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更新日:2024年9月18日
下記動画をご覧ください。
「ILOVEUS」https://youtu.be/bcsEzsak71c(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
https://www.youtube.com/watch?v=VJVa2HvZdvg(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
令和6年9月11日阿智昼神観光局の取り組みがABN長野朝日放送にて放送されました。
令和6年7月10日令和6年度長野県ユニバーサルツーリズム実務人材養成講座の受講生を募集します。
令和6年4月1日「信州ユニバーサルツーリズム」を実際に体験していただきました。
長野県の自然豊かな山岳高原観光地を、年齢や障がいの有無に関わらず、誰もが安心して楽しめる「信州ユニバーサルツーリズム」を推進するため、ユニバーサルツーリズム推進 機器導入等補助事業の補助対象者を次のとおり募集します。
補助金の要綱や様式はこちら
観光庁では、バリアフリー対応や情報発信に積極的に取り組む姿勢のある観光施設を対象とした
「観光施設における心のバリアフリー認定制度」を創設。認定された観光施設には、観光庁が定める
認定マーク(右記)が交付されています。
詳しくは下記、または観光庁HPをご覧ください。
https://www.mlit.go.jp/kankocho/shisaku/sangyou/innovation_00001.html(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
県内の認定施設は、ファイルをご確認ください。(PDF:289KB)
(一社)諏訪観光協会(諏訪市) |
阿智村、昼神温泉では、ユニバーサルツーリズムの一環として、誰もが誰とでも楽しめる温泉郷を目指しています。阿智村観光局を中心に、村内外の個人や企業が、集まりプレミアムサポートというサービスを開始しました。そして、様々な取り組みが南信州へと広がり、「南信州おでかけチーム“ウィズ”」が立ち上がりました。
阿智村・昼神温泉において、ユニバーサルツーリズムに対する考えやサービスは高まり、その原点となった「リハビリ旅行」に着目し、旅行をはじめ出かける事が、障がいをもった方やお年寄りにどのような効果があるのか。
CMカット版として、YouTubeに公開されておりますので、ぜひ下記画像またはリンクからご覧ください!
https://www.youtube.com/watch?v=pO11L5p1c18&t=93s(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
YouTubeチャンネル「多様性バラエティー寺田家TV」さんに白馬・志賀高原にて、バイスキー等ウインターアクティビティ、「信州ユニバーサルツーリズム」に対応した宿泊施設など長野の冬を親子3世代で楽しみながら体験していただきました。
実際の様子は、ぜひ下記画像またはリンクから「多様性バラエティー寺田家TV」さんの動画をご覧ください。
https://youtu.be/c3jiK2XZd8Y?si=ZMRsGo6ykkbYcMzc(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
「多様性バラエティー寺田家TV」…生まれつき脳性まひで元お笑い芸人の寺田ユースケさんが妻・まゆみさんと一緒に創ったチャンネルで、現在約10万人のチャンネル登録者がいるインフルエンサーです。長野県を拠点とし、「寺田家に集まった仲間達と笑いを生み出していく多様性バラエティ」として活動するYouTubeのみならず、県内外で講演されるなどワイドに活躍されています。
「多様性バラエティー寺田家TV」チャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCI4yBwvm17eA6VzkrGi9ljw(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
