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更新日:2022年4月27日
第1段階にご参加いただいた皆様にとりまとめていただいた、「福祉・子育てのこれから」です。
コミュニティの分断が加速、社会的孤立が顕在化
「自分がコロナに感染したら周りが大変なことになる」という意識から人との交流を控え、助けたい人を助けられない状況が生まれた。コミュニティの分断が加速し、もともとあった社会的孤立も顕在化した。
オンラインという新たな選択肢とIT格差
オンラインで会えない人とコミュニケーションがとれたり、新たな事業やサービスが提供できるなどのポジティブな変化があった。子どもの発達面ではマスクによるコミュニケーションの制限から悪影響も懸念されるが、オンラインで遠く離れた友人につながることができるなど、良い面もみられている。一方で、どうしてもITについていけない人との格差やそもそもオンラインツールを使いたくない人がいる等、個人の経験や価値観による生き方への多様な対応が求められている。
オフラインの重要性
体験学習などの経験や、その人が本当に必要としている支援を把握するためにはオフラインが必要である。
多様性を認め合い、誰一人として取り残さない、それぞれの自己実現ができる社会を目指していく「福祉・子育て」 へ。
コロナにより変化するスピードが増した社会の中で、個人を取り巻く環境はより複雑化が進んでいる。地域内の環境を観察し、異なる個人のあり方を知り合うこと。個別性、多様性を尊重し、積極的な環境整備、場づくりに関わっていく。
コロナ禍で、近所のお茶飲みや子育て支援センターでの交流など、情緒的な豊かさを支えていた日常でのつながりが薄れた。社会参加のツールであるオンラインサービスへのサポートをきっかけに、今後また訪れるであろう急激な変化のなかでも、個人の希望に沿ったつながり方を選択でき、社会参加できる仕組みを、協働により実現していく。
高齢者支援、障がい者支援、子育て支援等の専門性の上に、1人の人間として助け合う双方向の関係性を構築できれば、個人と社会の「しあわせ」の実現につながっていく。
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