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更新日:2022年6月1日

信州スカイパークにおけるキャンピングカーの駐車場利用について

ご意見(2022年5月6日受付:Eメール)

県民ではないのですが、表記の件についてご回答いただきたく、問い合わせをさせていただきました。

先日2日間、信州スカイパークにキャンピングカーで訪れました。

初日は第4駐車場に午前7時頃到着、車内で公園に行く準備を整えていたところ、職員さんにキャンピングカーの壁を強く叩かれ、「滞在は禁止です」と言われました。
「公園を利用する間に駐車場に停めてはいけないのですか」と確認すると、「車中泊は禁止」という意味だと言われました。
駐車場の夜間利用はできないことについては公園HPで確認しており、その夜も別の場所に泊まる予定だったので、今朝来たこと、この日に泊まるつもりもないことを告げましたが、「車中泊は、警察に通報します。もう警告はしましたから」と一方的に話し、去っていかれました。

その後は子ども達とアスレチックで遊んだり自転車で公園を一周したりして公園内で過ごし、夕方4時頃予定していた近隣の入浴施設に移動し、許可を得た上で入浴施設の駐車場にて車中泊をしました。

翌日もアスレチックで遊ぼうと午前8時過ぎに前日と同じ場所に駐車しました。
しかし15分ほどしてから前日の職員さんが来て「昨日もずっといましたよね。車中泊禁止と言いましたが」と強く言われました。昨日は夕方に帰り、さっき来たところで、泊まっていないと説明したのですが「写真もありますよ、撮りましたから」と仰り、信じていただけませんでした。
話にならないので、入浴施設で車中泊した際の駐車許可証を見せたところ「苦情がきているから、注意しているだけ」と言って戻っていかれました。

その後に事務所でもう一度確認したところ、
・キャンピングカー(特に他県ナンバー)は停まっているだけでクレームが来る
・椅子を出したりする人もいて困る(うちは出していませんでした)
・昨日もクレームが来たから、キャンピングカーには注意しているというだけ
・今朝、停まっていた他のキャンピングカーにも注意した
(そのキャンピングカーはうちより後に来ており、迷惑行為はしていないと見受けられました)
ということでした。

今までキャンピングカーで各地の公園を訪れましたが、「駐車しているだけでクレームがくる」と言われ、このような対応を受けたのは初めてです。その日は、悲しい気持ちで帰路に着きました。

この件で、県としての方針を確認したく、こちらの制度を利用させて頂きました。

現在のところ、公園HPではキャンピングカーの利用は禁止されていません。しかしキャンピングカーが駐車されているだけで公園・利用者が不快ということならば、最初から
・キャンピングカーでの来園を禁止にする
・キャンピングカーが利用できる駐車場を限定する
等の対応をして頂き、周知を図っていたたければと思います。
「車中泊、迷惑行為が問題であってキャンピングカーで来園すること自体は構わない」
という方針ならば、単に駐車しているキャンピングカーに対して泊まったかどうかの事実確認もせず高圧的に警告をしたり、写真を撮って監視したりする対応は止めて頂きたいと思います。
また、利用者からのクレーム(「キャンピングカーの駐車をやめさせてほしい」という内容)に対しては
「キャンピングカーは迷惑行為がなければ駐車場を利用してよい」
ということを理解していただけるように、職員の方には説明して頂きたいです。

車中泊に関しては、職員の方が出勤後にキャンピングカーに対して注意をするという対処をしているようですが、それでは車中泊をしておきながら早い時間に出庫した車や、一般車での車中泊を見逃すことになる上、キャンピングカーのみが疑いを持って扱われるという問題があります。
車中泊禁止を徹底するのであれば、
・車中泊禁止の旨を分かりやすく掲示する(現在はHPに「夜間の利用や長時間の駐車はご遠慮ください」と書かれているだけで、駐車場に「車中泊禁止」の案内は見受けられませんでした)
・夜間利用できないように、チェーン等をつける
・車中泊をしている車両に対して、夜間に注意、警告する
等の対応を取っていただいた方が確実かと思います。

新型コロナの影響もあり、昨今におけるキャンピングカーの登録台数は急増しています。
新しい時代の流れとして対策を立てて、キャンピングカーと他の利用者が共存できる環境を整えることを、前向きに考えていただけないでしょうか。

信州スカイパーク自体はとても素晴らしい公園でした。
全ての人が楽しい気持ちで公園から帰れるように、ご検討、ご対応のほどよろしくお願い致します。

回答(2022年5月13日回答)

長野県建設部長の田中衛と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただきました、松本平広域公園におけるキャンピングカーの駐車場利用に関するご意見についてお答えいたします。

この度は、松本平広域公園にご来園いただいたにもかかわらず、不快な思いをさせてしまい大変申し訳ありませんでした。
また、松本平広域公園におけるキャンピングカーの駐車場利用等について、ご指摘とご提案をいただき、ありがとうございます。

本公園ではキャンピングカーの来園は禁止しておりませんが、治安やゴミ投棄、放置車両対策等の面から、車中泊を含めた夜間の駐車や長時間駐車については、車種を問わず全ての車両についてご遠慮いただいています。
今回、別の公園利用者の方から夜間駐車目的の来園ではないかとのご意見が寄せられたことから、確認のお声がけをさせていただきました。ご事情をしっかりと確認せず、一方的に注意を行ったことは誠に不適切な対応であったと考えており、不快な思いをさせてしまったことについて、改めてお詫び申し上げます。
この度のご意見を受け、公園における禁止行為について公園の管理を委託している指定管理者との情報共有を図るとともに、来園される皆様への丁寧な対応を職員に徹底しました。今後、同様の事例が発生しないよう努めてまいります。

また、ご提案のありましたチェーン等による駐車場の閉鎖は、本公園が広域防災拠点及び指定避難所であること等から難しいため、駐車場の利用ルールについて、様々な利用者が納得できるように整理し、現地への注意看板設置や周知放送の実施など、より分かりやすく効果的な周知方法を検討してまいります。

新型コロナウィルス蔓延の影響もあって、キャンピングカーを利用した来訪者も増加傾向にあるとお聞きしています。県としても、多様なニーズに対応した公園の利活用を進めており、松本平広域公園においても、昨年、一昨年と期間限定で公園広場をオートキャンプ場として活用するトライアルサウンディング調査(事業導入前の試行市場調査)を実施しました。今後、他の公園利用者の利便性に配慮しながら、キャンピングカーが利用できる区画の設置についても、指定管理者と連携しながら検討を進めてまいります。
今後も、誰もが気持ちよく、楽しく利用いただける都市公園になるよう努めてまいりますので、なにとぞご理解いただき、引き続き本公園をご利用いただければ幸いです。

以上、ご意見への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、都市・まちづくり課長高倉明子、担当:都市公園係または、松本建設事務所維持管理課長青柳孝博、担当:公園管理係までご連絡くださいますようお願い申し上げます。


【問合せ先:建設部/都市・まちづくり課/都市公園係/電話026-235-7296/メールtoshi-machi(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

【問合せ先:建設部/松本建設事務所/維持管理課公園管理係/電話0263-47-7800/メールmatsuken-ijikanri(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

 

(分野別:まち・みち・かわづくり)(月別:2022年5月)2022000122

 

お問い合わせ

企画振興部広報・共創推進課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

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