長野県では、自然豊かなフィールド(山岳高原観光地)を、年齢や障がいの有無に関わらず、どなたでも安心して楽しんでいただける「信州ユニバーサルツーリズム(UT)」を推進しています。今回初めてフォーラムを開催し、専門人材・機器を活用した県内各地の取組の紹介やパネルディスカッションを行い、ユニバーサルツーリズムの可能性やこれからの観光のあり方を考えました。
フォーラムには、多くの皆様にリアルまたはWEBでご参加いただきまして誠にありがとうございました。
当日の模様は、下記、YouTubeのアーカイブ配信をご覧ください。
https://youtu.be/sInyEbg5DTY(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
当日発表される皆様の資料は以下のページからご覧いただくことができます。
https://www.shinshu-universal.com/(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
メードイン信州!砂利や草むらなどの荒れ地でも車いすの移動ができるけん引式の車いす補助装置=JINRIKIが特集されます。
番組の中では、中村正善社長のJINRIKI開発のきっかけや、今年6月と9月にウクライナ支援としてポーランドにわたりJINRIKIを寄贈した取組について紹介。また、県内の介護福祉施設での職員の皆さんの体験会の様子が放送されました。
https://www.abn-tv.co.jp/sugodikara/backnumber/2022-11-26/(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
「旅行のふつう」をテーマに、長野県を舞台にした1泊2日ツアーが2週連続で放送されます。車いすユーザーや目の見えない人たちとお笑いコンビ・エルフさんが、観光名所や絶景スポットを巡るとどんな課題やバリアが見えてくるのか徹底検証。
番組内では、ユニバーサル・サポートすわで取り組んでいるバリアを除くための工夫やサポートの様子が紹介されました。
https://www.nhk.jp/p/baribara/ts/8Q416M6Q79/(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
広大な自然を観光資源とする長野県でのお出かけは、子どもやベビーカーを使用する方、足腰の弱い高齢者や車いす利用者にとって大きな制約が伴います。豊かな自然や星空を観光資源とする阿智村・昼神温泉では、そういった人達にもお出かけを楽しんでもらいたいと様々な施設や場所で専門家などがサポートする「昼神☆プレミアムサポート」を活用することで、これまではあきらめていた場所にもお出かけすることができるようになってきています。
「誰もが誰とでも楽しめる地域を目指して」・・・。
昼神温泉だけに留まらず、南信州に広がりをみせているこの取組についてご紹介されました。
https://www.abn-tv.co.jp/1oshi/backnumber/hirugami_202211/(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
ユニバーサルツーリズム(UT)の先進地と言われる富士見高原リゾートは、特別支援学校等の学習旅行や障がい者家族等の受入を積極的に行っており、年間約5~6万人がユニバーサルフィールド体験をされています。
今回はその富士見高原リゾートでエクスカーションを開催し、観光関係者、福祉事業者、教育関係者など約20名が参加しました。普段車椅子を利用されている方3名も参加され、まずはパークモビリティ(天空カート)に乗って、標高差200m・距離1,500m、富士山の見える「創造の森・展望台」をめざし、色付き始めた森の中を時速3kmの緩やかなスピードで25分かけて登って行きます。
到着すると、絶景が待っていました!!
日本一の富士山に、標高第2位の南アルプス北岳、そして標高第3位の北アルプス奥穂高岳と180度の大パノラマが広がっていました。参加者も大喜び!!早速記念撮影タイムです!!
この日は、兵庫県淡路島から車椅子ユーザーの木村さんとそのお仲間3名で急遽参加してくださいました!!続いて創造の森周辺をJINRIKIを使って散策。参加者は交代で車椅子を押したり引いたりしながら、富士見高原の絶景ポイントに到着しました。
