ここから本文です。
更新日:2018年4月3日
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
★☆ 教育ながの Vol.579 ☆★
長野県教育委員会メールマガジン
-平成23年(2011年) 3月号-
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆2011/2/18発行◆◇
┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓
■□┃H┃E┃A┃D┃-┃L┃I┃N┃E┃ ■□■□■□■□■□
┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┛
●ひろば
○こどものキャリア教育ということ
長野県教育委員会 北信教育事務所長 小林 隆
●特集
○「平成22年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査」
の結果における長野県の状況について
●今、学校では
○縦割りの取り組みについて
~全校縦割り活動における人間関係の形成
(異年齢集団での活動)~
信濃町立富士里小学校
[特色あるクラブ活動シリーズ]
○穂高商業高校 珠算・電卓同好会
●ご存知でしたか
○「視覚や聴覚に障害のある幼児のための母子教室」について
●お知らせ
○長野県短期大学の今後のあり方について検討しています
○長野県埋蔵文化財センター速報展「長野県の遺跡発掘2011」
○長野県立歴史館講座 「信州ふれあい歴史講座」
ほか
…★……★……★……★……★……★……★……★……★……★……★
【ご覧いただくにあたって】
◇リンクをクリックしてもWebページが開かない場合は、URLをブラウ
ザのアドレス欄にコピーしてご利用ください。
◇表や枠が崩れて表示される場合は、読取り(表示)フォントを等幅
フォントに変更してご覧ください。
◇担当の方は、お手数ですが、職員の皆さんへ、回覧、掲示、転送等
をしていただくようお願いします。
┏━━━━━━┓
★ ★┃ ひ ろ ば ┃ ★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
┗━━━━━━┛
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★☆★ こどものキャリア教育ということ ★☆★
長野県教育委員会 北信教育事務所長 小林 隆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
幼子を買い物やお使いに行かせるというよくある番組だが、つい見て
しまった。その親子の住む地域は、山村や海辺の小さな集落で、雑貨店
では郵便切手も売っていて、いきおい用事も複雑になる。隣近所のお使
いは、子どもが出向いても失礼に当たらない事柄であったりして、子ど
もは勇気をふり絞って行くのだが、相手をしてくれる大人の方はどこの
子か、なんとなくわかっているから、親も安心して送り出せる。
今、私たちの生活の場面には、このような環境は少なくなった。だか
ら、子どもが地域の大人と向き合う機会も少ない。だが、子どもの時か
ら大人と1対1の話をさせてもらうという経験の積み重ねは、大きくなっ
て貴重な財産となるのではないだろうか。
大人と話す時の、プレッシャーを感じながらも、相手に伝わるように
話をしなければいけないとか、親や同級生と話す時とは違う言葉遣いも
しなければいけないなど、世事を実感することとあいまって、その子が
社会人デビューを果たすとき、”職業人ギャップ”をずいぶん埋めてく
れる。若い人のコミュニーションや人間関係の不得手さが話題になるが、
年上の人と本格的に話をし、対処するのは就職してからのことだという、
経験の少なさも影響しているように思う。
中央政界では『国を開く』の大合唱だが、核家族形態が様々な場面で
機能不全を起こしている中、地域社会では『家を地域に開く』ことが必
要となっている。とりあえずは、「3ま運動」などで子どもと大人が一
緒に活動する場を作ることが、子どものキャリア教育につながるし、地
域社会の風通しをよくする大切な手法だと思う。
3ま=仲間、空間、時間:友達、地域社会の人たちと、外で実体験で
きる機会を提供する社会教育運動
┏━━━━━━┓
★ ★┃ 特 集 ┃ ★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
┗━━━━━━┛
--------------------------------------------------◇◆◇◆◇----
●○ 「平成22年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査」
