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