その後、施設に移動し、障がいの程度に応じた食事の見学や、具体的に特別支援学校と連携したプログラムの紹介や専門機器について説明会を行いました。
参加した方は、「信州ユニバーサルツーリズムすごい!!ぜひ淡路島に戻ったらユニバーサルツーリズムを広げたい。」「富士見高原リゾートはユニバーサルツーリズムのトップランナーと言える。専門機器を活用した多彩なプログラムや宿泊施設の対応など試行錯誤を重ねて努力してきたのがよく分かる。旅行を諦めている方にもぜひ紹介していきたい。」と話していました。
富士見町の小学1年生~6年生13人が、富士見高原リゾートでユニバーサルツーリズム(UT)体験をしました。
これは町内にある「こどもの未来をかんがえる会」が、「夏休み中の子どもたちに、町内の先進的な観光施設の取組を体験してほしい」と企画したものです。子どもたちは、広々とした高原で、HIPPOcampe(アウトドア用の車椅子)やJINRIKIの操作をしたり、電動カートやパラモーションといった専門機材の乗車体験をしたりと、UT体験を楽しんでいました。
参加した子どもたちからは、「専門機材を使うと少ない力で人を押すことができて便利。」「あまりUTが知られていないので、たくさんの人に知っていただき、誰でも専門機材が使える世界になってほしい。」といった感想が聞かれました。主催者は、「今後は養護学校等の子どもたちとの交流も実現できたら。」と話しています。
https://www.abn-tv.co.jp/ekimaru/backnumber/2022-07-16/(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
今回のゲストは温泉エッセイストでVISITJAPAN大使の山﨑まゆみさん。
山崎さんは、長年の「バリアフリー温泉」の取材や、ご自身も高齢のご両親と利用する当事者としての目線、「誰でもやさしい観光地すわ」になるためのヒントを全国の先進地の事例を交えてご紹介いただきました。
山形県天童市にある天童温泉でエリア全体で取り組まれている三世代の旅行にやさしい温泉を目指し改修されたユニバーサルデザインの取組や九州運輸局がスタートしたバリアフリー情報ネットワークなどについて、参加する宿泊施設関係者等に伝わるよう具体例を交えて丁寧に説明してくださいました。
会場には車椅子利用者や障がいをお持ちのご家族なども参加され、「障がいを持っている娘と旅行にいくとき、貸切風呂は1時間だと時間が足りない。お金はかかってもよいので、2時間枠を作ってもらったり、料金理表示もしたりを検討してほしい」という具体的な要望が挙がり、会場の宿泊関係者からは「すぐに表記を変えていきたい。」などのやり取りがありました。
山崎さんは、旅行者の皆様に情報発信をしていくことが大切。ぜひ諏訪の取組についてどのように情報発信をしていくのか、これから一緒に考えていきましょうと話していました。
~「誰にでも優しい観光地すわ」になるために~ハードもハートもバリアをパスできる街づくり・人づくりを街全体で考えるセミナーが諏訪市で開催されました。「ウィズコロナ時代、今こそユニバーサルツーリズムで諏訪へ」をテーマにユニバーサルツーリズムアドバイザーの渕山知弘氏が講演しました。
渕山さんは、諏訪地域の特徴として、「『ユニバーサルサポート・すわ』という組織があることで入浴介助サービスができるのは、非常に珍しい取り組み。地域の更なる連携で、足腰が不安なシニア世代の方や障がいをお持ちの方など、誰にでも選ばれる諏訪を目指してほしい。」と話していました。
講演の後には、アイマスク体験やJINRIKIの体験会が行われ、参加された観光関係者や福祉関係者の皆さんが、ペアになって実際にお客様への対応を学びました。
諏訪市でユニバーサルツーリズム推進セミナーが開催されました。諏訪エリアでは、観光庁の「地域の観光の磨き上げを通じた域内連携実証事業」に選定され、「足腰が不安なシニア層」に向けた「長い距離を歩かない観光」プログラムの実証を軸に、8月から電動カートの体験会等を実施してきました。
この日のセミナーには、宿泊施設の社長や支配人など観光関係者約30名が出席しました。参加者は、コロナ禍での観光の現状や、他地域のユニバーサルツーリズムの取組、諏訪エリアでの可能性など、各講師からの話を熱心に聞いていました。
