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更新日:2024年9月12日
ツキノワグマによる人身被害を防ぐために |
自然豊かな長野県にはツキノワグマをはじめとする野生鳥獣が数多くが生息しています。
クマとの遭遇による人身被害を防止するため、山際の耕地や道路、森林内では以下のことに十分気を付けてください。
ツキノワグマとの遭遇を避ける
ツキノワグマの生態と特徴
※長野市作成(信州ツキノワグマ研究会協力)のパンフレットより引用 |
しかし、クマがエサ探しに夢中になっていたり、沢沿いで水音がうるさかったり、雨や風が強かったりして気配がわかりづらいような場合などに、バッタリ出会ってしまい、人身事故につながってしまうことがあります。
特に、親子連れのクマは子グマを守るため神経質になっています。
まず「クマに遭わないこと」が最善の防御手段です。
それでも出会ってしまったら・・・・・・
まず、あわてずに落ち着いて行動することが重要です。
遠くにいる場合…… 静かにその場から立ち去りましょう。 クマが先に人の存在に気付けば、ほとんどの場合クマの方から逃げていきます。 もしクマが人間の存在に気付いていない様子であれば、やさしく呼びかけながら手を振ったりするなどしてクマに人間の存在を知らせることも一つの方法です。 |
近くでバッタリ…… 背中を見せて逃げるのは禁物です。逃げる物を追いかけるのは、クマの本能です。 大声で叫んだり、石などを投げつけたりしてはいけません。攻撃されたと思ったクマが反撃に出る可能性があります。 ゆっくり後ずさりして離れましょう。 死んだふりは効きません。 木に登る?効果は疑問です。ツキノワグマは木登りが得意です。 |
襲ってきた…… クマが目の前で立ち上がった でも、すぐ襲ってくるわけではありません。ネコやイヌもそうですが、威嚇してくるのはクマ自身が怖がっている証拠です。クマもなんとか逃げようとしています。 可能なら、ゆっくり後ずさりして離れましょう。急な動きは、攻撃を誘う可能性があるので禁物です。 ★この距離は、市販のクマ撃退スプレーも有効です。 本当に襲いかかってきた 手持ちの道具(ナタや枝など)で、反撃して追い払いに成功した例もありますが、人間の急所である顔や喉、後頭部や腹などを守れる姿勢(地面に伏せて両手で首の後ろをガードするなど)をとるようにしてください。 |
■クマに出会った場合の正しい対処法啓発動画を公開しています
クマに出会ってしまった場合の正しい対処法、クマに出会った場合にとってはいけない危険な行動を紹介しています。
【視聴方法】
YouTubeにて視聴いただけます。(長野県ハンター養成学校の公式チャンネルにて公開しています。)
動画へのリンク(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
■関連情報
野生鳥獣の管理 ツキノワグマの目撃件数等の情報を掲載しています。
※ツキノワグマについてもっと詳しく知りたい方は(外部リンク)
NPO法人信州ツキノワグマ研究会(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
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