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更新日:2020年4月3日
松本地域振興局
農地整備課では、農業生産に必要な水資源や農地を確保し、農村環境の整備を図るため、農業農村整備事業(土地改良事業)を実施しています。
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松本管内農業農村整備事業(土地改良事業)
松本地方は古くから農業用施設が整備され、県内有数の農業地帯として発展してきました。昭和40年代から進められた国営・県営かんがい排水事業により、松本平・安曇野地域への農業用水が確保され、平坦水田地帯のほ場整備や畑地かんがい施設を中心とした整備が実施されてきました。
事業実施から40年余りが経過した今、施設の老朽化が進み維持管理への労力や経費が増大し農業生産性が低下してきました。そのため、かんがい排水施設の更新やより合理的な農業経営のための基盤整備を行っています。
農業農村整備事業は、第3期長野県食と農業農村振興計画を実現させるため、「夢に挑戦する農業、皆が暮らしたい農村」の構築を目指します。
梓川中流部に建設された東京電力奈川渡ダム及び水殿・稲核ダムの水を利用し、国営かんがい排水事業中信平地区で建設された施設を基幹として、県営事業により水田地帯の用水改良、ほ場整備を行うとともに、畑地帯の総合開発に取り組み畑地かんがい施設等が実施されています。また県営以外にも市町村が主体となり、事業を実施しています。
農業経営の合理化・省力化及び生産性向上のため、区画形質の改善、用排水路、農道などの基盤整備を実施し、優良農地の確保、土地利用の高度化及び担い手の育成を図ります。
農作物の輸送改善や農作業の効率化に加え農村生活の利便性向上のため、幹線農道から支線農道までの農道網を整備しています。
平地に比べ農業の生産条件等が不利な中山間地域の活性化を推進するため、農業生産基盤・農村生活環境基盤等の整備を総合的に行い、農業・農村活性化を図るとともに定住の促進、国土環境の保全に資することを目的としています。
危険が認められるため池や用排水路などを改修し、周辺農地や人家等への被害の未然防止します。
農業集落の家庭雑排水・し尿を処理し農村生活環境の向上と農業用水の水質保全及び農業用排水施設の機能維持を目的に実施します。
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