の結果における長野県の状況について ●○
----------------------------------------------------------------
文部科学省では、平成20年度から「全国体力・運動能力、運動習慣等
調査」を実施し、全国的な子どもの体力の状況を把握しています。
平成22年度の長野県における児童生徒の体力について報告します。
1 「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」の結果の概要
○実技に関する調査結果からみえる長野県の状況
・長野県の児童生徒の体力合計点は、小学校男女、中学校男女とも
に全国平均を下回りました。
・長野県の児童生徒の体力は、筋力、巧緻性(巧みに動ける力)、
筋パワーがある一方、全身持久力、筋持久力、敏捷性に課題が残
りました。
・昨年度の長野県の体力合計点と比較すると、小学校男女、中学校
女子はほとんど変化が見られませんでした。中学校男子はわずか
に上回りました。
○運動習慣、生活習慣からみえる長野県の状況
・長野県の児童生徒の運動の実施状況には、体を動かす機会が全国
と比べて少ない傾向がみられました。
・1週間の総運動時間では、運動する子としない子の二極化が中学
校でみられました。小学校を含めて、特に女子の運動離れの傾向
がみられました。
・朝食の有無、睡眠時間、テレビの視聴時間では、長野県の児童生
徒は全国に比べて、基本的な生活習慣を身につけている傾向がみ
られました。
・総じて基本的な生活習慣を身につけている児童生徒は、体力合計
点が高い傾向がみられました。
○地域や家庭におけるスポーツのかかわりからみえる長野県の状況
・地域で実施される運動やスポーツの行事に参加する児童生徒の割
合は全国と比べて高く、家の人と運動やスポーツを「する」「見
る」「話す」頻度も全国と比べて概ね高い傾向がみられました。
・地域のスポーツ行事に参加したり、家の人と運動やスポーツを
「する」「見る」「話す」頻度が高かったりする児童生徒は、体力
合計点が高い傾向がみられました。
○体育の授業以外での体力向上への取組みの結果からみえる長野県の
状況
・小中学校ともに、体育の授業以外で体力向上に関する取組を継続
的にしている学校の割合は、全国と比べて低い傾向があります。
・運動習慣を確立する手だてをしている小学校の割合は全国と比べ
て低い傾向にあります。
○地域や家庭との連携からみえる長野県の状況
・長野県では小中学校ともに学校の運動やスポーツの活動に、地域
の人材を活用している割合が全国と比べて高くなっています。活
用場面としては、小学校はクラブ活動が最も多く、中学校では運
動部活動が最も多くなっています。
・子どもの体力における家庭との連携については、長野県では小中
学校ともに、行事参加促進が最も多く行われていますが、全国で
は体力調査結果の連絡により家庭との連携を図っている場合が最
も多くなっています。
2 今後の対応
「かがやけ信州っ子 体力アップ事業」により、体力向上への意識を
醸成し、学校、地域、家庭が連携して子どもが自発的に運動量を増やす
環境整備を行い、体力の向上を図ります。
○児童生徒の体力状況を把握するため、すべての小・中・高等学校で
体力テストを実施することを推進し、その結果を反映させた「体力
向上プラン」1校1運動の実践を通して、子どもの体力向上のため
のPDCAサイクルが確立できるよう支援します。
○本県独自の体力テスト集計システムを構築し、県や市町村の状況、
当該学校の状況、児童・生徒個人の状況に関する調査結果を還元す
ることで、学校、家庭、地域が連携した体力向上への取組みを支援
します。
○県で作成した体力向上プログラムを集録したDVDを配布し、その
普及啓発のために、子ども、保護者や学校教員を対象に講習会を行
なう「キッズ運動遊びどこでもゼミナール」を実施します。また、
各学校の職員研修会等で活用できる「出前体力づくりゼミナール」
を実施します。
○児童生徒が縄跳びなどの運動種目にチャレンジする「ながのスポー
ツスタジアム」事業を実施します。
○児童・生徒の体力実態に問題意識をもち、体力向上に積極的に取組
もうとしている学校(協力校)が、市町村教委、県教委と協働して
体力向上策に取組み、体力向上PDCAサイクルを確立するための
「体力向上対策促進協働事業」を実施します。
◆「平成22年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査」の概要につきま
しては以下のホームページをご覧下さい。
http://www.pref.nagano.lg.jp/kyouiku/taiiku/sportsnw/physical_test/phycal_test22.htm
■ お問い合わせ
スポーツ課
