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更新日:2018年2月27日
<2番>
四方(よも)に聳(そび)ゆる山々は
御岳(おんたけ)乗鞍(のりくら)駒ケ岳(こまがたけ)
浅間は殊(こと)に活火山
いずれも国の鎮(しず)めなり
流れ淀(よど)まずゆく水は
北に犀(さい)川千曲(ちくま)川
南に木曽川天竜川
これまた国の固(かた)めなり
ぼくも知ってる山の名前があるよ。
わたしも川はすべて知ってるよ。
「鎮(しず)めなり」と「固(かた)めなり」ってどういう意味?
国が安定するようにおさえたり、国のはってんのきそになっているって意味よ。
長野県の周囲にそびえる山々は、御嶽山、乗鞍岳、駒ヶ岳など。
とくに浅間山は活動中の火山で、いずれも国が安定するようにおさえています。
とうとうと流れている川は、北に犀川と千曲川、
南に木曽川と天竜川があり、いずれも国の発展の基礎を固めています。
木曽の谷には真木(まき)茂り
諏訪(すわ)の湖(うみ)には魚多し
民のかせぎも豊かにて
五穀(ごこく)の実らぬ里やある
しかのみならず桑とりて
蚕飼(こがい)の業(わざ)の打ちひらけ
細きよすがも軽(かろ)からぬ
国の命を繋(つな)ぐなり
ユウくん、蚕(かいこ)って知ってる?
知らないな・・・
生糸(きいと)の原料になるまゆを作る昆虫で、桑の葉をえさにしてその幼虫を育てたんだって。
長野県では、蚕を育てる養蚕(ようさん)がとても盛んだったのよ。そして、まゆから生糸を作る製糸(せいし)工業がはってんしてたの。今では輸入される糸などの影響で、ほとんど養蚕が行われなくなってしまったけれどもね。
木曽谷にはヒノキが生いしげり、諏訪湖では魚が多くとれます。
県民の産業も豊かに発展し、県内どこでも穀物など農産物が豊かに収穫されます。
そればかりでなく、桑の葉をつみ取って育てる養蚕の技術が広がり、
一軒一軒の養蚕農家は小規模ながらも大事な仕事をしており、国の命運を支えているのです。
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