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更新日:2022年3月28日
ICT活用工事については、「情報化施工技術の活用ガイドライン」(農林水産省農村振興局整備部設計課)に基づき進めているところですが、ICT活用工事を実施した場合は、下記により証明することします。
記
1 次に掲げる全て又は一部の施工プロセスにおいてICTを活用する工事を対象とする。なお、前年度工事などで作成した3次元設計データがある場合は、(2) を省略できる。
(1) 3次元起工測量
(2) 3次元設計データ作成
(3) ICT建設機械による施工
(4) 3次元出来形管理等の施工管理
(5) 3次元データの納品
2 証明の方法
(1) 工事成績評定において、その実施内容に応じて、考査項目「4.工事特性」及び「5.創意工夫」で評価し、工事成績評定通知書により証明する。
(2) 工事成績評定を行わない案件については、履行実績証明書により証明する。
3 一部の施工プロセス例
(1) ICT建設機械による施工を不要とする場合
・急峻で落石等のおそれのある自然斜面での施工などICT建設機械での施工が困難な工事
・河床掘削等で、法面整形が不要な工事(ICT建設機械による施工を通常の建設機械による施工でも可)
(2) 3次元出来形管理等の施工管理を不要とする場合
・土工と他の工種(アンカー工など)が複合し、段階的な出来形管理が必要となり、3次元出来形測定が複数回必要となるなど、面管理が非効率な工事(3次元出来形管理等の施工管理を、通常管理とすることが可)
(3) ICT建設機械による施工のみを実施する場合
・盛土の締固め管理を行う工事(ICT建設機械による施工のみで可)
4 適用年月日
令和4年4月1日以降に起工起案する工事から適用する。
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