TEL 026-235-7447 FAX 026-235-7476
---------------------------------------------------------------
■ 第919回長野県教育委員会定例会を開催しました。(1月27日開催)
http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/teireikai/919/919.htm
----------------------------------------------------------------
---------------------------------------------------------------
■ 第920回長野県教育委員会定例会を開催しました。(2月10日開催)
http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/teireikai/920/920.htm
----------------------------------------------------------------
----------------------------------------------------------------
■ 平成23年度当初予算案の概要を公表しました。
http://www.pref.nagano.lg.jp/kyouiku/kyousoumu/yosan/23/yosanan/23yosanan.htm
----------------------------------------------------------------
┏━━━━━━━━┓
★ ★┃ 今、学校では ┃ ★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
┗━━━━━━━━┛
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★☆ 富士里小学校 縦割りの取り組みについて
~全校縦割り活動における人間関係の形成
(異年齢集団での活動)~ ☆★
信濃町立富士里小学校
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
学校教育目標「みんな仲良く、ちえを出し合い、汗だそう」を具現化
するために、本年度は「自ら考え、友だちとともに、はげむ子ども」を
目指す子ども像とし、「人との関わりと通して、友だちとともに伸びよ
うとする子どもの育成」を研究テーマにすえて取り組んでいる。
特に、目標の具現のための実践課題として、人との関わりを大切にし
た学校生活、学級経営を第一に上げて、以下のような取り組みを行って
いる。
(1)年間を通して実施される縦割り活動
ア.なかよしタイム
毎週水曜日に、清掃をなしにして30分間を「なかよしタイム」
として日課表に位置付けた。自分たちで遊びを決めだし、みんな
が楽しめるルールを創り上げながら、人間関係を広げ、自分から
関わろうとする態度と能力を養うことが基本方針。教師が提案し
ていく遊び、子ども自らが決め出す遊び、連学年合同での遊び、
姉妹学級での遊びなど、児童の発達段階や学級の実態に応じて遊
びの内容を決め出している。
イ.縦割り活動
水曜日のなかよしタイムから5時間目の時間帯70分間を、「縦
割り活動」として日課表に位置付け、4月「1年生を迎える会」
9月「運動会児童会種目練習」10月から11月「富士里まつり(児
童会主催の行事)」3月「6年生を送る会」を、主な活動内容と
する。6年生をリーダーとして全校児童を8班に編制し、これら
の活動を計画・実践しながら仲間のよさを認め合い、相手を尊重
し合う態度を養っていく。
(2)児童につけたい力を明確にし、全職員で取り組む支援体制のあり
方
8班編制の縦割り班に、それぞれ担当職員を決める。そして班
への指導においては、伝え合う場面(聞く・話す・司会)、役割
を果たす場面(行動)、良さを認め合う場面(振り返り)の3つ
の場面に整理して記録を積み重ね、職員間の連携をとった。そこ
から見えてきた児童の実態や課題から児童につけたい力を明確に
し、縦割り活動における評価規準をつくって取り組んだ。
以上のような取り組みを行ってきた結果、活動の様子を見ていただい
た他校の先生方から、「発達段階に応じた段階的な目標がすえられ、ワ
ークシートの継続活用によって確かに評価させていく富士里小の仕組み
が、とてもわかりやすく良かった。」「縦割り活動を位置付けて、ねら
うことを定めている点がよい。少人数の中でずっと過ごしている子たち
は、縦割り活動を通して新しい発見や、いつもと違った役割ができるこ
とがよい。」等の感想が聞かれた。