一般社団法人諏訪観光協会では、諏訪市観光ガイドホームページに「ユニバーサルツーリズム」専用ページ(https://www.suwakanko.jp/sut/)を作成するなど、情報発信にも力を入れていく予定です。
主催者挨拶 |
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セミナー |
セミナー 「観光庁心のバリアフリー認定制度等について」 富士見高原リゾート(株)藤田然氏 |
平成30年度からユニバーサルツーリズムを進めている阿智☆昼神観光局で、旅館・ホテルの宿泊施設の方を対象にした研修会が行われました。
当日は、(有)わくわくの中山代表取締からの昼神☆プレミアムサポート(介護の専門家が旅行をサポートする取組)の事例紹介や、(株)JINRIKIの中村社長から「「阿智☆昼神」を世界一のバリアフリー観光地に」と題した基調講演がありました。会場には、昼神温泉の宿泊施設の関係者など約40名が集まり、メモを取りながら熱心に話を聞いたり、具体的に取組を進めるための疑問点について、講演者に直接質問したりしていました。
昼神☆プレミアムサポート紹介 |
基調講演「阿智☆昼神を、 |
阿智村・昼神温泉では、「旅行をあきらめない!」をテーマに、介護の専門家が旅行をサポートする「昼神☆プレミアムサポート」がスタートしました。
病気やケガなどで、体力や運動機能が低下して介護が必要になっても、旅行を楽しんでいただきたい。ご家族の負担を減らし、お1人様でも気軽に出かけられるお手伝いを専門家がサポートしています。
今回は、紅葉が見ごろを迎えている「ヘブンスそのはら」で、プレミアムサポートを活用した森林セラピーロード「いわなの森」ガイドツアーと森林ピクニックが行われました。
ヘブンスそのはらのロープウェイは、車椅子に乗ったまま、全長2,549m、標高差610mで約15分間の空中散歩を楽しむことができます。従業員の方も車椅子の対応に慣れていらっしゃり、皆さま、安心してロープウェイに乗車することができました。
当日は、9組13名の方が参加されました。お天気に恵まれ、秋晴れの下、赤や黄に色づいた森の中を、車椅子けん引器具「JINRIKI(じんりき)」を活用しながら、のんびりと散策を楽しんでいらっしゃいました。ヘブンスそのはらでは、車椅子やベビーカーの方でも安心して楽しめるユニバーサルデザインの遊歩道が整備されています。
参加者の方からは、「コロナになって病院と家の往復ばかり。外に出かけられて本当に嬉しい。」「この日が楽しみで3日間眠れなかった。思い切って出かけてよかった。」「サポート体制がしっかりしていて、こういう機会を作ってもらえてありがたい。」など喜びの声が聞かれました。
ユニバーサルツーリズム実践における諸課題を把握し、これを基に県内の特に山岳高原における楽しみ方、安全管理、専門人材との連携等による商品(コース、時間、料金、開催時期)造成をするとともに、モニターツアーを実施し検証結果をまとめる。
地域 |
時期 |
着地型観光素材・旅行商品集 |
造成事例 |
飯山 | ウィンター | 信州型ユニバーサルツーリズム豪雪の飯山で満喫スノーアクティビティ(PDF:461KB) | 資料1(PDF:1,275KB) |
信濃町 | グリーン | 車いすで水あそび。野尻湖縦断Hipposup(PDF:287KB) | ー |
戸隠 | グリーン | 車いすでいらっしゃい!デイキャンプ&どうぶつあふれるトレッキング(PDF:348KB) | |
戸隠 | グリーン | 戸隠の自然を巡る。車椅子で遊べるユニバーサルロゲイニング(PDF:223KB) | ー |
戸隠 | ウィンター | 車いすでいらっしゃい!戸隠スキー場デュアルスキーで楽しむ冬の絶景(PDF:1,611KB) | 資料3(PDF:1,664KB) |
戸隠 | ウィンター | 白銀の戸隠奥社参道杉並木を満喫(PDF:268KB) | ー |
白馬 | グリーン | 岩岳でワイワイ♪デコボコもへっちゃら!ヒッポに乗って秋のネズコの森散策ツアー(PDF:260KB) | 資料4(PDF:1,496KB) |
