検査所の仕事

私たちの仕事は、主に「と畜検査」「食鳥検査」「残留有害物質検査」「衛生指導」「検査結果のフィードバック」「調査研究」です。これらの仕事の内容をご紹介します。

と畜検査

安全な食肉を供給するため、「と畜場法」に基づいて、と畜場で食用としてとさつ・解体される獣畜(牛・馬・豚・めん羊・山羊)を1頭ごとに検査しています。

「食鳥処理の事業の規制及び食鳥検査に関する法律」に基づいて、中核市である長野市および松本市を除く長野県内全域の年間処理羽数30万羽以下の認定小規模食鳥処理場に定期的に立ち入り検査をしています。

食肉に抗菌性物質(抗生物質・合成抗菌剤など)が残留していないか、モニタリング検査をしています。

とさつ・解体をするときに、腸管出血性大腸菌O157をはじめとする食中毒菌など、いろいろな細菌に汚染されないように、と畜場で衛生講習会や話し合いをして、より安全な食肉を供給するよう指導しています。また、と畜場内の肉や施設に細菌がどのくらいいるのか検査をして、と畜場に情報提供しています。
と畜場法に基づき、と畜場設置者等がHACCPに沿った衛生管理の計画や衛生的に枝肉等を処理するための手順書を作成した内容を確認しています。また、実際の作業がHACCPに沿って実施されているかについて確認をしています。

家畜の飼養に役立ててもらうために、各農家で多い病気、と畜検査結果等を、と畜申請者、農家および家畜保健衛生所等にフィードバック(還元)しています。

通常の業務で感じた疑問や問題点などを調査・研究し、より安全な食肉を供給できるよう努めています。

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