また、本校の縦割り活動を継続してご指導いただいた指導主事先生か
らは、「縦割りの活動が本校の伝統的な活動になり、確かな歩みがあっ
た。中学年の位置づけや題材設定の工夫などによりすばらしい学びがあ
った。異年齢活動の中での子どもたちへの願いが、しっかり明確に示さ
れていた。先生方が全校の子どもを見守っている。子どもの人間関係づ
くり、成長した子どもの姿を見させてもらった。」との評価をいただい
た。平成23年度に向けてさらなる充実を目指して取り組んでいきたいと
考えている。
■ お問い合わせ
信濃町立富士里小学校
〒389-1314
上水内郡 信濃町穂波 362-2
TEL 026-255-2646
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★☆ 穂高商業高校 珠算・電卓同好会 ☆★
穂高商業高等学校 珠算・電卓同好会顧問 長谷川 陽子
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
本校は中信地区唯一の公立商業高校であり、簿記部・ワープロ部・コ
ンピュータ部など商業高校ならではの部活が多くあります。その中で、
先日、地元の新聞に特色ある部活として取材していただいた、珠算・電
卓同好会の活動内容・生徒の頑張りについて紹介させていただきます。
この同好会には2つの目標があります。1つは、年に2回開かれる県
珠算競技大会に出場し上位大会を目指すこと、そしてもう1つは全国商
業高等学校協会主催珠算電卓検定の「そろばん」と「電卓」の2種目で
1級を取得することです。今年度は3年生8名、2年生4名で活動して
きました。入学時から入部した生徒はそのうち3名で、残りは卒業まで
に珠算検定を取得したいからという理由で途中から入部してきました。
いずれにしても、部員の多くがそろばんについては初心者です。
日頃練習している問題には、乗算・除算・見取算からなる普通計算と、
売買計算や株式計算などの応用計算があります。電卓とそろばん、使う
用具は異なるものの、数字を入れるところから答えを書き終えるまで、
すべてにおいて正確さが要求されます。ただ、電卓はキーを打てば瞬時
に計算ができ一発で答えが求められますが、珠算ではそうはいきません。
一つの答えを求めるためには多くの計算が必要であり、そのすべての計
算をそろばんで行います。途中で計算を間違えてしまえば正しい答えを
導くことができないため、相当の集中力が必要になります。
初めはそろばんの珠の弾き方すらわからなかった生徒が、興味を持ち、
自分から積極的に練習したり、桁数の多い計算に一生懸命取り組む様子
を見ていると、真剣に頑張っている姿は素敵だと感じます。また、最初
は苦労して解いた問題が、練習を重ねることで短時間で計算できるよう
になっていく、その上達や成長を間近で感じられることが何より嬉しく
思います。
今年度は、12名中7名が珠算検定1級に合格することができ、3年生
は7名が2種目で1級を取得するという目標を達成することができまし
た。さらに初心者の2年生だけで臨んだ新人戦では、点数こそは低かっ
たものの北信越大会出場の切符を手にすることができました。
初心者でも練習を積み重ねれば検定に合格できる、努力は無駄にはな
らない、ということを多くの生徒が証明してくれています。何事にもチャ
レンジする気持ち、そしてその目標を達成するために注ぐエネルギーは
多くのものを生み出してくれます。ぜひ、この経験をさまざまなところ
へ波及させていって欲しいと期待しています。
■ お問い合わせ
穂高商業高等学校
〒399-8303
安曇野市穂高6839
TEL 0263-82-2162 FAX 81-1066
┏━━━━━━━━┓
★ ★┃ ご存知でしたか ┃★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
┗━━━━━━━━┛
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★☆★ 「視覚や聴覚に障害のある幼児のための
母子教室」について ★☆★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
長野県が設置する、盲学校とろう学校では、視覚や聴覚に障害のある、
0歳から2歳児のお子さんと、その保護者を対象として、「母子教室」
が設置されており、一人一人のお子さんの発達に合わせた幅広い支援を
しています。
母子教室では、このような内容で支援をします。
(1)盲学校の母子教室
集団遊びを通して、友達と遊び込んだり、友達の様子を見て考えたり、
かかわり合いながら、自立しようとする気持ち・社会性を養います。ま
た、個別遊びを通して、一人一人の課題にあった遊びの場を設定し、実
生活に役立つための能力を高めます。例えば、カルタ取りを通して文字
