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更新日:2024年12月16日
上田保健福祉事務所
野良猫により糞尿被害や畑・家屋を荒らされる被害など様々な問題が発生してしまいます。しかし、現在の日本には犬と違って猫を捕獲するのに法的根拠がなく、野良猫が増えるままになり、被害の拡大が懸念されます。このような問題に対し、長野県では野良猫を不妊・去勢手術し、適正に管理することで猫によるトラブルを減らす「地域猫活動」を推奨しています。
地域における野良猫トラブルを解決するための仕組みづくりのことです。その地域にあった方法で、地域のルールに基づいて猫を適切に飼育管理し、不妊・去勢手術を徹底することで、猫をこれ以上増やさず、一代限りの生を全うさせることを目指します。このように地域で管理している飼い主のいない猫を「地域猫」と呼んでいます。
※従来は野良猫に餌をあげないように言われてきましたが、不妊・去勢手術の済んだ地域猫に適切に餌やりをおこなうことは、猫によるごみ漁り軽減など環境被害の改善につながります。
飼い猫は完全室内飼養に努めてください。屋外に出ると、感染症にかかったり、不慮の事故にあうなどし、最悪命にかかわります。飼い猫を屋外に出すことで、近隣へ糞尿被害などの環境被害を及ぼしていることがあります。
また、地域猫活動取組地域では、首輪や耳カットのない飼い猫が屋外に出ていると、未手術の野良猫と判別することができなくなってしまいます。やむを得ず屋外へ出す場合は、必ず不妊去勢手術をし、飼い主がわかるよう首輪・名札を付けてください。
「野良猫の繁殖制限事業」による補助を受けたい、「登録ボランティア」に登録したい、興味がある方は長野県動物愛護会上小支部事務局(上田保健所食品・生活衛生課内)(電話0268-25-7153)にお問い合わせください。
★毎年作成している会報では、長野県動物愛護会上小支部の取り組みについてまとめています。ぜひご覧ください。
令和5年度会報_長野県動物愛護会上小支部(PDF:1,569KB)
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