地域コミュニティのこれから

地域コミュニティのこれから第1段

前例踏襲への問い
前例踏襲でやってきた地域活動の必要性を立ち止まって見直す機会になっている。

コミュニケーションが生まれるきっかけに気づく
慣例的な集まりが無くなり、楽になった一方で、そうしたコミュニケーションの場が深い人付き合いを生んでいたことに気付いた。

移住者の孤独
コロナによって若者や移住者が増えているが、地域とのコミュニケーションがうまく取れず、孤独を感じている人もいる。

画一的な行政サービス
地域の助け合いは普段以上に緊急時にその真価が発揮されるが画一的な行政サービスが代行するようになり、取りこぼしが起きている。

「地域コミュニティ」のありかたを考えていく。これからの地域の「再定義の状況」をどう迎えるか。

地域の共通言語や駄菓子屋・フリーマーケットなどの人が集まる場のような「交流を生む装置」。住民同士を繋ぐ「通訳者」。これらを地域内で溢れさせる。

行政が画一的に管理する領域でもなく、私的な領域でもない、そこに住む「みんな」で支えていく領域を、いかにして住民の主体性によって再構築していけるかが問われている。

移住者、若者、高齢者などの多様な価値観が混在する中で、一人ひとりの違いを受け入れ認め合うことで、居心地のよいコミュニティをつくっていく。