や点字を覚えたり、間違い探しをしながら単眼鏡などの補助具を使う練
習をしたりします。
(2)ろう学校の母子教室
親子で楽しく遊びながら、個々の子どもに合わせた遊びを通して、親
子のコミュニケーションの素地を作るための指導を行ったり、必要に応
じて聴力の測定や補聴器の調整などを行ったりします。また、集団での
音楽リズム遊び、体を動かしての遊びなどを通して、友達とかかわろう
とする気持ちを育て、自分の気持ちをお母さんや支援者を仲立ちにして
友達に伝える方法を学んだりします。
それぞれの母子教室では、そのほかに、専門的な立場から、障害につ
いての正しい認識や理解についてアドバイスをしたり、保護者同士が話
し合い、互いに子育ての仕方や将来像について相談し合い学び合う時間
を設けたりしています。
詳しくは、下記のホームページからそれぞれの学校のホームページを
ご覧ください。
http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/jouhou/gakkou/handicap.htm
また、お気軽に、電話またはファックス、メールで下記の学校までご
相談ください。
長野盲学校 tel:026-243-7789 fax:026-263-3038
松本盲学校 tel:0263-32-1815 fax:0263-36-9505
長野ろう学校 tel:026-241-5320 fax:026-244-9217
松本ろう学校 tel:0263-58-3094 fax:0263-85-1411
■ お問い合わせ
特別支援教育課
TEL 026-235-7456 FAX 026-235-7459
┏━━━━━━━━━━━━━┓
★ ★┃ お知らせ・イベント情報 ┃ ★…★…★…★…★…★…★…
┗━━━━━━━━━━━━━┛
----------------------------------------------------------------
●○ 長野県短期大学の今後のあり方について検討しています ●○
----------------------------------------------------------------
少子化や高学歴化の進行など、全国的に高等教育を取り巻く環境が大
きく変化しています。長野県短期大学(以下、「県短」といいます。)
でも「1年生の夏頃から就職活動がスタートし、学業に専念できない」
「取得した資格を就職に活かすことが難しくなってきている」「2年間
では学べることが限られてしまう」など、いろいろな課題があります。
県短の4年制化を巡っては、県議会での議論、長野市や県短同窓会
「六鈴会」からの提言・要望等、県民等からの関心が高い状況が続いて
います。
そこで、平成22年2月に有識者による「長野県短期大学の将来構想
に関する検討委員会」を設置し、長野県の高等教育全体のあり方も踏ま
えつつ、県短が県民のニーズに応えていけるよう、その目指すべき方向
について、現在、検討を進めているところです。
なお、県短の概要や長野県の高等教育の現状、昨年実施したアンケー
ト調査の結果、検討委員会における主な意見等について下記のホームペ
ージに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
http://www.pref.nagano.lg.jp/kikaku/kikaku/tandai/oshirase.pdf
また、検討委員会の資料、議事録等については、こちらをご覧くださ
い。
http://www.pref.nagano.lg.jp/kikaku/kikaku/tandai/iinkai.htm
■ お問い合わせ
企画部企画課 短大のあり方検討担当
TEL 026-235-7023 FAX 026-235-7471
---------------------------------------------------------------
●○ 長野県埋蔵文化財センター速報展
「長野県の遺跡発掘2011」 ●○
----------------------------------------------------------------
平成22年度、(財)長野県埋蔵文化財センターで発掘調査をした県内
各地の遺跡出土品をいち早く公開します。中野市千田遺跡の土偶のほか、
弥生時代の墓に供えた赤い土器(佐久市北裏遺跡群、西近津遺跡群ほか)、
修復を終えた中世の漆器椀(千曲市東條遺跡)、中世寺院の風景を色濃
く残す五輪塔や木製祭祀具(佐久市地家遺跡)など、信濃の歴史再考に
迫る新発見資料を多数展示いたします。
◆ 場 所 長野県立歴史館
◆ 開催期間 3月12日(土)~5月15日(日)
◆ 開館時間 午前9時から午後5時まで
(入館は午後4時30分まで)
