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更新日:2021年8月13日
長野食肉衛生検査所
Q:と畜検査員になるにはどのような資格がいるのですか?
A:獣医師免許を持った都道府県(保健所を設置する市を含む)職員のうち、知事(保健所を設置する市にあっては市長)に任命された職員です。
Q:お肉に関係がある食中毒菌にはどのようなものがありますか?
A:腸管出血性大腸菌・サルモネラ属菌・ウェルシュ菌・カンピロバクター・黄色ブドウ球菌などがあります。
これらの細菌は家畜の消化管内にいる可能性のある細菌です。
とさつ・解体作業の中で枝肉に付いてしまう可能性がありますが、なるべく汚さずに処理をするようにと畜場に指導をしたり、実際に細菌がいるかどうか定期的に検査をしています。
もし細菌がお肉に付いていても、調理するとき十分に加熱をすることで、感染を防ぐことができます。
Q:トレーサビリティーって何ですか?
A:トレース=追跡する、アビリティー=可能という言葉を組み合わせたもので、追跡可能性・履歴管理という意味です。
BSE発生以来、食肉流通業界でもトレーサビリティーシステムが導入されました。
牛の耳に10桁の番号(個体識別番号)が書かれた「耳標」を着けることで、いつ・どこで・どのように生産・流通したかわかるようになりました。
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