白馬 | グリーン | 天空のお花畑と大自然の絶景へ~いざ白馬五竜・雲上の楽園を散策~(PDF:250KB) | 資料5(PDF:987KB) |
茅野市 | グリーン | 雲の上で空と一緒に高原さんぽ(PDF:238KB) | 資料6(PDF:6,122KB) |
富士見 | 通年 | 富士見高原のユニバーサルツーリズム視察研修(PDF:306KB) | 資料7(PDF:5,483KB) |
阿智 | 通年 | 日本一の星空浪合パークで楽しむ☆ミ星空観賞会(PDF:319KB) | 資料8(PDF:903KB) |
阿智 | 通年 | 天空の楽園Ⓡヘブンスそのはら(PDF:232KB) | 資料9(PDF:327KB) |
山ノ内町 | グリーン | 山ノ内町を満喫!Hippoキャンプで巡る秋の旬・紅葉ツアー(PDF:336KB) | ー |
総括説明 | ー | モデルルート造成報告~地域事例から学び、推進するために~ | 資料10(PDF:13,911KB) |
長野県では、自然豊かなフィールド(山岳高原観光地)を、障がいの有無に関わらずどなたでも楽しむことができる環境を整備するため、信州大学と共同でユニバーサルツーリズムの専門人材を育成しています。今年度も養成講座を開講し、その受講生を募集します。
山岳観光資源を活用したユニバーサルツアーに関わる旅行商品の企画や観光事業者へのアドバイス、観光事業者と利用者のコーディネートを行うための専門的知識・技術を身につけます。
多様な子どもたちが参加する「インクルーシブ野外教育プログラム」の企画立案や、個々の特性にあわせた指導をするための専門的な知識・理論的な実践方法を身につけます。
学校関係者とIAIとの間のコーディネートに対応する技術を身につけます。
令和6年7月から令和7年3月まで(開講式:令和6年7月27日(土曜日)午前 信州大学松本キャンパス(予定))
下記のリンクおよび二次元バーコードより申込内容を入力の上、期限までに送信してください。
※ 受講者の決定は、(2)受講理由、(3)修了後の構想の記述内容をもとに選考を行います。
【UFC講座】 【IAI講座】 【IAC講座】
申込締切令和6年7月21日(日曜日)18時まで
詳細については、以下の要項をご覧ください。
人材養成講座のプログラムの1つである「スノーカート」「チェアスキー」の取り扱い・ライセンス講習を2月25日(木曜日)、26日(金曜日)の2日間、戸隠スキー場(長野市)で実施しました。
当日はインクルーシブ野外活動指導員養成講座を受講している志賀高原スキー場のインストラクターや戸隠スキー場の観光関係者など5名が参加しました。
参加者は、講師から機材の取扱の説明を受けてから、さっそく2人1組になり、リフトの乗降の仕方や実際に機材を操作しながらのトレーニングを行いました。
参加された方は、利用者が安全に滑走できるようバックアップの取り方やペアになった相手に声掛けをしながら指導技術を習得していました。
その後実施された検定試験では、この日受講した5名全員が合格となりました。
【スノーカート:着座式ハンドルスキー】 上半身が安定し、片方の腕が動けば単独でスキーを楽しむ ことができ、専用ハンドルで緩斜面を自由自在に滑ること ができます。長野県では、松本盲学校や須坂支援学校など でのスキー学習に採用されました。 |
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【チェアスキー:着座式自走スキー】 より上半身が安定し、ストック(アウトリガー)を効果的 に使うことができれば単独でスキーを楽しむことが できます。 |
人材養成講座のプログラムの1つ、アウトドア用車いすヒッポキャンプ(HIPPOampe)の運用講習を信濃町の野尻湖周辺で実施しました。
この日はユニバーサル実務人材養成講座の受講生と信州大学の学生が参加し、取り扱い方から始まり、組み立て方、操作方法や、水上講習(水に入っての注意点や車いすへの乗せ方やおろし方)、山岳講習(険しい山道での操作の仕方、安全確保の方法)などについてチーム毎に実践しました。皆さん、一つ一つの操作や動きを確認しながら熱心に取り組んでいました。
最後に専門機材取り扱い実技試験が行われ、全員が「合格」となりました。
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アウトドア用車いす(HIPPOcampe)