◆ 休館日 毎週月曜日、祝日の翌日
(あんずまつり期間中の月曜日は開館)
◆ 観覧料
区 分 常設展券
大 人 300円(200円)
高・大学生 150円(100円)
小・中学生 70円( 50円)
※( )は20名以上の団体
以下の方は無料です。
○ 平日、学校の教育活動として観覧する県内の小・中・高生
○ 身体障害者手帳などの交付を受けている方とその介護者
○ 土・日曜、祝日及び振替休日に観覧する小・中・高・特別支援
学校生
◆ 記念講演会・遺跡報告
開催日時 4月24日(日) 午後1時半から午後3時半まで
講演会 「土偶とは何か」(仮題)
講 師 國學院大學名誉教授 小林 達雄 氏
遺跡報告 「縄文大集落と土偶(中野市千田遺跡)」
■お問い合わせ
県立歴史館 総合情報課 (〒387-0007 千曲市屋代260-6)
TEL 026-274-2000 FAX 026-274-3996
ホームページ http://www.npmh.net/
----------------------------------------------------------------
●○ 長野県立歴史館 冬季展 文字のちから
-墨書土器から新聞の時代まで- ●○
----------------------------------------------------------------
日本に漢字が伝来し、律令制のもとで行政上の命令や記録などに用い
られるようになりました。平安時代の遺跡からは同一の文字を記した土
器が大量に出土しており、文字が集落や村を形成するための手段だった
ことがわかります。江戸時代になって、書物が大量に流通し庶民が文字
を強く意識します。
寺子屋が急増し、全国的に共通する文字を使う暮らしが日常化しました。
そして新聞の時代がおとずれ、戦争報道を通じて「国民」を意識する
一方、国や地域を変える主人公としての自覚も芽生えたのです。
このように、人々の生活に深く関わってきた文字にまつわる歴史を、
歴史館の所蔵品によりたどります。また、佐久間象山自筆の幟(のぼり)
を特別展示します。
◆ 場 所 長野県立歴史館
◆ 開催期間 開催中~平成23年2月27日(日)
◆ 開館時間 午前9時から午後5時まで
(入館は午後4時30分まで)
◆ 休館日 毎週月曜日、祝日の翌日
◆ 観覧料
区 分 常設展券
大 人 300円(200円)
高・大学生 150円(100円)
小・中学生 70円( 50円)
※( )は20名以上の団体
以下の方は無料です。
○ 平日、学校の教育活動として観覧する県内の小・中・高生
○ 身体障害者手帳などの交付を受けている方とその介護者
○ 土・日曜、祝日及び振替休日に観覧する小・中・高・特別支援
学校生
■お問い合わせ
県立歴史館 総合情報課 (〒387-0007 千曲市屋代260-6)
TEL 026-274-2000 FAX 026-274-3996
ホームページ http://www.npmh.net/
----------------------------------------------------------------
●○ 長野県立歴史館講座 「信州ふれあい歴史講座」 ●○
----------------------------------------------------------------
県立歴史館職員が、興味深いさまざまな話題をわかりやすく解説しま
す。土曜の午後のひとときを、歴史館でお過ごしください。
◆ 会 場 長野県立歴史館 講堂
◆ 日程・内容
2月19日(土) 中世信濃・御正体(みしょうたい)(かけぼとけ)の正
体をさぐる
人々はどのように税金を納めてきたか
-古代・中世の税と庶民-
2月26日(土) 黒曜石の矢じり工場
-茅野市駒形遺跡の調査結果から-
土器をつくる女、土器を運ぶ男
-土器にみる縄文人の交流-
3月12日(土) 『真澄』も『中村屋』もこの人の字
-中村不折の書について-
観光で稼ぐ-戦前の長野県、ホテルを作る-
◆ 時 間 前半:午後1時30分から午後2時30分まで
後半:午後2時40分から午後3時40分まで
◆ 申 込 当日受付・参加料無料
■お問い合わせ
県立歴史館 総合情報課 (〒387-0007 千曲市屋代260-6)
TEL 026-274-2000 FAX 026-274-3996
ホームページ http://www.npmh.net/
----------------------------------------------------------------
●○ 長野県立歴史館講座
「やさしい信濃の歴史講座 信濃人物伝」 ●○
----------------------------------------------------------------
長野県で活躍した人物を取り上げ、毎回、文献資料や実物を使いなが
