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更新日:2022年4月27日
信州これから会議の第2段階にご参加いただいた皆様がとりまとめたメッセージ(総論)です。
わたしたちが暮らす「地域」や「社会」は、コロナ禍により急激に変化しています。
その変化により、見えていなかった分断が見えるようになりました。
わたしたちは、視野を広げ、重なりを意識し合い、
掌(て)にあるはずの物事を持ち寄って、対話することで、
文化や意味を紡ぎ、分断された地域社会を編み直していきたいと願います。
地域社会は、誰かにつくってもらうものではないはず。
わたしたち自身が、手を携えて、信州の「これから」を探求していきたいと思います。
多様性や包摂性に加え、公平性から、さまざまな「豊かさ」や「しあわせ」の尺度が混ざり合う社会をつくる。
それぞれが「しあわせ」を追い求め、自身の暮らし、人生を、自らの意志で選んでいける社会を実現していく。
急激な変化のある社会の中で、さまざまな価値観の相違が、結果的に多くの分断を生んでいる。多様性を認め合い、小さな挑戦や、失敗を含む試行錯誤が許容される「寛容でしなやかな」地域社会をつくっていく。
コミュニティを横断しセクターを越えて、つながる橋とそのつなぎ手が必要とされている。それぞれに「個」を尊重し合うことを立脚点に、多世代や地域内外をつなぎ、「これから」の地域を編み直していく。
今ある所属や地域の居場所、趣味や興味関心からコミュニティなど、ゆるやかなつながりや多くの所属を持てる社会をつくる。一人ひとりが関係性のなかで感じられる「しあわせ」を持って、地縁のコミュニティと互いに良い影響を与え合っていく。
違和感を声に上げ、対話し続けることを厭わない。対話と観察から、複雑に絡んだ関係性をほどき、編み直していくことを繰り返す。対話と実践の場の往復から、信頼と互恵の関係性を組み上げていく。
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