水陸両用のアウトドア用車いすHIPPOcampe(ヒッポキャンプ)は、自立歩行が難しい児童・生徒が、学校の仲間たちと共に取り組む野外学習で活用されています。これまでの野外学習のように別行動や、お留守番をすることなく、多様な児童・生徒が共に楽しみ、コミュニケーション能力を高めながら多様性を認め合い、共生について学ぶインクルーシブ野外教育に効果的な機材です。
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今年度、長野県では多くの学校関係者に「信州ユニバーサルツーリズム(UT)」の取組を知っていただくため、特別支援学校及び小中学校(県内の一部地域)の校長会や教頭会等で、信州UTの事業概要の説明を行い、各校に実態調査のアンケートにご協力いただきました。
このうち、実施希望のあった学校と一緒に、野外学習の支援を行う(インクルーシブ野外活動体験)学習旅行実証事業を進めています。
岡谷市のやまびこスケートの森アイスアリーナでスケート教室に参加したのは、安曇野市立堀金小学校の2年生です。
2年2組の猿田逞人さんは、肢体不自由で普段は、車椅子を使っています。スケート教室は、本事業がなければお休みしていたそうで、氷の上もスケートも、初めての体験。体験前には「嬉しくてワクワクする気持ちと大丈夫かな?という不安の気持ちと半分半分。」と話していた逞人さん。
その日指導にあたったのは、県のユニバーサルツーリズム実務人材養成講座の修了生で、自身も脊髄損傷により右半身に障がいを持っている信州大学4年の稲垣悠二郎さんです。「自分も小学校3年生の時に障がいがあって行事に参加できず孤独感があったので、逞人くんには皆と同じ環境でみんなと同じように楽しめることを体験してほしい。」と指導員として参加してくれました。
稲垣さんは、パラアイスホッケーの選手でもあり、この日はパラアイスホッケーの道具を持ち込んでの体験となりました。
稲垣指導員の指導を受けて、何度も転びながらも熱心に練習をしていた逞人さん。最後には、とても上手に滑れるようになりました。
するとクラスのお友達からは「ぼくも逞人くんのスケートやってみたい!!」という声が挙がりました。逞人くんは、「楽しかった!!みんなと一緒で嬉しい!!」と満面の笑みで話してくれました。
2年2組の担任の横山文香先生は、「逞人さんも皆と一緒でうれしそうで、本人もとても楽しんでいて、こういった県や信州大学のインクルーシブ学習事業で対応してもらえて本当によかった。」と話していました。
白馬八方エリアを訪れたのは、安曇野市三郷中学校の1年生約160名。
八方池までの登山グループと自然観察グループに分かれ、学習旅行を実施し、このうち自然観察グループに参加した10名が「信州ユニバーサルツーリズム」を体験しました。
車椅子を利用しているの中田琢磨さんは、4人の男子生徒とグループを組み、高山植物の自然観察を行いました。ガタガタした道を車いすで進むのは大変なため、JINRIKIというけん引式車椅子補助装置を活用。4人が交代で前からけん引したり、後ろから押したりと、琢磨さんと一緒に標高1,400mの兎平周辺を散策しました。
生徒たちからは「結構揺れるけれど大丈夫?」「車椅子から景色は見られる?」と琢磨さんを気遣う声掛けの様子が見られました。活動後、琢磨さんからは「今日はみんなに協力してもらって嬉しかったなぁ~。」との感想が聞かれました。
車椅子をけん引した一人、斎藤さんは、「結構大変だったが、勉強になった。学校生活でも、これからは琢磨くんを手伝っていきたい。」と話してくれました。
また、生徒達の様子をご覧になっていた先生方は、「非常によい経験になってよかった。もっとこういう経験を積んでほしい。」「これからもアウトドア用車椅子を利用して自然の中に入っていかれたら非常にありがたい。」とおっしゃっていました。
昨年に続き「旅行会社招へい事業」の第2弾。今年は阿智村の昼神温泉及び諏訪地域を舞台にファムトリップを実施しました。
【ご参加いただいた旅行会社様】
(株)JTB総合研究所、近畿日本ツーリスト、(株)日本旅行、(株)阪急交通社、おはようトラベル(株)
<ヘブンスそのはら(阿智村)>https://mt-heavens.com/summer/activity/boardwalk/(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
ヘブンスそのはらは、誰でも利用できるようにと施設内各所をユニバーサルデザイン化。
年齢や性別、障がいの有無などに関わらず車椅子やベビーカーでも楽しめる天空の散歩道にリニューアル。
駐車場から車椅子や電動カートのまま、乗車し、ロープウェイ駅まで行くことができます。お手洗いもユニバーサルトイレになっています。
山頂駅に到着すると、専門機器=JINRIKI(けん引式車椅子補助装置)が登場。開発者の中村社長が装着の仕方を説明。実際に旅行会社の皆様はJINRIKIを装着すると、車椅子でも安心のユニバーサルデザイン遊歩道を使って森林セラピーを体験。阿智村の絶景を車椅子で堪能しました。
<浪合パーク(阿智村)>https://namiai-park.com/(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
阿智村と言えば日本一の星空。阿智村内にある標高1,200mの星空の聖地=浪合パーク。豊かな自然が残り、空気が澄んだ地だからこそ観える美しい星空。
さらに浪合パークは、ユニバーサルデザイン遊歩道になっているので、車椅子のままの移動も楽々。夜にはランタンの貸出もあり、足元を明るく照らします。
おススメは、星空観察会。天体望遠鏡を使っての星空観測方法を学ぶ講座&観測会を2コースご用意。未経験者から初心者、上級者まで、コースごとに講師が丁寧に観測方法を教えてくれます。
この日は天気に恵まれ、天の川や流れ星をバッチリ見ることができました!!
<原田泰治美術館(諏訪市)>https://www.taizi-artmuseum.jp/(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
画家の原田泰治氏が長年にわたって制作した作品を、彼の生まれ故郷である諏訪市にぜひ残したいという想いから、諏訪市が建設した美術館。館内は随所にユニバーサルデザインが取り入れられており、車椅子用トイレやスロープ、触れることのできる作品など、誰にでもやさしい美術館です。
<ホテル紅や(諏訪市)>https://hotel-beniya.co.jp/(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
体と心に優しいバリアフリー対応の旅館=ホテル紅や。足の悪い方やご高齢の方をはじめより多くの方に安心してご利用いただける「体と心に優しい旅館」を目指しし、バリアフリーに積極的に取り組んでいます。
<双泉の宿朱白(諏訪市)>https://www.suhaku.co.jp/(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
双泉の宿朱白は、諏訪地域でいち早くユニバーサル対応ルームを作るなど、ユニバーサルツーリズムに力を入れています。
https://tabicoffret.com/article/79744/index.html
「信州ユニバーサルツーリズム」の推進・取組により、長野県では、県内各地に「ユニバーサルツーリズム」モデルコースの造成や専門人材の育成が進んできました。
今回は、そのモデルコースを中心として、実際に「信州型ユニバーサルツーリズム」を旅行会社の皆さんに体験していただき、旅行の商品化や旅行者の皆様へPRしていただこうと、戸隠高原(長野市)及び白馬岩岳・白馬五竜(白馬村)にお越しいただきました。
【ご参加いただいた旅行会社様】
(株)JTB、近畿日本ツーリスト(株)、(株)日本旅行、(株)阪急交通社、おはようトラベル(株)
<戸隠高原観光協会(長野市)>https://togakushi-21.jp/universal/
戸隠観光協会では、車椅子利用者や何らかのお手伝いが必要な方、すべての方々が安心して訪れることができる観光地を目指して、ユニバーサルツーリズムデスクを開設しています。
サポートデスクでは、レバードライブで自らハンドルとブレーキを操作できるマウンテントライクや介助者が操作を行うMTプッシュといったアウトドア用車いすやJINRIKIの貸し出しも行っており、車いす利用やお手伝いが必要な方も安心して観光地を楽しめるサポートを実施しています。
また、専門人材である「ユニバーサルフィールドコンシェルジュ」が6名所属されていて、障がい者や高齢者などの旅行相談に対応しています。
その中のおひとり田村達彦さんは、ご自身も車いす利用者であり「今まであきらめていた事が可能になる。世界中の車いすの方をお迎えできるようにしたい。養護学校や一般学級の障がいのある子どもたちにもぜひ訪れてほしい」と話しています。
マウンテントライク |
MTプッシュ |
JINRIKI |
車いす使用方法をレクチャーする、ユニバーサルフィールドコンシェルジュの田村さん(左)と村田さん(右) |
戸隠高原観光協会では、車椅子での観光やお泊まりのお手伝いができる宿泊施設,飲食店についてHP(https://togakushi-21.jp/universal_facility/)で紹介しています。
旅行会社の方は、「障がいをサポートする機能を持った機材があれば、今まであきらめていた方々も旅行をご堪能いただける。ぜひ会社に戻ったら旅行者の方にPRしていきたい。」と話していました。
ユニバーサル対応の |
戸隠牧場 |
ユニバーサル仕様のバンガロー |
<白馬エリア:白馬岩岳ねずこの森自然探勝路>https://iwatake-mountain-resort.com/green/trekking
白馬岩岳では、アウトドア用車いすを活用し、ねずこの森で五感で自然を感じながらの散策ツアーを体験いただきました。「ネズコの親子」や「うまブナ」など、森の中には個性的な木々が点在し見どころがたくさん!営業期間中、毎日開催しているウォーキングガイドツアーでは、「ねずこの森」を知り尽くした現地スタッフが森をご案内。ガイド無しでは体験できない様々な魅力を余すところなくご紹介していただけます。
HIPPOcampe(ヒッポキャンプ) |
JINRIKI |
白馬三山(白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳)を正面に見据え、南北に広がる北アルプスを一望できる絶景テラスが魅力の「HAKUBAMOUNTAINHARBOR」(ハクバマウンテンハーバー)。毎年10月頃には、名物の北アルプス「三段紅葉」が楽しめます。三段紅葉とは、「山頂の冠雪」と「山の中腹の紅葉」、そして「麓の樹木の緑」が織りなす白馬三山の美しいグラデーション。標高差2,200mを一望できる日本でも数少ない絶景ポイントのひとつです。その他のシーズンにおいても、四季折々の北アルプスの絶景をテラスでゆったりと寛ぎながらお楽しみいただけます。
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ユニバーサルフィールドコンシェルジュの白馬観光開発(株)の千國さん(前)と北條さん(後) |
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<白馬エリア:白馬五竜白馬五竜高山植物園>https://www.hakubaescal.com/shokubutsuen/gondola/trail/
白馬五竜高山植物園では、車いすの貸し出しから案内、エレベーターの設置などバリアフリーの取り組みを行っており、車いすで園内を楽しむことが出来ます。また、国内に1台しかない「トレイルライダー」を使用し、園内をめぐるツアーも実施しています。車いすの取り扱いは、全社員が研修を受けており対応が可能です。
トレイルライダー |
幅60cm以内の車いすで |
ゲストもトレイルライダーも |
白馬五竜高山植物園は、本来標高2,000m以上でないと見ることができない高山植物を手軽に見ることが可能。より自然に近い形でみることができ、山に登らずとも山の雰囲気が感じられる植物園です。トレイルライダーに乗ることにより、お花との距離が近くなります。トレイルライダーを操作しているスタッフが、ガイドも兼ねておりますので、より詳しくお花を知ることができます。
ユニバーサルフィールドコンシェルジュの(株)五竜の渡邊さん(前)と河合さん(後) |
(参考)車いすで自然の中へ!(PDF:2,192KB)
長野県大阪観光情報センターが作成しているパンフレットです。
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