ら、県立歴史館の職員が、わかりやすく解説します。
ぜひ、県立歴史館の講座にご参加ください。
◆ 会 場 県立歴史館 講堂
◆ 日程・内容
3月5日(土) 「信州野球事始めと三冠王・中島治康」
「新派・新劇の到来と信州」
◆ 時 間 午後1時30分から午後3時まで
◆ 申 込 所定の申込書の提出が必要です。
◆ 参加費 歴史館が昨年3月に発行したブックレット「信濃人物
伝」を基本テキスト(1,000円)として使用します。
各回200円(実費)をいただいての参加も可能です。
■お問い合わせ
県立歴史館 総合情報課 (〒387-0007 千曲市屋代260-6)
TEL 026-274-2000 FAX 026-274-3996
ホームページ http://www.npmh.net/
----------------------------------------------------------------
●○ ~科学の研究・発明に取り組まれている皆さんへ~
平成23年度科学研究費助成のご案内 ●○
----------------------------------------------------------------
(財)長野県科学振興会では、科学研究を奨励するため、自然科学を研
究する個人及び団体に対して、研究費の助成を行っています。
募集内容については、(財)長野県科学振興会ホームページ
(http://w2.avis.ne.jp/~nkagaku/)の「平成23年度科学研究費助成金
の募集について」をご覧ください。
◇申請期間 平成23年5月6日(金)消印有効
◇交付対象 県内で科学研究(自然科学に限る)をしている個人又は団
体。
◇助成金額 30万円以内。
◇申請方法 ホームページに掲載している申請書等に必要事項を記入し、
最寄りの支部または事務局へ提出してください。
※ 交付部門や採択基準など、詳しくは事務局へお問い合わせください。
■お申込み・お問い合わせ
財団法人長野県科学振興会事務局
(長野県教育委員会事務局 文化財・生涯学習課 生涯学習係)
電話 026-235-7437 FAX 026-235-7493
nkagaku@mx2.avis.ne.jp
★☆★ あとがき ★☆★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メールマガジン「教育ながの」3月号をお届けします。
早いもので今年度も残りあと1ヶ月半ほどとなりました。
1月号で昨年はデビューの年だったと書きましたが、今年度として考
えればスノーボードデビューも果たしました。運動部経験もなく、体育
の成績も良くなかった私にとって、敢えて苦手な運動に挑戦するという
ことで最初は抵抗がありましたが、やってみれば意外に楽しいものでし
た。もちろんたくさん転ぶので痛い思いはしますが、その一方で少しで
も上手に出来れば嬉しく、もう少し頑張ってみようかなという気持ちに
なります。
分からないことが分かったり、出来なかったことが出来るようになっ
たり、人に褒められたり、どんな形であれ努力に対する結果が目に見え
る形で現れれば楽しいし嬉しいものです。そしてそれが次へのやる気に
つながっていく。勉強でも運動でも他の活動でも、続けるためには楽し
さや嬉しさをどのように見つけていけるかが大切だなと思った今日この
頃です。
記事の中で「平成22年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査」の結
果を掲載していますが、運動をあまりしない子には私のような運動嫌い
になる前に自分なりの楽しさを見出してほしいなと思います。(ひ)
___
|\ /| 知りたい情報や、掲載して欲しい情報など、メールマガ
| 〒 | ジンについてのご意見・ご要望は、こちらにお願いします。
 ̄ ̄ ̄ → 下記のお問い合わせフォームからお問い合わせください。
▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽
■ ご意見、ご要望などは次のアドレスへお願いします。
下記のお問い合わせフォームからお問い合わせください。
■ 編集/発行
長野県教育委員会事務局 教育総務課
TEL:026-235-7423 Fax:026-235-7487
長野県教育委員会ホームページ http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/
長野県ホームページ http://www.pref.nagano.lg.jp/index.htm
▲△▲△▲△▲△▲△▲△ 教育ながの vol.579 ▲△▲△▲△▲
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください